ミントチョコレート・第35話のネタバレと感想｜マンガPark

「マンガPark」に掲載されている「ミントチョコレート」第35話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ミントチョコレート・第35話のネタバレ

墓の前で手を合わせ、天国の父親に近況報告をする七海。 今日は母親と鈴村と一緒に、父の墓参りにきています。

七海は母親が新しい旦那と幸せになったことや、自分に新しい姉弟ができたことを報告していました。

ここで鈴村は初めて七美の父の名前が「四郎」であることを知ります。

七美の母親の名前は三枝子です。 鈴村は七美の名前が、両親の頭文字の数字を足して「七」になることから由来しているということを知ります。

七美は鈴村にも名前の由来を尋ねますが、彼はあまり興味がない様子です。 自分の母親は子供にあまり興味がないし、どうせ名前も父親がつけたんだろうとそっぽを向きながら話す鈴村。

七美はそれを聞いて、でもお母さんがいないと鈴村産まれてこないし、それだと私が困る…と言いだしました。

思わず吹き出して笑ってしまう鈴村です。 なんだか心があったかくなった気がします。

鈴村の笑顔を見ると、どういうわけか七美は涙が溢れてきてしまうのでした。

 

体育祭が迫り、七美たちは学級旗の制作に終われています。

その最中、友人の一人が七美の首に指輪をつけたネックレスがかかっていることに気が付きました。

もしかして鈴村からもらったの！？それもうプロポーズじゃん！と興奮する友人たち。

しかし七美には鈴村の頭にプロポーズという概念があるなんて思えるわけもありませんでした。 彼は両親が離婚しており、家庭を持つことに対してあまりいいイメージを持っていません。 鈴村はあんまり結婚に夢を見ていないと七美は友人らに話します。

 

七美は家に帰り、父親に鈴村の名前の由来を尋ねてみることにしました。 聞けば、「きょうへい」というのは母親が当時好きだった俳優の名前からとったものなのだそうです。

生まれる前から決めていたらしく、自分の名前の「恵都」にも「京平」の名前にもどちらも“みやこ”と呼べる文字が入っているため、そう名付けたのだそうです。

鈴村の母親は決して子供に興味がないわけではなかった…そのことを知った七美は鈴村にすぐに報告にいきます。

話をきいた鈴村は、結局自分勝手な理由だなと言いつつもどこか嬉しそうな様子でした。

そして鈴村は七美に自分の名前を呼ぶように言い、彼女の額にやさしくキスをするのでした。

 

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ミントチョコレート・第35話の感想

かなりのほっこり回でしたね！ 母親が自分のことを適当に思っていたわけではないことが知れて鈴村にとってはとても良い機会だったと思います。 にしても自分が好きな俳優の名前をつけるだなんて少々安直だなとは思いましたが（笑） 離婚したとはいえ、鈴村の母親にも息子への愛情はきちんとあったみたいです。 こうして彼が母の愛情を少しずつでいいから知っていく機会が増えれば、心に残ったわだかまりも解消　していくことができるはずですよね！ 七美がその手助けになってくれればいいなと思います♪

ところで七美は実の父親のことが記憶にありませんが、七美の中では「いい父親だった」とインプットされているそうです。 その理由は「母親が父のことを悪くいったことが一度もないから」だそうですよ！ 実際に触れ合った記憶がなくても伝え聞いた話だけで愛情を感じられるって、よくよく考えてみればすごい話ですよね♪