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最終更新日: 2024/07/17 06:13:42

【最終巻更新】「名も知らず」全話あらすじ(ネタバレあり)・考察と感想|最新話から最終回・結末まで

「コミックシーモア」に掲載されている「名も知らず」のあらすじ(ネタバレあり)・考察と感想まとめです。 文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!

マンガ 名も知らず コミックシーモア ネタバレ・感想

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「コミックシーモア」にて配信されてる『名も知らず』の全話あらすじ(ネタバレあり)・考察と感想まとめです。

文字のみのあらすじと感想となっておりますが、ネタバレ注意です!

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名も知らず・第8巻のあらすじ(ネタバレあり)

これ以上、一真を苦しめないために

真実を知った彩音は大きなショックを受けていました。

レイプ被害者ぶっていた自分が、実はレイプ加害者であったこと。そんな自分を被害者の一真は一切責めることなく、罪を被ってまで守ろうとしてくれていたこと。

あまりにも衝撃的すぎる真実に、彩音は自分の罪と向き合いきれず、また罪悪感のせいで一真の優しさを受け止めきることができずに、逃げ出してしまいました。

彩音は、鈴と2人で小さな町を転々として生きています。一真が自分たちのことを諦めて忘れてくれるまで、彩音はこの生活を続けるつもりのようです。

どうやら彩音は、自分と鈴がいる限り、優しすぎる一真は一生自分と鈴のことを背負って生きなければならず、幸せになることはできないと考えているようです。

彩音は、自分の知らない所で一真が幸せになる未来を待っています。一真の幸せを心から願いながら、一真から逃げ続ける彩音。

しかし、現実は彩音の望み通りにはいかなくて……。

名も知らず・第8巻の考察

相馬一族に変化が?

小さな田舎町を転々とする彩音でしたが、そんな中、相馬医療財団の後継者に一真が就いたというニュース記事が飛び込んできます。

もしそれが真実なら、一真が父親の言いなりになって会社を継ぎ、アメリカへ渡ったことを意味していました。彩音はこのことから、ついに一真が自分と鈴を諦めたのだと判断します。果たして真実は……?

憔悴していく鈴

小さな鈴が放浪生活に耐えられるわけもなく、鈴は体力的にも精神的にも憔悴しているように見えました。どのみち貯金には限りがあるので、この生活は長く続きません。

彩音はそれまでに一真が自分を諦めてくれることを祈っていますが、自分の尊厳と人生を犠牲にしてまで彩音と鈴を守ろうとした一真が、そう簡単に彼女たちのことを諦めるはずはありません。

ついに彩音が現実と向き合う

これまでは自分の罪と一真の優しさから逃げ続けていた彩音でしたが、ついに腹をくくったのか、現実と向き合って「罪を償う」方向へ考えを改めていきます。

果たして彩音が選んだ罪の償い方とは?詳細が気になる方はぜひ8巻のラストを読んでみてください!

名も知らず・第8巻の感想

これまでは鬱々としたストーリー展開が続いていましたが、ついに第8巻ではハッピーエンドの雰囲気が漂います。これまでで一番泣ける展開だったので、最終巻の第8巻は絶対に見逃さずに読んでほしいです!

だいたい1巻が30ページ強で全8巻の作品と、比較的ボリュームが少な目の連載ではありましたが、内容の密度は凄まじいものがありました。

読み応えバッチリなので、サクッと短時間で重い話を堪能したい方には、ぜひオススメしたい作品です。

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名も知らず・第7巻のあらすじ(ネタバレあり)

一真は責任を取ろうとしていた

第7巻は、彩音と一真が番になったその後を、一真の視点で描かれていました。ストーリーの真髄に迫っており、涙なしでは読み勧められない回になっています。まさに、シリアスの極みです。

彩音と一真の再会は偶然だと思われていましたが、実は、事件が起きてからほどなくして、一真は自分がしてしまった事の重大さを自覚し、ずっと彩音のことを探し続けていたのでした。

