【第28話更新】太陽よりも眩しい星・第28話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「太陽よりも眩しい星」あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

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成就する恋とそうでない恋

神城からバレンタインデーのお礼のメッセージが届き、思わず口元に笑みが零れてしまうさえ。神城はホワイトデーはしっかりお返しをしてくれるつもりらしく、予定を開けておくようにさえに話してきました。神城とさえは順調に互いの距離を縮めていました。

しかし一方で、翠と鮎川は何やら只ならぬ雰囲気です。翠が一方的にヘソを曲げているらしく、鮎川に酷い態度をとっています。鮎川も何やら悩み事があるようで、いつもと様子が少し違うようです……。

その後、お泊り会が開催されることに。参加者はさえ・翠・みおの3人ですが、さえは早々に眠ってしまいました。ここで、翠とみおの会話から、実は鮎川がさえに好意を抱いていることが明らかに！しかも2人の会話をさえ本人も聞いてしまい……。

いっそ鮎川と付き合ってくれればいいのに

翠は鮎川に絶賛片思い中です。しかし、そんな鮎川はさえに片思い中で、そんなさえは神城といい感じになっています。翠からしてみればいっそ鮎川とさえがくっついてくれれば諦めもつくのに……といったところでしょうか。当てどころのない怒りや悲しみを、さえと神城にぶつけてしまっている感が否めない翠なのでした。

とにかく周りに八つ当たりする翠

翠は神城やさえはもちろん、全く関係のないみおにまで態度が悪く、完全に周りに当たり散らしていました。怒りの発散方法が全く分からずに戸惑っているようでもありましたが、そんな中でもついつい鮎川のカッコイイ姿を目で追ってしまう翠。やはり心の奥底ではまだ鮎川のことを全く諦められていない様子です。

勘のいいみお

みおはそんな翠の気持ちにも鮎川の気持ちにも気が付いている様子で、お泊り会の際に翠に言葉をかけます。そんなみおの言葉を受けて、翠は「やっぱり自分が鮎川を幸せにしてやりたい」と再確認。普通ならさえを憎んでもおかしくない所を、しっかりと自分は自分だと切り替えることができる翠は、なかなかに真の強い女の子で友達思いだなと感じました。

それまで寝ていたのに、鮎川がさえを好きという台詞のときだけ起きてしまったさえです。ツイていないですよね。知らない方が幸せなことは世の中いっぱいあるよなーと想ってしまいました。

友達として翠と今後どう付き合っていくか、さえは悩まされることになっていくと思いますが、それも翠の出方次第と言えるでしょう。いっそのこと鮎川がさっさとさえに告白でもしてしっかり振られてくれれば、白黒はっきりして翠も動きやすいような気がしました。

バレンタインデーを迎える

放課後、ついにファーストキスを交わした神城とさえ。しかし、目撃者がいたらしく……。翌日は校内でそのことが噂になっていました。

しかし、井沢ここでナイスフォロー！高校生にもなってそんなことで騒ぐなんてダサいと、噂をしていた一団を一蹴します！

クリスマスに引き続き、バレンタインデーと、恋する男女のイベントが何かと多いこの季節。

なんと、翠が鮎川に恋をしていることが発覚！どうやら翠は鮎川にバレンタインのチョコをプレゼントするつもりのようです！しかし、翠の恋の行方は思わぬ展開を迎えます……。

一方では、さえも神城にバレンタインのチョコを手渡しました。喜びが頂点に達した神城は、ここで大胆な行動に……！？

井沢のファインプレイ

元はと言えば井沢の口の軽さによってかなり振り回されていた神城とさえでしたが、今回はそんな井沢に助けられる形となりました。噂をしていた犯人は一体誰だったのでしょう？なんでも、「神城とさえが放課後に2人きりで薄暗い教室で何かをしていた」というメッセージが学年内で出回っていたのだそうです。

