11年後、私たちは・第18話のネタバレと感想

「comico」に掲載されている「11年後、私たちは」第18話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

11年後、私たちは・第18話のネタバレ

優と別れてからというものの、千鶴は毎晩優の夢を見ていました。 11年という月日の長さに、優の面影をどことなく忘れることができずにいました。

そして自分は一生、こうして優のことを心のどこかで思いながら生きていかなければならないのだと怖くなったりもしていたのですが、いつの間にかそんな気持ちもなくなり、優の夢を見ることも少なくなっていることを実感しながら、いつの日か優を忘れた生活を送りたいと思います。

千鶴がそんなことを考えながら仕事場に向かっていると、いつものコンビニで萩野と遭遇しました。偶然の重なりを運命だと思いたい萩野に対して、萩野とこんな時間に会うことを千鶴は不思議に思います。

そんな千鶴をよそに、萩野はいっそ毎日こうして一緒に出勤しようと提案しました。 付き合ってもいないのに一緒に出勤するのはするのはおかしいのではと答える千鶴に対して、冗談だと返しますが、車があれば違うのかとあれこれ思い巡らすのでした。

 

 

そのころ優は、千鶴と別れる選択をしてしまったことは間違いだったのかもしれないなどと考えながら車を走らせていました。

ぼーとしていたからか、ついつい千鶴の住む町まで来てしまいます。そこで、また千鶴と萩野が一緒に歩いている姿を目撃しました。

優は、もしかして昨日の夜から一緒にいるのではと思い、やりきれない気持ちでいっぱいになります。2人の前に出ていこうともしますが、出ていったところで何もできないと苛立つばかりでした。

 

萩野と千鶴は満員電車に乗りました。 1人のおばさんが、千鶴たちの間に割って入ってきました。さらに人混みのなかに押しのけられた千鶴は息苦しくなります。すると萩野が自分のほうに引き寄せて助けてくれました。そんな萩野の行動に、千鶴はドキドキしてしまうのです。

結衣はというと友達とお茶をしながら、優に買ってもらったパソコンを見せびらかしています。話題が就活の話になりますが、結衣は結婚するかもしれないから就活はしないのだと話します。プロポーズもされていないし結婚と就活は別ものだと友達は言いますが、結衣は、彼氏である優の経済力に頼りきっているようでした。

次の日、萩野はいつものコンビニで千鶴を待ち伏せしています。 そして千鶴が通りがかったときに偶然を装って出ていきました。萩野は、久しぶりに感じるこの恋心を大切に、そして正直にありたいと思うのでした。

 

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11年後、私たちは・第18話の感想

11年というのは本当に長いですよね。 忘れられないのは、好きという感情だけが理由ではなくなってしまう気がします。

もはやお互いの存在が生活の一部であるから、常にあるときには気づくことができませんが、失うと気づくものです。それが恋なのか愛なのか分からないですし、全くの別物であるような感じもします。それにしても、結衣という女性はとんでもない性格ですね。

裏があるような感じでもないし、優を騙しているわけではないけど、やっていることはなかなか素っ頓狂なことで、優がかわいそうになってきました。そんな人たちとは対象的に、唯一漫画感というか二次元感のある萩野だけが、この物語の希望に見えてきます。