あなたがしてくれなくても・第62話のネタバレと感想｜漫画アクション

「漫画アクション」に掲載されている「あなたがしてくれなくても」62話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

陽一から、"子供を作ってもいい。"と告げられたみち。
わずかな言葉のニュアンスの違いですが、みちの心を抉るには十分すぎる言葉でした。

みちはこの瞬間、陽一との離婚を決意します。
彼女はついに、"離婚してほしい。"と陽一に切り出すのでした……。

子供をつくってもいいと言ったはずなのに、なぜ離婚の話に切り替わるのか陽一には理解ができませんでした。

みちの望むままにしたはずなのに。
これ以上一体何を望むというのか。

陽一は、みちに他に好きな男でもできたのではないかと疑い始め、みちを責めます。

みちはもう返す言葉もありませんでした。
心のどこかでは、陽一に自分の気持ちが伝わるかもしれないと淡い期待を寄せてはいましたが、もはやそれが不可能であることを悟ってしまったのです。

みちが抱えていた悩みは、子作りというよりもレスそのものでした。
何の悩みもなく穏やかに陽一と過ごしていた日々がもはや思い出せないほどに、みちの頭の中はそのことでいっぱいだったのです。

愛されている証が欲しい……。本音ではそう強く渇望してしまっていたみち。 その確証が得られぬまま陽一とこの先一生共に過ごすなんて、みちにはもう耐えられません。

みちは、"これからの人生は陽一と一緒に歩んでいけない。"と告げます。

陽一はそれを聞いて、突然投げやりな態度をとってきました。
"離婚してやるよ!"と言って部屋を出て行ってしまいます。

結局、みちの中ではずっと「離婚の危機」に陥っていた夫婦関係も、陽一にとってはたいした問題として捉えられていなかったのです。

みちの悩みや悲しみや苦悩は、何一つ陽一に伝わっていませんでした……。

翌日の夜、みちはもう一度だけ陽一と話し合うことを決心します。 しかし約束の時間になっても、陽一は姿を現しませんでした。

約束の時間から2時間を経過した頃、陽一はやっと現れますがベロベロに酔っぱらった状態です。

陽一はみちを見るや否やいきなり抱き着いてきてキスをしようとしてきます……。
それを拒むみちですが、陽一はみちの手を強く掴み、"絶対に離婚なんてしない！"と告げてくるのでした。

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陽一はどうやら本当にみちと離婚したくないみたいですね。
じゃあ何でみちの気持ちをちゃんと理解しようとしないのかな……。

みちが嫌がっているのは、みちだけか体をつなげたい、子供が欲しいと願っている点なんですよね。
「子供をつくってもいい」って、まるでみちがワガママを言っているような言い回しです。

みちが嫌なのはそこなのに、陽一には乙女心がまったく理解できないんですねー。

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