漫画コラム

クソムシによる思春期の絶望「惡の華」の感想とあらすじ

惡の華

でたぁあ~!!
今回はあの話題作『惡の華』のあらすじと感想を語っていきたいと思います。

惡の華は講談社の『別冊少年マガジン』にて2009年~2014年まで掲載され、単行本は全11巻。
宝島社の『このマンガがすごい!!2011年』男編では10位にランクインしました。

え?今更?と思うかもしれませんが、
そう、私今日までこの話題作を1ページも読んでませんでした;;

『惡の華』はずっと前から名前だけ知ってたんですよね。
当時大学生だった私に、高校生だった妹が、
「ねぇ~すんごい気持ち悪いアニメあるんだよ~!見る~??」って教えてくれたのがこの『惡の華』でした。

そう、アニメ化してるんです。しかもクオリティがヤバいとうことで有名。
アニメ見た感想は「げ!!マジ気持ちワリぃ!!なんだこの主題歌!!」って思っちゃって、マンガの方は全く読んでいませんでした。

しかし最近「血の轍」にハマり、「ハピネス」に続き「ぼくは麻理のなか」と、押見修造先生の作品にドハマり。
ついに惡の華を購入し、読んでみることにしました。

ということで、私のようにまだ惡の華を読んだことのない、
ちょっと出遅れてしまっている人たち(失礼)へ向けて、あらすじと感想をまとめていきたいと思います。




惡の華のあらすじ

惡の華は主人公・春日高男と周囲の人物の思春期の葛藤・絶望を描いた作品。
中学編と高校編に分かれるのでそれぞれあらすじを分けました。

【中学編】
主人公はボードレール著『惡の華』が好きな文学少年の春日高男。内向的で壁を作るタイプなうえにキョドってることが多いです。いわゆる陰キャラ。
そんな春日ですが、思いを寄せているクラスの美少女・佐伯奈々子の体操着をついつい盗んでしまいます。

その一部始終を見ていたクラスの隠れた問題児・仲村佐和は、
「体操着盗んだことをバラされたくなかったら私と契約しろ」と春日に無茶苦茶な欲求をしだします。

裏で仲村に翻弄されつつも、なんやかんやで春日は佐伯と付き合うことに。
そんな経験の中から自分の中にあった虚無感や自己矛盾と対峙するようになり、仲村への好意があることに気が付く春日。

次第に春日は仲村の考えやが求めるものに傾向していき、ついに仲村と犯罪行為にまで手を出してしまいます。

【高校編】
7巻から高校編が始まります。
自身の犯罪により家族とはギクシャクし、仲村や佐伯とも離れ離れになってしまったまま高校生活を送る春日。

そんなある日、ふと立ち寄った古本屋で、かつての春日の好きだったボードレール著『惡の華』を手に取る美少女のクラスメイト・常盤文と遭遇。
それがきっかけで、親交を深めていく春日と常盤ですが、春日はかつて好意を寄せていた仲村の影を常盤に重ねていました。

 

惡の華の感想

惡の華ですが、自分の根底にある何かをひたすらえぐりまくってくる漫画です。

思春期特有の葛藤が本当に細かく描かれています。押見先生、流石です。

まず主人公の春日。
『ボードレールの「惡の華」を読んでいる僕って、周りとは違うんだ。』という、
陰キャラながら内心で優越感に浸っているなかなかイタイ奴。

でも思春期の頃って少なからずみんなそんな感じだったと思うんです。
そうやって人とは違うことをしてアイデンティティを探っていくのかなと。

そんな春日君ですが、体操着盗んだり、好意のある佐伯さんを前に挙動不審になったり
最初はただのザ・思春期で可愛い感じ。
しかし、ドSの仲村さんに翻弄されてくにつれて、自分との葛藤と向き合い徐々に心境が変化していきます。

仲村さんがどんな子かというと、終始キャラがぶっ飛んでていい味出してます。

『クソムシ』はもうこのマンガを象徴する言葉になりましたね。
仲村さんから見たら、自分以外のもの全部が「クソムシ」だったわけですね。

しかし春日が体操着を盗む場面を目撃し、春日は自分と同類だということを確信。

早速、春日を翻弄しダークサイドに引きずり降ろします笑
春日を罵りまくる仲村さんと、罵られて段々と恍惚の表情を浮かべるようになってくる春日。ここら辺はもうギャグです。

そんなずっとドSで奇行を繰り返す仲村さんですが、弱々しい一面を見せるシーンがあります。
そこは仲村の抱えている闇の深さが見えて、なんだかグッときてしまいます。

そして、この物語のヒロイン的な役割でもあるクラスメイトの美少女・佐伯さん。
最初は唯一まとも?常識人?と思いましたが、佐伯も佐伯でこの2人に関わったせいでどんどんこじらせてます。
というか、優等生を取り繕って良い子ちゃんやってきたけれど、一体本当の自分はごれなのかわからなくなってくるって感じです。こういうタイプって結構いませんでした?リアルだなぁ~。

中学編では、この3人がどんどん自分の中の葛藤や挫折、絶望と対峙していき、
答えを見出すために思春期を駆け抜けようとしているところが見どころ。

7巻から高校編になるのですが、中学編と雰囲気が一変し流れが静かです。
春日は高校生になり、常盤さんというまぁ~~いい子過ぎるデキた彼女を持ち、
自分の過去や仲村さんに向き合うという流れになっています。

それにしてもなんで春日って佐伯と言い、常盤といい陰キャラのクセにクラスで一番の美少女と付き合うことが出来るのでしょうか。
春日のちょっと陰のあるこじらせた感じに魅かれるんですかね。謎。

ということで話題作『惡の華』の感想でした。

「思春期特有の心に潜むドロドロ感が好き」「自分!今まさに思春期です!」という方、
単純にちょっとおもしろそうと思った方は読んでみてくださいね!!

また、アニメもマンガとは雰囲気がガラリと変わっていておススメです。

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