【最新30話更新】ヤバマン サレ妻の秘密の離婚準備のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜漫画アクション

「漫画アクション」2023年9/5号に掲載されている「ヤバマン サレ妻の秘密の離婚準備」第27話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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ついに離婚を要求する桃美

明け方に響く救急車の音。ベランダを開けてみれば、救急隊員によって412号室から引田さんが運ばれていくところでした。それを見た桃美は、大谷が金目当てでまた自分の夫を殺害したのだと確信します。

パパ活で貯めた離婚資金は、221万円貯まりました。目標の300万までは今一歩足りません。そんな中、桃美の元に突然義母が訪れます。アポなしで来たにも関わらず、何の遠慮もなく小言を連発する義母。心の中で反論する桃美ですが、つい思ったことが口に出てしまい、大惨事を招きます。

義母はこのことをもちろん敬之にチクりました。仕事から帰宅した敬之は、桃美に馬乗りになって暴力をふるい、義母を蔑ろにしたことを咎めます。桃美は精神の限界を感じ、自分と娘の未来の為に、ついに敬之に離婚を要求します

桃美は、足りない資金約100万を捻出するために、大谷に不倫の証拠写真を突き付け、これを100万で買い取ってほしいと申し出る大胆な行動に！まさに捨て身の桃美は、モラハラDV夫との離婚に向けて走りだすのでした。

離婚の要求に対する敬之の答えは……

敬之はもちろん離婚に応じません。それどころか、離婚を要求してきた桃美に更に暴行を加えて、別れて困るのは桃美のほうだと怒鳴りつけました。怒りに任せて桃美をボコボコにする敬之ですが、もちろん桃美はその最中もボイスレコーダーで一部始終を録音済みです。敬之が桃美を虐げれば虐げるほど、離婚のための材料が揃っていきます。

引田の殺害は元妻からの依頼！？

実は、大谷は引田の元妻から殺害を依頼されていました。嘘か本当かは定かではありませんが、それが真実なら引田は元妻から相当恨まれていたことになります。とはいえ、大谷が引田の元妻のためだけに引田を殺害したわけでないのは明白です。大谷はこの後様々な小細工をして引田の遺産を手に入れることでしょう。

ついに桃美が敬之に離婚を要求します！桃美にとってはここからが正念場です。相手は浮気性と暴力癖のある夫で離婚に有利な状況とはいえ、直前になって桃美は義母に対して暴言を吐いてしまっています。その暴言もたった一言呟いただけですし証拠はとられていませんが、嫁からの反抗を受けた義母が今回の離婚騒動に首を突っ込んでこないわけがありません。

読者的にはいよいよ一番おもしろい展開になってきましたが、桃美としてはここからが一番つらい流れになりそうです。一番穏便に事が進んだとしても、待っているのは専業主婦からのシングルマザーという過酷な道ですし……娘のみゆちゃんのためにも、桃美の精神力と体力が持ってくれることを祈るばかりです。

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大谷と森田には肉体関係があった！？

森田はラブホで全裸で泣きながら、13年前の話を始めました。当時、運転代行のバイトをしていた森田は、酒癖の悪い前嶋（大谷の夫）を度々自宅マンションまで運んでいたと言います。その流れで大谷と身体の関係を持ち始めた森田。

大谷は、夫のDVに苦しんでいました。いつしか夫への復讐心に燃えるようになり、大谷は森田を利用することを考えます。なんと大谷は森田に対し、夫の殺害を手伝ってほしいと申し出てきたのです。

そんな衝撃的な過去を桃美に打ち明けてきた森田は、「前嶋みやび」で調べる何かが掴めるかもしれないと言い残してラブホを出て行きます。

家族を愛する森田

ラブホでの行為の最中にこんな重要な話をする森田。話をしている途中で、森田の嫁から電話がかかってきます。用件は、娘のしずくのスイミング終わりに家族で食事をしようというものでした。先ほどまで桃美と行為をしていた森田なので、冷や汗が止まりません。しかし、嫁からの温かい言葉で、森田は目に涙を浮かべながら家族の元へと帰っていったのでした。

