推しに甘噛み・第27話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜花とゆめ 2024年10号,11号

「花とゆめ」2024年10号,11号に掲載されている「推しに甘噛み」第27話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

甘夏吸血会がついに開催

ポーカー勝負を続ける甘夏と倫夜！しかし、ことごとく倫夜の全敗です！倫夜の怒りは沸騰寸前でした。

そんな中、倫夜の拠点を外国の富豪の吸血鬼が襲撃！狙いはもちろん、甘夏の血の独占です。迎撃する倫夜ですが……？

一方ヒナは、甘夏の捜索を続行中。そんな中、ついに「甘夏吸血会」が開催されてしまいます！果たして、甘夏の運命や如何に！

甘夏の血を狙って終結する貴族たち

甘夏の血を狙って次々に来日してくる海外の吸血鬼の中には、純潔度の高い貴族たちもいました。中でも純潔度の高い「エルジェベト妃」「ジルドレエ男爵」は、他の吸血鬼とは違うオーラをまとっています。それ以外にも会場には2000人以上の吸血鬼の姿がありました。

血を巡っての抽選会

もちろん2000人全員が甘夏の血を一口ずつ飲んだとしても、甘夏の失血死は確実です。そこで吸血会場では、抽選に当選した100人のみが甘夏の血を飲めることになります。当然、純潔度の高い貴族たちが、格下の吸血鬼たちと自分の対応が同じであることを許すはずがありません。予想通り、会場ではハプニングが起こります。

ヒナは会場に間に合うも倫夜に言いくるめられてしまう

倫夜は、甘夏を使って、来日した吸血鬼を一斉に集めて、彼らを国へ帰そうと考えていました。それにあたって甘夏を拉致して無理矢理に協力させている状況です。しかし、会場へ辿り着いたヒナには「甘夏は進んで作戦に協力してくれている」と嘘を流し、ヒナはそれを信じてしまいます……。しかもマオ君の台本を渡されて、大人しくさせられてしまっているヒナです。ここはヒナの助けはほぼ望めないと考えたほうがいいでしょう。

倫夜の声の能力

倫夜は格下の相手に対して声で絶対的な命令を下すことができるようです。おそらく倫夜は、会場に集まった全員に自分の声の能力を利用して国へ帰るように命じるのでしょう。しかし、「エルジェベト妃」「ジルドレエ男爵」といった純潔度の高い吸血鬼に対してはどのような手段をとるつもりなのでしょうか？

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倫夜が自分の声の能力を使って外国の吸血鬼たちを国へ帰そうとしているのが本当だとしたら、これ以上なく穏便な対処方法です。しかしラストページでは、倫夜の協力者の1人が気になる一言をヒナに残します。

その協力者はヒナに対して、「吸血鬼ならこの場から逃げたほうがいい」と忠告するのです。もしかしたら倫夜は、吸血鬼たちをただ帰すだけではなく、別の目的を隠している可能性もあります。