つまり、彩音と一真が再会したのは偶然ではなかったということです。一真は彩音と再会できるわずかな望みをかけて、町医者として付近のクリニックを転々とし、ずっと彩音との再会を待ちわびていたのでした。

そうしてようやく彩音との再会を果たした一真は、どんな手段を使ってでも彩音とその子供を守りたいと考えたのです。

名も知らず・第7巻の考察

一真が彩音を探し続けた理由

一真は、時には警察沙汰になるほど強引なやり方で彩音の行方を追い続けました。なぜ一真がそれほど彩音に執着したか……番になったからというのも理由の1つではあるのでしょうが、それ以前に一真は心底惚れていた女性を自らの手で最悪の形で傷つけてしまったと罪悪感に襲われていたのです。

彩音

会って一言でも謝りたい。その謝罪の言葉が全く意味をなさないものだとしても、それ以外にできることはない。そんな一真の思いは一途でした。しかし、一真が動き出すよりも早く、自分がレイプ被害者になったと勘違いした彩音は、逃げるようにして街を出てしまっていた後だったのです。

悪役になってでも2人を守りたかった一真

一真がどんなに誠意をもって彩音に責任をとろうとしても、彩音がそれを拒否していては、一真にはどうすることもできません。しかも彩音は事件当時の記憶が混濁し、最初は自分が一真を逆レイプしたにも関わらず、被害者は自分だと思い込んでいるのです。一真はそんな苦い記憶を彩音に思い出させないために、自分が悪役になる道を選んだのでした。

名も知らず・第7巻の感想

一真が悪役になった理由が切なすぎました。「子供を引き渡すか」「我慢して3人で暮らすか」の選択を迫った一真でしたが、やはり、彩音が子供を引き渡す可能性が低いことを考慮した上で「どんな形でも彩音とその子供の傍で守ってやりたい」と思い続けていたということですね。

一真の健気すぎる姿勢に涙がでてきます。事実を知った彩音ですが、第7話のラストシーンでは予想外の行動に出てしまいます。なんでそうなる!?と思わず声を出してしまいましたが……。彩音がとった行動は、少なくとも息子の鈴のためにはならない気がします。

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名も知らず・第6巻のあらすじ(ネタバレあり)

彩音は強姦されたわけじゃなかった!?むしろ自ら一真に……

今話は、一真の回想シーンがメインでした。なんと、彩音の過去の強姦事件の真相が明らかになります!

当時、大学生だった一真は、たまたま大学の近くの本屋でバイトをしていた彩音に、一目惚れをします。

しかし高校生の彩音に声をかけるほど、一真は度胸がある男ではありませんでした。そのため、彩音のバイト終わりを見計らって、毎日、彼女の後をつけるようになっていきます。

しかし、ある日の帰り道、一真がいつものように彩音の後ろを歩いていると、突然、彩音の体調が悪くなり、工事現場に入って行ってしまいます。心配した一真は急いで彩音の元へ。

そこで見つけたのが、Ωとして発情した彩音の姿だったのです。αの一真は本能を抑えることができずに彩音を襲おうとしますが、咄嗟に腕を噛んで自制をきかせ、彩音に逃げるように促しました。

しかし、発情しきった彩音は、一真がαであることに気づくと、自ら一真の上に跨ってきたのです……。彩音は強姦されたわけではありませんでした。むしろ自ら、一真の番になることを望んだのです。

名も知らず・第6巻の考察

番のシステムについて

本作は欧米でブームになったオメガバースの世界をモチーフにした作品です。オメガバースの世界観にはいくつか独特な設定があり、番システムもそのうちの一つでした。番システムとは、支配層のαが発情期中のαのうなじ付近に噛み痕を残すことで発動します。噛み痕を残されたαは、原則的に自分を噛んだαとしか性行為ができなくなるのです。

