初めて恋をした日に読む話・第36話のネタバレと感想｜クッキー

2022年1月26日発売の「クッキー」3月号に掲載されている「初めて恋をした日に読む話」第36話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

彼氏が途切れたことなんてない。
周りからは羨ましがられることばかり。

順調すぎて怖いものなしだった、朋奈の高校3年の頃。

朋奈は図書館で初めて八雲と出会い、彼によって人生を狂わされることになります。
初めて八雲と出会ったとき、彼は3年間片思いしている順子をただただじっと見つめ続けていました。

たったこれだけのことですが、朋奈にとっては衝撃的な光景だったのです。
恋愛に困ることのない朋奈は、八雲のように恋愛のために一途に健気にみじめに頑張る意味が全く理解きなかったのです―――。

（シーンは現在に戻り―――。）

パチリと目が覚めた朋奈。
飲みかけのビールを前に栓抜き片手に寝転がっていたあたりを見ると、どうやら自宅で酔いつぶれていたようです。

見るも無残な朋奈たちの姿。
しかし容赦なく美和が部屋へやって着て、唐突に"息の根を止めるつもりで八雲を落とせ。"と言い出してきました。

20年も春見に片思いしている八雲に、そんな強引なアプローチはできないと反論する朋奈です。

個人授業中、解答スピードが落ちてミスも増えた由利に対し、手厳しい指摘をする朋奈。

週末は休んだ方がいいと朋奈はアドバイスしてきました。
こんな大事な時期に遊びや恋愛にうつつを抜かしている暇なんてないと指摘した上で、"結局今は両想いとは言え、生殺し状態なのだろう。"と由利と順子の関係に確信を突くような探りを入れてきます。

由利は言い返すように、"朋奈だって八雲が好きなのにどうするつもりなんだ。"と返してきました。

慌てる朋奈。
由利は順子とのことで疲れているわけではなくて、受験が終わったら順子と堂々と付き合えると思うとつい夜中まで勉強をしすぎてしまっているだけだと言い、もう一度気を引き締めると宣言しました。


そんな2人の元に、何を思ったか美和が大勢の助っ人を連れてきて…！？

朋奈は助っ人たちの助言の元、八雲に「話がしたい」とメッセージを送ります。 一度は断られそうになりますが、何とか一緒に出掛ける口実を取り付けた朋奈。


朋奈は一緒に乗ったボートの上で、順子と由利が交際をしていることを八雲に打ち明けるのでした…。

一番ショックなのは八雲のはず。 しかし号泣していたのは朋奈のほうでした。

ひとしきり泣いた朋奈を抱き締め続けてあげた八雲…。

最後に2人は3月になったら八雲は順子に告白をし、朋奈は八雲に告白をし、どんな結果でもキッパリとケリをつけると約束を取り付けます。

なぜか仲睦まじげになった2人。
その様子を陰からみていた美和はじめとする助っ人たちは、"もしかしてあの2人付き合ったの！？"と湧きだすのでした。

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朋奈の恋が切なすぎます……。
断られるのが分かっていて本人に告白する予告をするなんて。
しかしそうでもしないと朋奈の中でも八雲のことを吹っ切ることができないんでしょうね。

八雲と朋奈がくっついてくれたらいいのになぁ～と想いつつ……。

葛藤する八雲と朋奈を後目に、由利と順子は順調に中を深めています。
ラブラブすぎて八雲たちとの温度差が凄まじいです……。