『傷だらけ聖女より報復をこめて』の第83,84話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜comico

「comico」に掲載されている「傷だらけ聖女より報復をこめて」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

神官長サイドの計画が明らかに！

【83話】ルーア達はリィンと協力して、ロウレンと神官長の悪だくみを阻止しようと結託しました。これまでの情報から、神官長たちが特定の聖女にしか治癒できない黒薔薇病を国に広めようとしていることが推測できます。つまり、わざとアリアンにしか直せない疫病をバラまき、アリアンだけに治療させ、アリアンを通して国民の心を掌握しようと神官長たちは考えていたのです。

【84話】とりあえず、まずは黒薔薇病を制作できる研究者ロウレンを捉えなければ話は始まりません。シジーとリィンは、ロウレンの新しい根城を探る任務を受けることになります。一方、城ではいよいよ建国祭の準備が本格的に始まり……。

ロウレンはリィンに邪魔されたい？

過去、リィンは、自分の師であるロウレンが、神官長と悪巧みをしていることを知りました。ロウレンはリィンに気づかれたことを察しますが、なぜかリィンを野放しにします。ロウレンは、いずれリィンが自分を止めに来ることを期待している可能性がありますが、その理由は全く持って不明です。

独裁政権

ロウレンと神官長の企てが成功すれば、アリアンは人々から崇められて自然と聖女へとのし上がるでしょう。また、神官長はアリアンを使って疫病を直す相手を選べるため、邪魔な有力者を排除し、自分の周りを味方だけで固めることが可能になります。まさに、独裁政権のための計画です。

なぜアリアンが選ばれたのか

黒薔薇病のウイルスの生成には、アリアンの血液が必要不可欠でした。しかしそれは聖女候補であれば別に誰の血液でもよかったはずです。なぜ神官長とロウレンは、治癒能力も対して高くないアリアンを聖女として祭り上げようとしているのでしょうか。何か深い意味がありそうで怖いです。

今回で神官長たちの悪だくみの内容がほぼ確定しました。やはり神官長たちは自分たちの権力を確固たるものにするために国民を疫病で困らせようとしていたんですね。アリアンを救いの女神として祭り上げて、アリアンを通して国を牛耳ろうとしていたようです。

そんなことを考える神官長や研究者もそうですが、借りにも聖女候補であるアリアンが長年にわたってこんなおぞましい計画に加担していたなんて信じがたいです。もしアリアンが計画の全貌を全て知っていて神官長たちに手を貸しているのなら、そんな腐った魂を持ったアリアンは間違いなく聖女には相応しくありません。

果たしてルーア達は神官長たちの悪だくみを阻止できるのでしょうか！

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！