隣の元カレくん・第29話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想

「隣の元カレくん」第29話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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やっぱりしっかり恋敵な稲葉と秀俊

稲葉と秀俊の話し合いは、始終、稲葉のペースでした。お酒も相まってか、秀俊はなんだか弱気に見えます。話の内容から秀俊が自分の過去の浮気を心底悔いており、未だに黒木を愛していることが明らかになりました。

やはり秀俊がやたらと稲葉に食って掛かってくるのは、黒木を奪われたくないという思いが根底にあったようです。あれやこれやと舞美の父親であることを主張してくるものの、結局は黒木と稲葉に嫉妬心を抱いているという部分が大きいのでしょう。

どうしようもない秀俊を前に、稲葉が提案したのは秀俊が自分のことを認められるように、舞美（黒木と秀俊の娘）を交えて一緒に遊べばいいという短絡的な提案でした。

もちろん秀俊からすれば不本意な展開ですね。しかし稲葉のマイペースさにやや飲まれがちの秀俊なので、稲葉の提案は近いうちに実現することになるかもしれません……。

最終的には全員で遊ぶことに！？

稲葉と秀俊と舞美が3人で遊ぶかもしれないことを知った黒木は、自分も行くと言い出してしまいました。最初の予定通りなら秀俊が来るわけなかったのですが、黒木までくるとなったら「舞美・黒木・稲葉」を3人で遊ばせるわけにはいかない秀俊も強制参加する流れになりそうですね。

秀俊が不憫に思えてくる

秀俊が意外にイイヤツであることが明らかになってから、何だか不憫に思えて仕方がありません。秀俊は離婚をしてから20年間、罪滅ぼしのつもりで舞美のことを大切にしてきましたし、黒木に対しても誠実な態度をとり続けてきました。モテるはずの秀俊が未だに独身であるのも、黒木に対する負い目と、愛情があったからでしょう。そんな秀俊は今、稲葉に黒木と舞美の両方を奪われようとしているのです。取り乱しても仕方がない状況ですよね。

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最近になって秀俊の印象が大きく変わってきました。結婚当初は秀俊もかなりいいキャラだったようですね。彼を捻じ曲げてしまったのが黒木の「稲葉に対する一途すぎる想い」であったり「自分の感情を表に出さなすぎる癖」が原因であることを考えると、秀俊もなかなかに可哀想なキャラであると思えてきてしまいます。

そうだとしても浮気は言語道断ですけどね。浮気する前になぜ黒木と直接話し合うことができなかったのでしょうか。秀俊には一生かけて浮気の罪を償ってほしいです。

作者さまより嬉しいお知らせもありました！

『隣の元カレくん』ボイスコミック化！

稲葉の声を務めるのは細谷佳正さん、黒木の声を担当するのは石川由依さんです！どちらも人気の声優さんですね！『隣の元カレくん』ボイスコミックはYoutubeの集英社マンガ公式チャンネルで見ることができます！是非こちらもチェックしてみてください！