花嫁のれん・第6話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜BE・LOVE

「BE・LOVE」2023年2月号に掲載されている「花嫁のれん」第6話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

醤油を新しい特産物に

奈緒子は目下の問題である、特産物の専売特許権を得るべく奔走します。奈緒子が目を付けたのは、とある醬油屋でした。

しかしこの醤油屋の主人はおそろしく頑固な性格の持ち主で、奈緒子の話を全く聞こうとしません。奈緒子の力を借りて醤油を通販でも販売できるようにすれば、常連の客たちも喜ぶこと間違いなしなのに、主人はまったくその案に耳を貸そうとしないのです。

どうやらこの店主が意固地になっているのには、何か理由がある様子。

奈緒子はめげることなく見せに通い続け、主人の心を開こうと奔走します。

奈緒子が旅館付近で出会った男性

夫が失踪してから、夫の実家が経営する旅館で働くようになった奈緒子。奈緒子は旅館のある地域で、良樹という名前の青年と出会いました。

良樹は、嫁入り前の姉を事故で無くすという悲惨な過去を背負った青年です。彼は、姉が嫁ぐはずだった家にあると思われる「花嫁のれん」をずっと探し続けていました。

そして、嫁ぐ予定だった家族の人々に一言謝罪を言おうと決意していたのです。というのも、姉が事故に遭ったのは、まだ幼かった良樹が寂しさのあまり姉にすぐ帰ってきてほしく、お腹が痛いと嘘をついたからでした。

急いで帰ろうとした姉は、夜中の運転で事故に遭ってしまったのです。

今話では、そんな良樹と醤油屋の主人の意外な関係性が明らかになります。

奈緒子の功績

結果的に醤油屋の主人に気にいられて、醤油の専売兼を獲得した奈緒子。旅館にその情報を持ち帰ると、女将は素直に奈緒子の働きを評価してくれました。

どうやら女将と奈緒子のギクシャクした関係はすでに緩和しているようです。

大胆な奈緒子はこのタイミングで女将に対し、この家の花嫁のれんをくぐらせてほしいと進言します。果たして女将の答えとは……。

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これまではただパワフルな嫁である奈緒子があちこち奔走する漫画にしか思えていませんでしたが、今回は様々な人物の人生が見事に交錯して一つの奇跡を生み出す展開になっていました。

数行のあらすじ説明では現しきれないほど見事なストーリー展開！ぜひ本誌で今回の感動ポイントをじっくり読んでいただきたいです。

ところで良樹は奈緒子に対して、2人きりのエレベーターの中でやや強めのアプローチをしかけてきます。優しい好青年に見えて、実は普通に肉食系の良樹。女性ファンが爆増しそうなキャラだなと思いました！

花嫁のれんをくぐりたいと今更ながら進言した奈緒子に、女将は何と言葉をかえすのでしょうか！