【最新106話更新】「トモダチゲーム」の全話あらすじ（ネタバレあり）と感想まとめ | マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「トモダチゲーム」のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

全員にパスワードを教えていた友一。ですが、本当のパスワードを知っているのはその中のたった1人だけです。この状況で北斗は友一を貶めようとしますが、それを逆手に取られてしまい、逆に自分のパスワードを知られてしまいました。

こうしてゲームの圧倒的主導権を握った友一。 ですが、その裏でゲームをかき回そうとする狂気の人、君子は四部に殺鼠剤を差し出してーーー⁉

ここまで来ると友一の考えていることがどこまで及んでいるかが気になりますね。ゲーム開始当初にそれぞれに割り振られたパスワード。それをゲーム主催者に連絡されたらゲームオーバーになる、まさに生命線です。なので、他の参加者に知られるわけにはいきませんが、パスワードが割り振られてすぐに誰かとパスワードを交換しなければいけないゲームが行われました。その時点ですでに信用を失っていた友一が行ったのはなんとパスワードを全員に教えること。

こうしてパスワードを教えた全員から失った信用を得ることに成功しました。しかも、本当のパスワードを知っているのはその内1人だけ。ただ、誰が本当のパスワードを教えられたかは本人さえ知りません。すべてを知っているのは友一たった1人です。 たしかにこの作戦は信用を得るにはベストですが、さらに友一はこの状況を上手く使いました。 なんと嘘のパスワードを教えた北斗を陥れて、彼女のパスワードを手に入れることに成功しています。まさか、ここまで全てパスワードを貰った時点で友一は想像していたのでしょうか？もしもそうなら、友一はまだまだゲームを勝ち残るために何か仕込んでいる可能性が高いと思います。

今、ゲームの中心にいるのは悪役というか恐怖政治を敷く友一。そしてどちらかと言えば、ヒーロー役というポジションに立つ四部。他の面々はそれぞれ企みはあれど、友一や四部のどちらかに着く形を取っています。その中で注目は君子です。

友一を慕い、個性的ながらも気の弱い女性である君子。ですが、それは彼女の持つ一面の1つでしかなかったんです。豪里が友一に追い詰められ、君子を誘拐して乱暴しようとしたあの時、君子に拳を振り上げたのは豪里ではありません。実はあの時、君子を殴ったのは君子自身。 必要以上の君子の自虐行為により、豪里はさらなる凶行を心理的に強要され、あんなことをしてしまいました。そう、実は豪里の過激な行動は君子の行動が原因だったんです。

そんな君子が今度接近したのは四部。口では友一に付き従うのは自分が弱いからと言っていますが、その言葉は真実なのでしょうか？そして、殺鼠剤を四部に手渡した本当の目的とは？ まだ君子の頭の中がわかりませんね。

またもや狂気が狂気を呼ぶ展開です。 友一は危機的状況を一気に逆転させました。これで北斗は友一の奴隷です。一方、これまで友一に付き従ってきた君子はまた不穏な行動を取り始めました。この君子の行動は本当に友一を貶めるためのものなのか、それとも友一を勝利に導くためのものなのか、それともまた別の目的があるのか。 続きを見るまでなにもわかりません！早く続きが読みたいですね！

追放者決めは膠着します。友一とその相棒と思われる人物を排除しようとする心木と、そんな彼女に反発するメンバー。その中で動き出したのは、荒野でした。荒野は運営に友一のパスワードを報告して排除しようとしますが、そのパスワードは間違っていました。ペナルティで、荒野は矢を射られてしまいます。

さらに残された犯人のメッセージに、さらに混乱を極めました。その中で追放者に手を上げたのは川内、そして荒野と荒野の娘です。こうして追放者ゲームはクリアしました。

一方その頃先にリタイアしていた京たちは、ゲームを見ながら友一の背後にいる黒幕を探していました。友一のパスワードを持つ本当の黒幕、その正体とは––––––⁉

このトモダチゲームでは様々なゲームが行われますが、その中で共通しているのはそれぞれが持つパスワード。最初のゲームで参加者の内、最低1人と交換させられたパスワードは運営に報告されただけでゲームから強制リタイアとなってしまう、まさに命綱です。

ですから、誰もがパスワードが漏れないように気を付けますし、パスワードを交換した相手にバラされないよう、守ろうとします。 心木はその心理を利用して、追放された友一の口から彼の背後にいる人物を探ろうとしたようですが、友一のほうが一枚上手でしたね。

現在の黒幕候補は3人。その中の1人が友一のパスワードを知っているはずですが、友一はなんとその全員とパスワードを交換し、1人を除いて嘘を教えています。これなら黒幕の命を握りながら自分は逃げることが出来ますよね。最初から黒幕の裏をかいている友一。これからどうゲームを進めるのでしょうか？

