太陽よりも眩しい星・第35話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜別冊マーガレット 2024年6月号

「別冊マーガレット」2024年6月号に掲載されている「太陽よりも眩しい星」第35話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

男を取り合う女たち

神城と朔英は両想いの真っ盛りでした。しかし、新たに登場したサッカー部の後輩マネージャーの千里が、朔英の悩みの種になっています。

中学のころから神城のことが大好きだと言い放つ千里は、「可愛い」「小さい」「性格もいい」と3拍子揃ったザ・後輩！な強敵です。千里を相手に、朔英は完全に自信を失っていきます。

一方、クール男子の鮎川に思いを寄せ続ける翠ですが、こちらも新たに鮎川に急接近している秀才の七海の存在が目について仕方がありません！

翠は七海を牽制しようとするが、返り討ちに！？

自信がある女の子

千里は小さくて可愛い系の女子で、しかも底抜けにポジティブで裏のない女の子でした。神城のことに関しても、朔英が彼女であることを知りながら「自分たちは恋敵」「フェアに戦いましょう！」と正々堂々と宣戦布告をしてくるほどです。千里が、自分に自信がある女の子だからそういうことができるのだと、朔英は考えているようです。

実際には無敵なわけじゃない

しかし、朔英が思っているほど千里は無敵ではありませんでした。というのも、千里は「朔英が神城の彼女としてふさわしい」「神城が朔英を好きな理由」ことをなんとなく察していたからです。それを思って神城の前で大号泣をするほど、千里にも余裕はありませんでした。

ネガティブこそがつけ入る隙

朔英には朔英が気づいていない魅力がきちんと備わっており、朔英も千里から見ればしっかり嫉妬の対象になり得るわけですが、当の朔英は「自分にはいいところがあまりない」とネガティブになってしまっている状況が今です。千里がつけ入る隙は、そんな朔英のネガティヴな感情を増幅させて自滅することを狙うことでしょう。

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朔英VS千里の女の闘いの裏では、鮎川を巡る翠VS七海の戦いも激化していきます。七海は秀才系の女子ですが、決して地味ではなく、自分に自信がある系のハキハキした女子です。

七海は頭がいいため、翠が牽制の為につっかかっていっても、毎回論破されてしまいます。傍から見ると翠に勝ち目はないように思えるのですが、翠には「可愛さ」と「愛嬌」がありますからね。

クール男子の鮎川が、一緒にいて楽なのは間違いなく七海でしょう。勉強のレベルも合うため、会話のレベルも一致するはずです。

反対に、翠と鮎川はタイプは真逆ですが、翠は愛嬌の塊のような女の子なので、一緒にいて楽しいのは翠のほうかもしれません。

鮎川は「楽さ」をとるか「楽しさ」をとるかを迫られているといったところでしょうか。そしてこのタイミングで、鮎川の寮が停電したため、神城の家にお泊りする展開に！次回は男子たちの恋バナが覗けるかもしれませんね！