一真の腕の傷の真相

彩音に襲われて性行為を強いられた一真ですが、何としても彩音と番になるのだけは避けようとしました。彩音の首筋に噛みつきたい衝動を抑えて、必死に自分の腕を噛み続けて番の成立を阻止しようとする一真。しかし、そんな一真に対して、彩音は自ら首筋を差し出し、噛みつくように促してきたのです。

彩音は被害者ではなかった

彩音は長年、自分が強姦されたと思い込んで生きてきました。しかし実際には、お互いに発情し合い、お互いに求め合い、その結果、彩音が妊娠したのです。第6巻を読むと、なぜ再会した直後の一真が、あれほど彩音に執着しようとしたのかがよく理解できます。一真はずっとずっと、彩音に恋をし続けていたのですから。

名も知らず・第6巻の感想

一真は傍から見ればただのストーカーでした。しかし、一真は彩音に危害を加えるつもりはなかったようです。ただただ彩音に一度でも振り向いてほしくて、彼女の後ろを、そっと静かにつけて歩いていただけ。少なくとも、一真はそのつもりでした。

当人目線で見ると純愛にも見えます。それでもやっぱり、帰宅時間を見計らって毎日後をつけて歩くなんて、やってることはほぼストーカーですね。一真の人間性もなかなか危うい部類なのだとは思います。

ところで、第6巻の巻末では、「名も知らず」の世界観の基盤となっているオメガバースの世界設定がいくつか記されていました。第二の性「αやΩが何なのか」や、「α発情期のしくみ」「番システムの詳細」「αβΩの階級システム」について事細かに詳細が記されているので、世界設定が気になる方は是非読んでみてください。



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名も知らず・第5巻のあらすじ(ネタバレあり)

一真から逃れようと画策する彩音

一真が帰宅すると、彩音は発情期に陥っていました。なんとか理性を保とうとする一真ですが、彩音に強く求められて結局ベッドへ行ってしまいます。

彩音は発情期によって性欲に支配されているかのような素振りを見せますが、実は腹の内ではどうにかして一真から逃れようと虎視眈々と狙っており……?

名も知らず・第5巻の考察

彩音の発情期について

この世界には男女とは別に、「Ω(オメガ)」「α(アルファ)」といった第2の性が存在しました。オメガは定期的に発情期を迎え、アルファはその発情期に強く反応してしまうのが特徴です。そして彩音はオメガでした。

彩音と一真の関係のおさらい

彩音は初めての発情期の際に、通りすがりのアルファだった一真と身体の繋がりを持ってしまったのです。彩音の記憶の中では、「自分は通りすがりのアルファに強姦された」という記憶として残っています。しかし彩音の記憶が曖昧であるため、真実は定かではありません。

一真の父親が登場!

一真の父親が彩音を尋ねてきて、唐突に手切れ金を渡そうとしてきます。どうやら一真の父親は、「彩音が子供をダシにして一真を自分の元に止めさせている」「その上で金銭をせがもうとしている」と勘違いしているようです。ツッコミどころが多すぎて反論することができない彩音。先に脅してきたのは、どう考えても一真だったはずです。

彩音の記憶は本当に正しいのか?

現場にかけつける一真。彩音は帰されることになり、その後は一真と父親が2人で話をします。しかしその会話の中で「彩音は事件当時の記憶がほとんどない」「一真の人生がめちゃくちゃになったのは彩音のせい」という気になるワードが飛び出してきます。もしかしたら彩音の認識と、実際の事件の全貌は、異なる点があるのかもしれません。

名も知らず・第5巻の感想

彩音はこれまで、自分だけが性犯罪の被害者であると認識していました。しかし話の流れから察するに、彩音だけが被害者ではない様子であることが伺えます。

どうも一真は、真実から彩音を庇っているようにしか見えないのです。自分が罪を被ることで、彩音を守ろうとしているように見えます。

また、一真の腕には、謎の無数の噛み後がありました。あの神痕は一体誰がつけたものなのか、最近のものか、過去の物なのか……少なくとも一真が何かを隠していることは明白です。

