あなたがしてくれなくても・第5話のネタバレと感想｜漫画アクション

「漫画アクション」に掲載されている「あなたがしてくれなくても」第5話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

あなたがしてくれなくても・第5話のネタバレ

買い出し中のみちと陽一。 荷物を袋に詰めていると、陽一の母から電話がかかってきます。

それは、みちが義母に送った誕生日プレゼントに対するお礼の電話でした。

しかし最後に、今度は孫の顔をプレゼントしてほしいなどと義母からちょっとした小言を言われてしまい…思わず顔が引きつるみちです。

内心、それは役立たずな息子に言ってよと思わずにはいられません。

義母からそう言われたことを陽一へ伝えてみると…そんなのほっとけばいいと無関心な答えが帰ってきました。

思わず足を止めるみち。 それってもうしないってこと…？ 思わず思ったことがそのまま口に出てしまいました。

陽一は、そんなこと言ってないだろと返しますが、その表情はとても面倒臭そうです…。

いつの間に冷めてしまった2人の関係に、みちは悲しみや憤りよりも虚無感を感じます。

みちが陽一に催促されて家の鍵を開けようとすると、キーケースが落ちて壊れてしまいました。

これは5年前に陽一と同棲を始めた頃に彼からプレゼントされたキーケースです。 正直道の好みではありませんでしたが、嬉しくてずっと持ち歩いてたものでした。

思えばあの頃は、2人はとても恋人らしく、自然とスキンシップができていたのに…いつのまにか陽一は変わっていってしまいました。

みちはネット通販で新しいキーケースを購入します。

しかし、なんと陽一も新しいキーケースを購入していたのです。 しかもそれは陽一の知り合いの職人にオーダーして作らせた、同じキーケースでした。

みちは残念そうに、自分の好みのキーケースを使いたかったと漏らしてしまいます。 そんなみちに、陽一はそっけなくそっぽを向いてしまうのでした。

このとき、みちは自覚します。 変わってしまったのは陽一だけではない。 自分もまた、心変わりしてしまっているのだと…。

あの頃は互いに思いやることが出来て、自然にありがとうと口に出せました。 好みでないキーケースだったとしても、陽一からの贈り物を素直に嬉しいと感じていました。

でも今は…。

みちは、2人の関係を改善させるためには、まずは自分から変わらなければいけないと思い立ち、陽一と改めて話し合いをすることにします。

 

みちがベッドでゲームをしている陽一へ話しかけると、彼はあからさまに再び面倒くさそうな顔をしました。

みちは冷静に話を始めるのですが、陽一から出てくる言葉は話し合いというよりも「そんなに言われるとしたくなくなる」「プレッシャーだ」といった一方的な拒絶の言葉ばかりです。

そんな言葉を受けて、みちもだんだんと口調が強まっていってしまいます。

最後には陽一からそんなにしたい？とトドメの一言を放たれ、みちは思わず陽一に枕を投げつけます。

何一つ解決しない2人の話し合い。

陽一は、涙を流すみちを置いて家を出ていってしまいます―――。

 

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あなたがしてくれなくても・第5話の感想

「そんなにしたい？」正直、読んでてこちらもそう思っちゃうんですよね…。 だってこんなに愛のないパートナーと「したい」って、普通思いますかね？ みちだって思いやりとか愛とかけっこう欠けてきているのに、それだけしたいなんて…。 寂しさを埋めたいとか、愛されてると実感したいとか…そういった感情で陽一との行為を求めているような気がしちゃいました。 だってこの状況で、シたからって何かが解決するのかと聞かれたら…うーん…って感じがしませんか？

子供が欲しいと口では言うけどあらゆる面に置いて非協力的な夫。 夫婦の約束よりも会社の飲み会をいとも簡単に優先してしまう夫。

こんなのむしろ、「やっちゃダメ！」って言いたくなっちゃいます。