森田を気に掛ける桃美

そんな森田の力ない背中に、桃美は家族を大事にしないとお前はダメになると忠告。精神的にも弱い森田にとって、嫁と子供の存在は大きく、嫁からの言動によって森田の心は大きく左右されています。それこそ桃美とラブホにきている場合ではないのですが、そこもまた森田の心の弱さの現れとも言えます。

「前嶋みやび」は前科もち？

なんと、大谷（前嶋みやび）はバツ3でした。しかもネットニュースになるほど保険金詐欺を疑われている超危険人物だったのです。2人目の夫が80歳で晶かな遺産目的が伺えるというのも、ネットニュースのいいネタにされています。大谷は想像以上に罪を重ねていると言えますが、逆に疑われててもなお罪を重ね続けるだなんて以外と浅はかな面もあることがわかりました。

作中では寝たきりの老人に迫る大谷の姿が描かれていました。身動きとれないのに目の前に殺人鬼がいるなんて、これほどの恐怖はありませんよね。大谷が夫からDVを受けていたのは事実のようですが、DVを受けたことによって大谷の性格が変わってしまったのか、もともと大谷はそういう性格だったのか、そのあたりが気になります。

桃美は森田との別れ際に、家族をちゃんと守れと声をかけますが、果たしてその言葉は夫以外の男と寝ている桃美の口から発せられる言葉なのかと疑問に思ってしまいました。

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森田から衝撃の告白

ヨガの後、桃美は爆睡。夢の中に出てきたのは、義母から言われた嫌味の言葉の数々でした。帰宅後、桃美は夫が部屋を掃除しているのを見て、パパ活で稼いだ離婚資金の隠し場所に困り始めます。

強姦まがいなことをしでかした阿藤は、なぜか選挙に当選。どうやら悪事のすべての隠蔽工作に成功したようです。

森田は妻から小遣いを減らされ、SNSでのナンパにも失敗し、鬱蒼としていました。そんな彼は412号室から出てきた理由を話す代わりにタダでやらせて欲しいと桃美に持ち掛けてきます。

しかし、行為の最中でまさかの中折れ。森田は泣きながら、自分は人の命を奪ってしまったと桃美に衝撃の告白をしてきて……！？

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義母の言葉は呪いの言葉

「いいお嫁さんでいるように」「家事は女がするもの」「健康な男児を産んで欲しい」「食事をきちんと作るように」「なるべく専業主婦で」桃美はこれまで義母からプレッシャーをかけられ続けてきました。

その言葉の数々は桃美にとってはもはや呪いの言葉とも言えるほど毒の要素を含んでいます。その言葉たちは桃美の心に未だに大きなトラウマとして残っているようです。

阿藤の影響力

ヨガの集まりで使っている一室を利用する際には、管理人さんに部屋の鍵をあけてもらう必要がありました。これまではメガネをかけた管理人さんが対応してくれていたのですが、聞くところによるとその管理人さんは辞めさせられてしまったのだと言います。

しかも辞めさせるように仕向けたのは、阿藤だったそうです。桃美はそのことから、自分たちのせいでメガネの管理人さんが辞めさせられてしまったのではないかと考えてしまいます。

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森田の嫁は生理前になるとヒステリック気味になり、手が付けられなくなるようです。そんな嫁に対して発言権のない森田は夫としても男としても少々情けなさを感じます。しかし、生理前のやりとりとしてはよくある夫婦の形な気がしないでもありません。

そこで浮気に走るかどうかは男側の責任なので、森田がクズ夫である事実に弁明の余地はありませんが……。ただ、桃美と行為をしている最中の森田は、家庭の鬱憤を思い出しているのか何も楽しめていないように思えました。

結局中折れで終わり、全裸のまま衝撃的な告白をして終わってしまった今回でしたが、桃美はこの後森田に対してどのような言葉をかけるのでしょうか？全裸でそんなこと言われても……という桃美の声が聞こえる気がしました。

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