彩音は、強姦された日の夜の真実を、今一度、一真からきちんと聞く必要があります。しかしそんな勇気が彩音にあるかどうか……。

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名も知らず・第4巻のあらすじ(ネタバレあり)

本気で逃げ出すために彩音が導き出した苦肉の策

彩音が発情期に入ってしまいました!α男性の相馬はフェロモンに酔って、危うく彩音に手を出しかけます。

しかし、息子の鈴が話しかけてきたことで我に返る相馬。Ωの発情に効く特効薬を彩音にうち、事なきを得ます。

相馬に応急処置をされる間、彩音は不覚にも感じてしまっていました。お互いの匂いや触れ合いに過剰なまでに反応してしまうのは、番になったαとΩの作用だと考えられます。

気持ちとは裏腹に相馬を求めてしまう自分の身体に、嫌気がさす彩音。次第に本気で相馬から逃れる方法を考え始めました。

そこで彩音が考え出したのは、もう一度相馬から無理矢理抱かれ、それをネタに彼を脅そうという作戦です。確か相馬の父親は、医学会での著名人。息子の不祥事を良しとはしないはずです。

彩音は相馬からもう一度抱かれるために、あえて発情の抑制剤を使わずに、次の発情期を迎えるのでした。

名も知らず・第4巻の考察

相馬の身元が徐々に明らかになる

これまで作中では、相馬の身元が全面的に謎に包まれていました。しかし今話では、彩音が本格的に相馬の身元を調べ始めて、いくつかの事実が発覚します。

父親の名前は相馬龍一

相馬の父親の名前は、「相馬 龍一」。現在の医療サービスの向上に大きな貢献をした著名人でした。相馬の話から察するに、相馬家は医学家系でかなりの金持ちのようです。

相馬の出身大学

出身大学は、かつて彩音がバイトしていた本屋の近くにある有名な医大であることが判明しました。有名大学を主席で卒業したにもかかわらず、しがない町医者におさまっている相馬に、彩音は強く違和感を感じます。町医者になったのは、相馬の医師なのか、親との確執によるものなのか……今のところは全く不明です。

名も知らず・第4巻の感想

もし、相馬が5年前に彩音が妊娠した可能性を考慮し、「町医者として働き続ければいつか彩音と再会することがあるかもしれない」と考えていたのだったら……やはり5年前から相馬は彩音に執着心を抱いていたことになりますね。

相馬が彩音を強姦したのは無差別だったのか、それとも意図的だったのか……そこが今後のストーリーの分岐点になっていきそうです。

ただ、これまでの流れから察するに、相馬のことがどうしても悪い人間に見えないのが、逆に腑に落ちないんですよね。ただの強姦魔にしては、彩音と鈴に対する気遣いがすごいのです。

相馬が抱える謎に関しては、今後も彩音が少しずつ解明していってくれることでしょう!まずは目下の「相馬に自分を襲わせて脅し、鈴と2人で相馬から逃げる」という作戦が上手くいくことを願います!

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名も知らず・第3巻のあらすじ(ネタバレあり)

始まる3人の同居、追い詰められていく彩音は……

「息子の鈴をαの男に引き渡すか」「3人で家族ごっこをして同居をするか」の2択を迫られた彩音。結果、出した答えは同居でした。

彩音にとってαの男は反吐が出るほど嫌いな相手です。なにせ自分を強姦して孕ませたレプ犯なのですから。

しかし、その割にはαの男はやたらと彩音と鈴を気遣います。鈴に関してはまるで今まで愛情を注げなかった分甘やかしてやりたいという父性すら感じられるほどです。

そんなα男のいい父親っぷりを見ても、彩音はひたすらに気持ちが悪いだけでした。また、α男に触れられるだけでも吐き気を催すほど、心に負った傷が化膿したようにぶり返しています。

そんな地獄のような同居生活の中で、ついに彩音が発情期を迎えてしまい……!?

