悪女は今日も楽しい・第32話のネタバレと感想｜ピッコマ

「ピッコマ」に掲載されている「悪女は今日も楽しい」第32話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

所詮お前など有力貴族であるカンドミオン家の1人娘、レイリンに選ばれたから皇太子になれた名ばかりの男だと皇帝から叱責されたフレードリヒ。すっかり肩を落としてしまったフレードリヒのことも知らず、レイリンはハビエルやベッキーと共にノニウェル地区へとやってきました。

ノニウェル地区では建国記念日の祭りが催されており、町中が華やかに彩られています。その中にレイリンは劇を見つけました。上演されているのは建国英雄たちの物語。 特に英雄カルロスが暴君を断罪するシーンでは歓声が上がり、その人気が見て取れます。

先日のパーティーで味方をしてくれたカルロスも、やはり素敵な男性でした。思わず会いたいと手紙まで書いてしまったレイリンは、パーティーのことを思い出して目を輝かせます。ふと眩しさに気づいたレイリンがそちらを見ると、そこにはカシオン卿がいました。しかもその隣には、カシオン卿にそっくりな小さい子供までいます。

後ろから聞こえてきたレイリンの声に、カシオン卿が声を掛けました。あまりにもそっくりな子供に、カシオン卿は結婚しているのではないかと疑ったレイリンですが、なんと小さな子供はカシオン卿の弟のようです。

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最初は人見知りをしていたカシオン卿の弟ですが、レイリンから綿菓子を貰うとハビエルやベッキーとも打ち解け楽しそうに笑っています。そんな様子を少し離れたところから眺めるレイリンとカシオン卿。まるで夫婦のようですが、レイリンが気になるのはアイリスのことです。

シナリオ通りならこの祭りでカシオン卿やルーカス、フレードリヒ、白馬にのった金髪の騎士や魔法使いまでアイリスは出会っているはず……。 もしも出会っていないのなら、まだアイリスはカシオン卿を狙っていないと考えられます。

"全責任は自分が取る。"父に啖呵を切って変装してまでここにやってきたレイリンは、いつもの貴族たちのパーティーとは違う自由な祭りに目を細めます。 "自由。"その言葉がレイリンに引っかかりました。あくまでもシナリオの登場人物でしかない自分が、本当に自由だと言えるのか。

考え込んでいるレイリンに、カシオン卿が一緒に踊らないかと手を差し出しました。いつもよりもテンポの速い平民の曲。それでもカシオン卿のリードのおかげで、レイリンはまるで空を舞うようにダンスを楽しみました。

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カシオン卿とレイリンがぐっと近づいたような気がします！ それにしてもカシオン卿の弟は可愛かったです！カシオン卿によく似ていますが、目が大きく、愛らしいあたりはまだ子供という感じで、思わず頬が緩むくらい可愛いのでぜひ見て欲しくなりました！ この流れも物語の一部ではないかと悩むレイリンですが、たぶんこのままいけばアイリスに夢中なのはフリードリヒだけですよね。頭お花畑なアイリスとフリードリヒならお似合いだと思うので国の隅っこで仲良く暮らして……。とかの終わりでいいんじゃないでしょうか？ それよりもレイリンの相手です！まだまだ登場人物は残っています。一体誰が彼女の心を射止めるのでしょうか！フリードリヒもアイリスも邪魔しないで！