ファーストキスを迎えて

ファーストキスを交わした夜、神城とさえは夜中までメッセージのやりとりをしていました。二人とも興奮してなかなか寝付けなかったのでしょうね。さえがスキンシップが苦手だと考えていた神城にとっては、さえがファーストキスを喜んでくれていて、とても嬉しかったことでしょうね！

鮎川は翠の気持ちに気が付いている

意を決して鮎川にバレンタインのチョコを手渡した翠。しかし、どうやら鮎川は翠の気持ちに気が付いている模様。「バレンタインチョコは妹と一緒に食べる」と言ってお礼を言いますし、翠が遊びにいかないかと誘っても「みんなで行こう！」と2人きりになることを回避しようとします。つまり、鮎川は翠の気持ちを受け止めることはできないので、彼女を気づつけることなくフリたいということなのだと思います。

翠ちゃんの恋が初っ端から波乱を迎えています。鮎川に遠回しに断られている翠ちゃんです。翠ちゃんの性格的に、キッパリ誠意を込めて断ってくれるのならまだ諦めもつくのでしょうね。

さえは翠ちゃんと鮎川がうまくいくだろうと信じて疑っていません。翠ちゃんは女子の中ではかなり容姿がいいほうなので、彼女の誘いを断る男子はそうそういないでしょうが、どうやら鮎川は違ったようです。

鮎川の態度的に、翠のことは友達としては好きだけど恋愛対象としては一切見ていないと言った感じが伺えました。

本当は触れてほしいさえ

クリスマスデートをする神城とさえ。カフェで休みながら、2人は互いにプレゼントを交換します。

幸せな一時を過ごす2人ですが、さえの頭の中には「サッカー部は手を出すのが早い」という言葉が今も巡っていて、どうしても反射的に神城を警戒してしまいます。

とはいえ、さえは神城に手を出されることが嫌なわけではなく、初めてのことでドキドキしてしまうだけでした。

しかし、神城はさえの反応を見て、「さえはキスや手を繋いだりするのは苦手なのだろう」と勘違い！さえを気遣って、神城はクリスマスだというのにさえに何もしてきませんでした。本当は少し期待していたさえは……。

余計な事しか言わない井沢

「サッカー部は手が早いと」という情報をさえに流したのは、同級生の井沢です。今回もお調子者で思ったことをすぐ口に出してしまう井沢によって、さえが振り回されることになります。

期待してた自分が恥ずかしくなるさえ

井沢はさえに、「神城はさえのことを天使だと思っている」と話してきます。つまり神城はさえのことを「キスや手を繋いだりしてはいけない対象」だと思っているのだそう。そんなことを言われてしまったら、クリスマスに神城からそういったスキンシップがあることを少し期待していたさえが、恥かしくなってしまうのは当然です。

清楚なイメージを崩せない？

神城が自分に対して清楚なイメージを抱いているのなら、そのイメージが崩れた瞬間にガッカリされてしまうかもしれないと、さえは深読みしてしまいます。本当はキスや手を繋いだりしてみたいけれど、自分を抑えなければいけないと考えるさえ。しかし、気持ちが顔に出やすいさえは、神城に対する欲求を隠しきることができず、そんなさえの癖が思わぬ展開を引き起こします！続きが気になる方は、26話のラストページをチェックしてみてください！

ついに神城とさえが……！井沢にだいぶ振り回されたクリスマスでしたが、結果的には井沢の口の軽さのおかげで、「さえの本心が神城に伝わった」と言っても過言ではありません。井沢ナイス！

結局、お互いに触れたいという気持ちは神城もさえも一緒だったんです。「神城がさえに手を出してはいけないと思っている」という情報は、井沢のただの思い込み。神城はずっとずっと、さえに触れたい欲求を我慢していただけなのでした。

おそらく、「サッカー部は手が早い」という情報を得て、さえが自分のことを警戒していると神城は考えたのでしょうね。

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