正統派悪役令嬢の裏事情・第46話(めちゃコミ表記：047話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「正統派悪役令嬢の裏事情」第46話(めちゃコミ表記：047話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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カシウスの悪い噂が広まる

湖での決闘を経て、「カシウスが幼少期にセリアを湖で溺死させようとした」という噂が広まり始めていました。どうやらベルク騎士団が情報を漏らしたようです。

それを受けて、カリスはカシウスと絶縁を言い渡します。今はまだカリスだけで済んでいますが、おそらく噂が広まれば、ケリドン一家は社交界での立場を失っていくことになるでしょう。

このことに激怒するカシウス。しかしニソスは、兄が妹を湖で溺死させようとしていたことを、今の今まで知らなかったのだそうです。

自分たちケリドン家が、セリアに対してどれ程ひどい仕打ちをしてきたのかを実感したニソスは、罪の意識に耐えられなくなって……。

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そもそもはニソスのせい

当時、セリアが湖に取り残されていた理由は、そもそもニソスがセリアを連れ出して別荘へ送り返そうとしている最中に道に迷ったからでした。ニソスはその場にセリアを置き去りにしますが、セリアの命を奪おうとまでは考えていなかったようです。

ニソスの態度が一変？

しかし、その際にカシウスがセリアを捜索する中で、湖にセリアを押し付けて溺死させようとしていたという件を、ニソスは今回始めて知ります。幼いセリアの命を奪おうとしたカシウスに対して、急に不信感を抱くニソス。しかしニソスには、自分を含めたケリドン一家全員のセリアに対する対応が以上なものであるという認識があるようです。当初はニソスの性格に問題があるように思えましたが、ニソスにも若干、まともな思考があることが伺える回でした。

ケリドン一家は本当に性格が悪いのか？

ケリドン公爵にしても、カシウスやニソスにしても、どうにも「良心と悪意」が混在しているような気がしてなりません。やはり、全員が黒いオーラの影響を受けているのでしょうか？母親やカシウスの婚約者に関しては性悪な部分しか伺えないので、根の性格が悪いのかもしれませんが、男性陣の性格は本当に悪いのか疑わしいところです。

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ニソスは、自分たちがセリアに対して行った嫌がらせの数々を改めて知り、罪の意識に襲われてその場から走り去ってしまいました。自分だって散々セリアに対してひどい暴言を吐いていたくせに、急に手のひら返しです。

ケリドン一家の精神は常に揺らぎっぱなしな気がします。悪意の塊かと思われるシーンもあれば、紳士的だったり良心的な姿を見せたり……。やはり外的な何かが彼らの精神に影響を及ぼしている可能性が高いと言えるでしょう。

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