追放者ゲームが始まった時から、様々なことが明らかになりました。友一がこのトモダチゲームの原型を作ったこと、四部がそれに関わっていること、そして友一が語った話よりもさらに残酷な現実があり、3人の人が命を落としていること。

あまりにも衝撃的な話で、追放者はこのまま決まらず、拳銃という圧倒的な暴力を持つ友一が無理矢理終わらせるのかと思っていましたが、思わぬ形で終わりを迎えました。最初に手を上げたのはメンバーの中で唯一医療の心得がある川内。今まで黙っていることが多く、目立たない存在でしたが、かなり勇気のある選択です。

そして、矢に貫かれ、ゲームの続行が難しい荒野とその娘。荒野は最低ですが、これで娘もこんな危険なゲームから抜けることが出来ます。結果的に一番いい終わり方になったのかもしれませんね。

どんどん人の汚いところが出てきますね。娘を道具としか思っていない荒野、友一に執着する心木や挟口、種田の姉だと分かった北斗。これからもまだまだ明らかになることは多そうです。一体彼らはどんな闇を抱えているのでしょうか？続きが楽しみですね！

豪理を戦闘不能にし、代償として家を失った沢良宜たちが訪れたのは物資保管庫。しかし、ここでは家とは違い、暴力が許可されています。少ない物資を前に人数を減らそうとするゆとり達ですが、拳銃を持つ片切が主導権を握り、ひとまず毛布を纏って眠ることにしました。

しかしその夜、沢良宜に声を掛けたのは斯波。なぜかトモダチゲームのことを知る片切の秘密を話す代わりに手を組んで欲しいと、斯波は沢良宜に話を持ちかけます。そこへ片切が現れ、話は中断。翌朝、片切は勝手な行動をした罰として斯波に朝食を与えず、沢良宜に"騙されるな。"と忠告をしました。

トモダチゲームの必勝法は、友達を信じること。
だから自分を疑うなと言う片切ですが、3日もすれば不満の声が上がります。独裁的な片切に四部が声を上げたその時、新たな任務が知らされました。<大暴露大会>と銘打った任務は、秘密を打ち明けクズを3人見つけ出して追放しろというもの。

さっそく手を上げたのは斯波です。彼の暴露は四部の隠された過去でした。
実は四部の父はある詐欺事件の被害者。そのせいで彼も犯罪に手を染めることになります。そしてそのきっかけとなった詐欺事件の首謀者というのが、まだ幼い片切でした。

優しい義母を利用してまで片切が実行したのが、トモダチゲーム。"友断ちゲーム"の原型です。

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片切の義母、友華と四部の父は昔、結婚を約束した仲でした。しかし、友華の病状が悪化し、子供が出来ないことがわかると四部は別の女性と結婚します。それでも2人の仲は変わらず友人として付き合っていました。そんな時、友華が子供、後の片切を引き取ったことを告げます。

これがトモダチゲームの始まりでした。
月100万と引き換えに片切にいい子を演じさせ、友華の病状改善に力を貸すと言い出したのは斯波大善という妙齢の男。もちろん始めは信じなかった四部ですが、医師から快調に向かっている話を聞くと考えを一変させました。

友華が手術を受けられるまでの短い間だけ。そう言い聞かせて四部は金を用意し続けましたが、それが出来たのも1年が限界。ボロボロになった四部は、まだ子供の片切に大善に従うなと声を掛けました。
想定外だったのは、このゲームの発案者が片切だということ。そしてこのゲームは参加者である友華の友人たちの中の誰か1人でも、金を用意できないと音を上げたら終了するというルール。

実は参加者の中でもっとも金持ちなのは四部でしたが、一番最初に音を上げたのも彼でした。

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斯波から衝撃の話を聞いた沢良宜は、片切に詰め寄ります。しかし"本当ならどうする？"と、片切は否定する素振りも見せなくて––––––⁉

も、もしも斯波の話が本当なら四部が片切を裏切ったのも当然ですよね。
自分の父親を騙し、悪人に変貌させた人物を信じることなんてできません。でも、なぜ片切はまだ小学生くらいのときにこんな残酷なゲームを思いついたのでしょうか？義母の友華の命と彼女の友人たちの金を天秤にかけた、友人の命と自分の金、どちらが大事なのかを選ばせるゲーム。こんなゲームをそう簡単に信じることなんてできません。
残酷で、それでいて単純で、人の善意や正義、そして価値観を測るようなトモダチゲームを思いついた片切は一体この後、何を語るのでしょうか？

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