11年後、私たちは・第20話のネタバレと感想

「comico」に掲載されている「11年後、私たちは」第20話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

11年後、私たちは・第20話のネタバレ

萩原が目の前にいる状況に戸惑っていると、よだれがついてると言われてしまいます。 つい寝てしまったのだと答える千鶴に、今日の仕事は終わろうと荻野は優しく微笑みました。

その場を離れて1人になった萩原は、千鶴がよだれを垂らしていても可愛く思えるほど惚れてしまっている自分にあきれていました。

 

帰路に着いた2人。 萩野は千鶴を食事に誘います。しかし千鶴は断りました。 そんな千鶴の手をさっと握り、再び誘う荻野。

手を離してくださいと言われ萩野もとっさに我に返りました。 友達同士でも手を繋ぐクセがあるのだとウソをつく萩野。

千鶴は冷たくあしらいますが顔を赤らめとても照れているようでした。

 

千鶴は結局、食事をすることになり、屋台に入る2人。 友達の義理で来たのだという千鶴に対して、友達なら課長という呼び方を変えようと提案します。

下の名前で呼んでほしいとリクエストしますが、千鶴はまだほかの男性に心を許すことができずにいました。

お酒が進んできたとき、もう元彼のことは吹っ切れたのかと尋ねてきた荻野。 考えないようにしていると答えた千鶴に対して、萩野は溜め込んでいるものを全部吐き出してしまってもいいのではないかと言います。

そして俺に吐き出してもいいと優しく言われた千鶴は、見ないようにしていた辛く悲しい気持ちが込み上げてきて、涙が溢れてくるのでした。

 

優から結婚する気がないと言われた結衣。

帰宅するなり母親から、早く就職しろと言われていました。さらには、学費を払うのが大変だし、下の子供もいるのだから、お金を稼いで自分を楽させてほしいと言うのです。

お金の話にうんざりした結衣は、うるさいと突き放しますが、母親は結衣のために使ったお金を働いて返せと怒鳴るのでした。

結衣は自分の家庭環境に嫌気がさしていました。 何もしてくれないくせにお金ばかりせびってくる母親から逃げたくて、両親は幸せな結婚生活を送っていると優に嘘をついてしまったようです。

実際、父親は事業に失敗し借金にまみれて、母親はそんな生活に疲れ、結衣にすがるばかりだったようです。

 

千鶴は自分の過去を思い出しながら、絶対に優と結婚するのだと心に決めていたのでした。

 

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11年後、私たちは・第20話の感想

結衣にもそんな事情があったなんて、今まで散々悪くいってごめんなさいという気持ちでいっぱいになりました。

どんな家庭の事業があっても、好きな相手の想いを踏みにじるようなことはしてはいけないと思いますが、それでも結衣も苦労人だったのですね。あの家庭から離れることができるように応援してあげたいです。

千鶴と萩野のほうは、なんかとても良い感じですね。恋のような雰囲気とはまではいかないですが、千鶴の心に空いた穴を埋めてくれるのは、紛れもなく萩野の存在だと思います。萩野の心遣いがネット情報をもとにしたものではなく、萩野の自身から溢れ出たものだと良いのですが（笑）