名も知らず・第3巻の考察

夫婦を演じる事すら苦痛

3人での同居がスタートするにあたり、息子の鈴には「別れていたパパと仲直りしてまた一緒に暮らすようになった」と説明。4歳の鈴はすんなりとその話を真に受けました。幼い鈴のためにも、α男と彩音は表面上では夫婦を演じることになります。しかし、彩音はα男に話しかけられるのも、ましてや触れられるのも、強い拒絶反応がでているように思えました。

α男は彩音に嫌われていることにショックを覚えている?

α男に強い拒絶反応を示す彩音。鈴も薄々と彩音の心が乱れていることに気が付き始めてしまいます。仮面夫婦を演じられるのもそう長くはないでしょう。α男は演技でも彩音と夫婦のように過ごしたかった模様ですが、彩音から強く拒絶されることに、若干ショックを受けているように思えました。本当にこのα男は、無差別に彩音を襲った強姦魔なのでしょうか……?

α男は結果的に彩音と鈴の生活を支える

どうやらα男の目的は、彩音と鈴の生活を支えることにあったようです。そのため、彩音が否が応でも同居に応じるように、多少強引な方法をとっていたようでした。そもそもこのα男に、彩音と鈴を傷つけるつもりはない様子です。

名も知らず・第3巻の感想

α男の本名すら作中でまだきちんと出ていない気がします……。彩音が頑なにα男の名前を呼ぼうとしていない気がしました。そもそも名前を知っているのでしょうか。

鈴はα男にすっかり懐いてしまいました。α男も鈴のことが可愛くて仕方がないと言った様子で、甘やかしています。

もしかしたらα男は、普通に彩音と鈴のことが好きで、一緒に暮らすために強引な方法をとっただけなのかもしれません。そもそも彩音を襲った時、偶然だったのか計画的だったのかが気になるところですね。

α男との同居が苦痛すぎて、いっそのこと鈴を男に引き渡してしまおうかと葛藤する彩音の心理描写が、リアルすぎて胸が締め付けられました。

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名も知らず・第2巻のあらすじ(ネタバレあり)

レイプ犯との再会!?彩音は強気な態度に出る

息子の鈴(りん)が保育園で熱を出して病院へ連れていかれたため、病院に直接お迎えに来た彩音。診察室の前で、見覚えのある匂いを察知し、彩音の心音はどんどん高鳴ります。

診察室に入るとそこにいたのは、我が子の鈴を抱く白衣姿の男。5年前、彩音を強姦して孕ませた、“あのα”でした。

男も彩音のことを覚えている模様。更に、鈴が自分の子である可能性にすでに気が付いています。動揺しつつも2人に強い興味を示していました。

彩音はそんな男に対して啖呵を切り、逃げるようにして病室を去ります。

帰宅後、彩音は鈴の風邪がうつって高熱を出してしまいました。4歳の鈴は、母親を助ける為に、たった1人で病院へと走ります。そして……。

名も知らず・第2巻の考察

男と彩音はすでに番になっている

彩音は男のフェロモンのような匂いにすぐに気が付きました。過去に首を噛まれてすでに男の番にされているため、彩音はその男の匂いにだけは敏感に反応する身体になってしまっているようです。

鈴が呼びに行った医師はよりにもよって……

鈴が呼びに行ったのは、寄りにも寄って例のαがいる病院でした。良かれと思って読んだ医師が、まさか母親を傷つけた強姦魔であることなんて、4歳の鈴が知る由もありません。

本当にただの強姦魔なのか?

αの医師が本当に彩音を孕ませた強姦魔なのだとしたら、いくつか不自然な点が浮かび上がってきます。「α男はやけに鈴に優しい」「彩音に対しても気遣い素振りを見せている」そして極めつけは、彩音に「鈴を引き渡すか自分と共に3人で生活するか選べ」とまで言い出すのです。

男の真の目的は?

彩音が子供を大人しく引き渡すわけがないのを承知の上でこの選択を迫っているのだとしたら、男の目的は「彩音と鈴と共に暮らすこと」にあると考えられます。なぜこのα男は鈴音にここまで執着するのでしょうか?

