きみのすきなひと・第23話のネタバレ感想｜マンガMee

マンガMeeで連載中の漫画「きみのすきなひと」第23話のネタバレと感想です。

きみのすきなひと・第23話のネタバレ

藤と別れて、自宅に戻った樹。 藤が編集長を疑う理由になったという、かずえの手帳を読み始めます。

その手帳は、“この世を去る前に自分の思いを伝えたい”というメッセージから 始まっていました。

 

当時の副編集長だった檀とかずえの様子。 “忙しくて大変な仕事だけど、終わったら恋しくなる“ そんなことを言うかずえに、檀はやさしい笑顔を見せます。

かずえが仕事をがんばれていたのは、仕事を好きなのもありましたが、 それだけではなく、檀に恋心を抱いているからでした。

 

Joieを他社に売るという噂が広まりはじめた社内。 しかも、檀は賛成をしているのだとか。

かずえは、Joieを売らなくて済むよう、 売上をつくるために企画を考えたりして、ひとり奮闘していました。 しかし、現実は厳しく、かずえひとりの行動では変わりません。

そんな状況で、当時の編集長から、かずえに話がありました。 “増刊号の売上が上がれば、Joieを維持できる可能性がある” Joie売却を阻止するため、なんとか増刊号の売上を上げるように言われます。

 

かずえは焦ります。 自分ひとりが、Joieの存続を背負っているという大きなプレッシャー。 それでも“私が頑張らなきゃ”とさらに自分を追い込みます。

それから毎日、睡眠時間を削ってまで働くのでした。 しかし、かずえは苦しむ様子を決して周りには見せませんでした。 それは、彼女の悲しい習慣であり、また、小さな誇りでもあったのです。

 

当時アルバイトとしてJoieにいた樹は、 かずえが追い詰められていることに気づきませんでした。 思い返してみても、かずえは、いつも楽しそうに仕事をして、心から仕事を愛しているようでした。

そんなことを考えて樹がページをめくると、「成葉」という文字が。 この世を去る前の思いをつづった手帳に自分の名前を見つけ、怯えた気持ちになるのでした。

きみのすきなひと・第23話の感想

かずえが遺した手帳で、当時のかずえの状況が徐々にわかってきましたね。

自分ひとりに会社の存続がかかっている。 そのプレッシャーには並大抵のものじゃなかったはずです。

それにしても、なぜ当時副編集長だった檀は、 会社を売ることに賛成していたでしょうか？

そして、なぜ、檀に恋心を抱いていたかずえは、檀にその真意を訪ねなかったのでしょうか？

まだまだ分からないことが多く、はやく続きが気になるところです！

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