転生悪女の黒歴史・第41話のネタバレと感想｜LaLa6月号

「LaLa6月号」に掲載されている「転生悪女の黒歴史」第41話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

本の中に入ってしまったイザークを助けるために、飛び込んだイアナ。イザークやイアナの心の闇を見ることにはなりましたが、無事に本の外に出ることが出来ます。本から出てきたイザークとイアナを待ち受けるのはテラスの下に集まった大勢の民たちです。
第三の試練は<民への演説>。演説によって一番民の心を動かした者が聖者となります。つまり、ここでコノハが聖者になるのを防がないと、物語の流れを変えることは出来ません。イザークよりも先に民の前に立ったコノハは、素晴らしい演説と国家を歌い上げ民たちは歓声を上げます。
記憶が戻ってからコノハと距離を縮めたイアナ。ただでさえ情が移ってしまっている彼女ですが、不安そうなイザークの背を押しました。イザークの登場に、またもや歓声を上げる民たち。彼らを前にイザークは幼い頃からの話を始めます。
孤児として教皇に引き取られ、ずっと誰かに必要とされたいという思いを抱いていたイザーク。本来なら民の心の拠り所にならなければいけない聖者ですが、そんな自分の弱いところも受け入れて聖者として誰からも必要とされる人間になると語りました。
イザークの素晴らしい演説に、民たちは一際大きく声を上げます。どうやら心を動かすことには成功したようです。そして同じように心動かされたイアナは、戻ってきたイザークに抱き着きました。
演説が終わった後に2人の前に現れたのは、アクアと名乗る人物。シュヴァルツ・レ・シュヴァリエの一員です。実は彼が全てを操り、コノハを聖女にするための流れを仕掛けていました。怒るイザークですがいつか飽きていらないと民に捨てられるのなら、求心力のあるコノハに任せているほうが良いという甘言に息を呑みます。
すべてはシュヴァルツの思うがまま。あとは邪魔なイアナを殺すだけとアクアは剣を抜きますが、イザークの拳がアクアを吹っ飛ばしました。"現実に向き合えば、世界をつくっていける。"これまで現実を恨み続けてきたイザークとは思えない言葉です。
ですが、相手はシュヴァルツ。イアナは結界によりイザークから離されてしまいます。ですがもうイザークにとって、イアナは大切な存在です。彼女を助けるために踏み出した彼はイアナを腕の中に取り戻しますが、その背中には無数の剣が刺さっていて–––––––⁉

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ついに第三の試練が始まりました。イザークの演説もよかったですし、聖者はイザークとコノハどちらになるかわからない接戦です。
しかし、その前に現れたシュヴァルツ。彼？はどうしてもイアナを排除したいようですね。ですが、イザークはこれまでのイザークと違います。イアナと過ごす中で自分の価値とかどう生きるかについてしっかり考えました。もうシュヴァルツの甘言に惑わされることはありません。
イザーク、負けないで！