凪のお暇・第57話のネタバレと感想｜エレガンスイブ

2022年「エレガンスイブ」3月号に掲載されている「凪のお暇」第57話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

大島 夕(おおしま ゆう)48歳。
凪と代わって東京で“お暇（おいとま）”を楽しんでいます。

流行りの乗ってSNSでグルメや観光地巡りなどの写真をUPし始めました。

フォロワーはたった4人。 アイコンはなぜか小麦粉。

使い慣れてない感が凄まじいくせに、投稿される写真に移る夕は心底楽しそうな表情をしています。 凪はその投稿を見つつ、"一体誰がこの写真を撮影しているんだろう？"と疑問に思っていました。

夕は「ジャンボシュークリームとお椀たっぷりのカフェオレ」という、欲望まみれの朝食をダンボールテーブルの上で完食。

「東京で叶えたいウィッシュリスト」を取り出し、今日のミッションを確認します。 夕は最後にウィッシュリストの「恋をする」という項目に二重線を引きました。

街に繰り出してウィッシュリストを次々に叶えていく夕。

全身脱毛でOラインまでまっさらになり、何だか清々しい気持ちになってみたり。 歯のホワイトニングや小顔矯正コルギをしたり…。

しかしウィッシュリストを叶えても叶えても、どこか満ち足りない気持ちになってしまう夕なのでした。

凪のもとにゴンから電話がかかってきます。 途端にドキドキして焦りだしてしまう凪。

聞けば、夕のSNSに投稿されている写真を撮影したのはゴンなのだとか。 なんだか母親とゴンは、名前で呼び合うほどの仲になっているようです……。

凪は、母親の夕がゴンのようなタレ目のヒゲがタイプであることを知っていました。

まさか2人の関係が親密になるなんてこと……と一抹の不安が過りつつも、そんなわけあるはずがないと自分に言い聞かせる凪なのでした。

夕は家具店に来ていました。 お洒落な家具を見ているだけで、テンションが上がる夕。

すると偶然にもゴンと鉢合わせます。

家具店の中をゴンと見て回る夕。 ふと目に入ったのは、小さな仕切りの中にそれぞれの雰囲気ごとに小さくまとめられたモデルルームの数々でした。

夕は、"いろんな家のかたちがあるんだな。"と漠然と考えます。 そしてそのどれもが自分は手に入れられなかったもので、これからも手に入らないものなのだという思いに襲われてしまい……？

自分は、これからもずっと、誰とも何かしらの“かたち”を作ることはできない。

ふと見ると、隣でゴンがモデルルームのベッドで眠りこけてしまっていました。

夕は、思わずゴンに覆いかぶさってしまいます……。 まるで口付けをしそうなほどの距離。

その夜、凪から夕にメールが届きます。 夕がいなくても楽し気に過ごしている凪たち。

夕は、"自分は帰らなくてもいいんじゃないか。"と落ち込みだしてしまいました。

そんな中隣に住んでいる白石が、"作り過ぎたからおでんを一緒に食べないか。"と誘ってくれて……？

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夕の心境に変化が起こっていますね。 そもそもはウィッシュリストを全て叶えたらすぐに北海道に帰るつもりだった夕ですが、その決心が揺らぎだしています。

そしてゴンへの気持ちもなんだか危うい感じになってきました。 凪の嫌な予感が的中してしまう展開に……。

先の展開が読めなくてソワソワしてしまいますね～。

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