モーメント 永遠の一瞬・第61話のネタバレと感想｜ココハナ3月号

2020年1月28日発売の「ココハナ」3号に掲載されてある「モーメント 永遠の一瞬」第61話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

モーメント・第61話のネタバレ

飛行機の中、奈々の隣ではしゃぐ小熊。 小熊はずっと憧れてた奈々と海外遠征できるのが夢みたいと話す。 「自分は奈々とは違うから、今回だけまぐれで行ける…」そう興奮して話す小熊に奈々は諭す。 そういう発言は自身にとって良くないし、海外でも悪い評価を受けるのだと。 そんなつもりはなかった小熊は焦るが、奈々は彼女に「小熊の笑顔を見習いたい」と言う。 小熊は「楽しかったことや好きなことを思い浮かべるのがコツ」だと話すが、奈々は納得できない様子。

 

ふと小熊が奈々のペンダントに気づき、奈々は「祖母のお守りだ」と話した。 自分の席に戻った小熊のことを「親子で勝負に向かないお人よし」だと言うママ。 奈々は「自分もママに似ているのかも」とつぶやく。

するとママは、4才の奈々が初めてスケートをした時を思い出したと言い出す。 最初は両親とも幼い奈々をケガさせないように心配したが、2時間後には父も本気になって教えていたこと。 あの時の祖父の顏、2010年冬季のオリンピックはこの子だと決まっていた…そうママは話したのだった。

 

一方、フリーの曲を雪に合うものに変えることを提案するレイコ。 レイコは、雪の「まっすぐな芯」が振付にないとつまらないだろうと聞いてくる。 そして「ただ上手なだけでは世界に通用しない。熱や湿気、吐く息など、生きている苦しさが人々の胸を打つのだ」と話しながら雪にスケートを教えていく。 エディット・ピアフが恋多き女性歌手だったこと、その一途なところが雪に似ているという。 さらに、雪が「昔にキスした男」のことを思っていることをレイコに指摘され赤くなる雪。

 

 

バーでは、睦月がピアノの演奏をしていると、のぞみがやって来た。 睦月が寮を抜けてバイトしていることを、黒岩から聞いたそうだ。

のぞみは「私と同じぐらい睦月に好きになってほしい」と話してくる。 同じだと言う睦月だったが、のぞみは「それなら他の男とデートしたことに気づくものだ」と打ち明けてきた。 「離さないで」と泣くのぞみに睦月は自分の母が重なってしまい、のぞみに別れを告げた。

のぞみが去って行った後、睦月は通りがかった良志乃に声をかけられる。 2人は夜の小学校に訪れ、校門から眺める。

 

お互いの小学生の頃の話になり、良志乃は「当時の睦月が大人っぽく少し寂しそうだった」と笑って話す。 睦月は「自分には人の気持ちが分からない」と話し出す。 「だから無意識に人を傷つけているし、人も離れて行く、そんな自分は冷たい」 そうやって自分を責める様子の睦月に良志乃は「冷たい人はそんなこと言わない」と教えてあげるのだった。

帰宅した良志乃は、睦月の言葉を考えていた。 お風呂上がりの姉に「3回も偶然に同じ人と会うのはどう思うか」と聞く。 すると姉は「恋」だと言ってきて、何か考え込む良志乃だった。

そして、ついに全日本選手権開幕の日がやって来た…！

 

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モーメント・第61話の感想

「ただ上手なだけでは通用しない」というセリフが本当に素敵だな～と思いました！ 心に打つものがあるから人は感動するのですね。

それにしても睦月が家庭のことに囚われているようで、かわいそうに感じてしまいます…。 これからまさか良志乃がアタックしていく展開になるのでしょうか！？

雪の感情表現もレイコさんによって開花していくのか、楽しみな展開になってきましたね！ 次回も気になります！