嵐士くんの抱きマクラ・第19話のネタバレと感想｜別冊フレンド

「別冊フレンド」に掲載されている「嵐士くんの抱きマクラ」第19話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

将来はきっとまた一緒になることを誓いつつも、いったんは恋人関係を解消してしまった宙と嵐士。

それからというもの、毎日届いていた宙からの「おはようメール」は送信されなくなりました。 "添い寝バイトにいついけばいい？"と宙がメールを送っても、嵐士からは必要ないと断られてしまいます。

学校でも接点が少なくなり、2人の距離は着実に開きつつありました。

そんな中、友人らが夏休み中に自分たちとその彼氏らをつれて6人で島サウナに行こうと計画。
浜辺に張ったテントでサウナに入り海の中で体を冷やしてクールダウンした後、浜辺で寝そべってゴロゴロしたい……友人たちはうっとりした表情で語ってきます。

実は宙、友達たちにも嵐士と恋人関係を解消したことを打ち明けられていませんでした。 宙は嵐士との島サウナを楽しそうだと感じますが、けじめをつけるために自分たちは不参加にしようと考えています。

その夜、嵐士から電話がかかってきました。なんだか久々に会話をしたような気分になります。

嵐士は、"島サウナの話を聞いたか？"と宙に尋ねてきました。どうやら陽菜の彼氏が嵐士の友達だったらしく、嵐士は宙が話すよりも先に島サウナの計画を聞いていたようです。

嵐士は、"宙は島サウナ旅行にいきたい？"と尋ねてきます。

しばらく沈黙する宙。しかし、弟たちを自分が面倒見なければいけないと思っているから、行けない気がすると応えます。

しかし嵐士は、自分は旅行に行こうと思っていると話してきました。サウナは府民にもいいし、宙がいなくても大丈夫なように自力でいろいろ対策していかないといけないと思っていると話す嵐士。しかし直後、それはただの建て前だと打ち明けてきました。

"本当は、宙も一緒にいてほしい。"

そんな嵐士の本音を聞かされた宙は、思わず顔が真っ赤になります。

嵐士は、今回の旅行を「添い寝バイトの延長版」と考えることはできないかと提案し、しばらく答えを待つと言ってきました。

けじめをつけると決意したはずなのに、嵐士からの電話一本で心が揺らいでしまう宙なのでした。

決心がつかない宙は、外の空気を吸うためにベランダに出ます。

すると叶多（かなた）が、隣のベランダからでてきました。
最近の宙の様子がおかしいことを指摘する彼は、"もしかして彼氏と別れたのか？"と尋ねてきます。

宙は交際は順調だと嘘をつきますが、同時に守りたいものがたくさんあるときはどうしたらいいのだろうと、胸の内に潜めていた悩みを告白しました。

叶多はそれを聞いて、とりあえずリフレッシュのためにも友人たちが計画している旅行に行ってきたらいいとアドバイス。

宙には笑っててもらわないと俺が困る。

叶多はそう言って宙を送り出そうとしますが、本心は……。

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叶多の健気さが胸にぐっときてしまいました……。本当は宙と嵐士に旅行なんて行ってほしくないはずですよね。背中を押してしまったことを叶多自身も「自分ってバカだなぁ」と後悔していましたが、宙の幸せを第一に考えると……そうせざるを得なかったのは理解できます。

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