インザハウス・第9話のネタバレと感想 | ハツキス20号

ハツキス20号に掲載されている「インザハウス」最新9話のネタバレと感想をまとめました。 ナガイに不信感を募らせる啓太です・・・。

 

インザハウス・最新9話のネタバレ

家の前で、啓太と花澄がサッカーの練習をしています。 明日からサッカークラブの練習が始まる啓太はやる気満々です。 一方、啓太の練習に付き合わされている花澄は、啓太にシュートを決められてばかりでつまらなそうです。

 

そんな中、啓太は勢い余って転んでしまいます。 痛ぇー！右ひざを擦りむいて血が出ています。 お兄ちゃん、大変！

花澄は啓太のケガを見て昔を思い出します。 ・・・こういう時、おばあちゃんはアロエを塗ってくれたよね。しんみりと言う花澄。 なに泣いてんだよ、と啓太。 泣いてない！・・・もう泣かないもん、と花澄は言います。 花澄は、ナガイも松藤も優しいし今の家も好きだと言います。 何より、橙子が前よりもニコニコしているからと。 啓太はそれを聞いてハっとします。

 

その時ナガイが二人を呼びに来ました。 怪我をしている啓太を見て、ナガイは橙子を呼びに家に戻ります。その後ろ姿をじっと見つめる啓太。 橙子は救急箱を持ってやってきました。 啓太、大丈夫？ちょっと見せて・・・ 橙子が手を差し出したとき、啓太はそれを勢いよく払いのけました。 触んなよ！！ 橙子はショックをうけ、何も言えません。

 

そんな橙子に、ナガイが花澄と家に戻っていてと声を掛けます。 大丈夫、僕にまかせて、と。 なかなか手当てに応じない啓太にナガイは そのままにすると膿んで腐って右足ごと切断することになる、と子供だましの嘘をついて啓太を手当てに応じさせます。

ナガイに手当てされながら、啓太はウチを壊そうとしてるのかと問いただします。 初めて会ったとき、ナガイは家族などいなくても生きていける、そう言っていました。 オレの家からお母さんを奪おうとしているのか。

 

ナガイは答えます。 この世で一番嫌いなのは“血”という言葉だと。 本当に生きていくのに必要なのは外側の繋がり、それは自分で積み上げていくもので、血の繋がりなんて邪魔でしかない。 そう言って手当てを終えたナガイは家に入っていきました。

 

その夜、啓太をサッカークラブに誘った由惟から電話がきます。由惟は明日の練習を休むそうです。 クラブの初日に誰も知り合いがいないなんてっ、とうろたえる啓太。 橙子がついて行こうか？と聞いても、来ないでとつっぱねる啓太です。

 

翌日サッカークラブに参加している啓太。 その様子を橙子とナガイがこっそり見に来ています。 もっと近くで見ようというナガイに、啓太に来ないでと言われた橙子は断ります。 私は啓太に嫌われてると。

前から子供たちは祖父母にべったりで、私だってこんなに愛しているのに、いつの間にか後ろの方に追いやられてしまった。 橙子は不満を口にします。

 

そんな中、橙子は啓太の動きが変なことに気づきます。右足をかばっている様子に、昨日足を痛めたのではないかと橙子は心配になります。 するとボールを追いかけて啓太が転んでしまいます。

 

啓太！ それを見た橙子は練習場に飛び出してしまします。 ・・・すみません、うちの子、あの、ケガをしていて・・・ 突然現れた啓太の母親に、チームメイトたちからくすくすと笑い声が聞こえます。 なんかマザコンぽくない？そんな声も聞こえてきて、啓太は真っ赤になってしまいます。 そんな様子に橙子も、やってしまった・・・と何も言えなくなってしまいます。 すると啓太が叫びます。 うるせぇな！お母さんのこと好きで悪いかよ！ それを聞いてチームメイトたちも慌てて謝ります。

練習は再開され、橙子は啓太の傷の手当てをします。 そして啓太は自分の気持ちを橙子に伝えるのです・・・！

 

 

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インザハウス・最新9話の感想

前回に引き続き、今回も啓太くんががんばった回でした。 お母さんというのは、子供が産まれて初めて母親になります。子供が1歳ならお母さんも1歳なのです。祖父母の影響もあり、母親として成長していく過程をたくさん与えられなかった、または自ら逃げてしまうことも多かった橙子さんは、お母さんとしての年齢は、啓太くんの方が年上のお兄さんになってしまっているのですよね。

でも大丈夫！いつからでも成長していける。そう思わせてくれる回でした。 次回はナガイくんの本心が知りたい！今から楽しみですね！