名も知らず・第2巻の感想

今回も巻末のオメガバースの世界観の補足がとても面白かったです。なんと本作の世界観では、男も女も全員が妊娠できるのだとか……。性の自由度が高すぎるご都合設定ですが、いろんな楽しみ方ができてそれはそれで素晴らしいですね。

また、αの男性には性器に他にはない特別な器官があり、"ヒート"と呼ばれる発情を迎えるとその器官が大きく膨れ上がって、成功相手の性器から自身の性器が抜けにくいようになるんだそうです!

犬の交尾に何だか似ていますね。そもそもオメガバースの世界は、オオカミの生態が大本になっているそうなので、α男の特徴がオオカミや犬に似ているのは、納得できます。

ヒート状態になったα男性の写生は30分近くにも及び、相手の妊娠確立は100%なんだそうですよ。そんな特性をもったα男に襲われたら、まさに一環の終わりですね……。

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名も知らず・第1巻のあらすじ(ネタバレあり)

シングルマザーの彩音

物語はオメガバースの世界感です。オメガバースの世界観についての詳細は、後述の考察にて説明します。

主人公の七瀬 彩音(ななせ あやね)は、人口のうちわずか10%しか生まれないと言われるΩであり、シングルマザーでした。

彩音は18歳の冬にΩとして初めての発情期を迎えた際、フェロモンに誘われた顔も名前も知らないαによって強制的に性行為をさせられ妊娠。もちろん相手の男とはそれきりで、彩音はたった1人で妊娠と出産、そして子育てに励んできたようです。

経緯はどうあれ、彩音は今の自分の生活に満足していました。貧困ながら子供との生活は楽しく、精神的には満たされています。

しかし、そんな彩音の心に激震が走る出来事が起きてしまうのです。それは、自分を襲ったαとの思いがけない再会でした。

名も知らず・第1巻の考察

オメガバースの世界

オメガバースとは海外の二次創作ジャンルの1つで、「Ω」「β」「α」という3つの第2の性が存在する世界観のことを指します。本作の世界観をざっくりと説明すると、人類は支配階級のα、一般人のβ、それ以下のΩに分類され、Ωには独特の発情期が存在し、発情中にαと性行為をすることで“番”になって永遠のパートナーになってしまうという設定が主としてあります。

彩音の首にある噛み痕

番システムによってつけららた噛み痕は、一生消えることはありません。そのため近所の人々は、「彩音に噛み痕がある」「彩音がシングルマザー」であることから、彩音が強姦によって子供を孕んだのだと噂し、距離を置いているようです。

αとの再会

自分を襲ったαの男は、事もあろうに息子・鈴(りん)が通う病院の医師だったのです。αを見た瞬間、彩音はフェロモンのようなものを感じ取り、動けなくなります。番システムにより相手の雄の匂いを彩音の身体がしっかり覚えてしまっていたようです。

名も知らず・第1巻の感想

巻末には本作におけるオメガバース設定について詳細が書かれていました。まるで図鑑のような情報量ですが、本編と合わせて読むとより世界観を楽しむことができるので、是非、漫画を読んで楽しむことを強くオススメします!

オメガバースはもともとは欧米で流行った二次創作の世界観です。作者によって世界設定にオリジナリティが加えられ、もはやその世界設定は無数に存在します。

BL漫画でもよく使われることが多いオメガバースの世界観。αΩβという第2の性は、階級制度としてもよく使われているため、主従関係を含む恋愛ストーリーや、本作のように望まない結婚や妊娠を強いられるシリアスなストーリーにもよくハマる便利な世界設定です。

名も知らず コミックシーモア ネタバレ・感想
本ページの作品配信情報は最終更新日(2024/07/17)時点のものです。
最新の配信状況は各種配信サイトにてご確認ください。
公開日: 2024/04/18
キャッシュ更新日: 2024/07/27 11:47:11

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