プロ彼女の条件・第9話(2)のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「プロ彼女の条件」第9話(2)(※めちゃコミ表記19話)のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

プロ彼女の条件・第9話(2)(※めちゃコミ表記19話)のネタバレ

実は、美織が玲奈を追って栗田のバーへ赴いたあの日―――。

2人の女の戦いを面白がって観戦していた栗田は、トイレから出てきた玲奈に美織と八合わせたか？と質問していました。

会っていないと答える玲奈。 玲奈は栗田が美織を呼んだことを知り、栗田に対して相変わらず悪趣味なんだからと悪態を付きます。

しかし玲奈はすぐにトイレでナプキンを取り替えた音を美織に聞かれたかもしれないと気が付き…。

玲奈に生理が来ていることを知った栗田は大爆笑です。 和沙に嘘までついてお前も悪い女だね～！と大声で話します。

玲奈は先手を打つことにしました。

その場にいた記者の広田に、今度何か大きいネタを教える代わりに美織を見張ってほしいとお願いしたのです。 広田は玲奈のお願いを快く受け入れます。

このやり取りから玲奈が栗田や広田とそうとう仲がいいことがわかりますね。 どうやらこの3人は旧知の仲のようです。 これじゃあ美織が振りになるような流れにもっていかれても仕方がないですね…。

全ては玲奈の掌の上だった…。 そのことを知った美織はショックを隠せません。

さらに電話で玲奈から「自称女子大生」だったことまで指摘され、顔を真っ赤にする美織。

玲奈の話では、広田のインタビューを受けた美織の父親は、美織を大学に行かせる金があったら俺がつかっていると心無いコメントまで出したのだそうです…。

玲奈は“女子大生ブランド”を持っていない美織なんて港区では誰も見向きもしないと豪語します。 その程度のレベルの女は港区にはごまんといる…所詮、美織は男の欲を満たすためだけのモブキャラだと玲奈は鋭い言葉を刺してきました。

美織はまともに言い返すことができません。

止めを差すかのように玲奈は港区では一回の失敗が命取り…今頃芸能事務所には美織の顔写真が出回っているし、芸能人御用達の栗田のバーにももはや出禁だと告げました。

“脇役はさっさと消えろ！”

その言葉に美織は身体の力が一気に抜けてその場にべちゃっと座り込んでしまいます。

涙と鼻水を垂れ流して放心状態の美織は、しばらくその場から動くことができませんでした。

 

一年後―――。 テレビで「イケメンパパ」「イクメンパパ」と持ち上げられながらインタビューをうける幸せそうな和沙。

その番組を真っ暗な部屋で見ながら、ガリガリと爪を齧る太った女性の姿がありました。

私が彼女なんです…私が彼女なんです…と何度も何度も呟いているその女性。

変わり果てた美織は、孤独と絶望の中に沈み込んでいきます。

 

 

次回からのお話は「整形して大好きなアイドルと運命の再会を果たそうとする女のストーリー」になります…！

 

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プロ彼女の条件・第9話(2)(※めちゃコミ表記19話)の感想

いや～…玲奈こっわ！港区こっわ…！ 芸能人を恋人にする危険と大変さがものすごくよく伝わってくるお話でしたね。 容姿・学歴・資産・人脈が100点であることは大前提な上に、ずる賢さまで持っていなければ芸能人の彼女にはなれないということでしょうか…。 めちゃくちゃハードル高いですよね。 美織のように涙を飲んだ一般女性のほうが絶対に多いわけですし。

結局、玲奈は和沙との子供を本当に設けたみたいですね～。 真相を何も知らない和沙ですが、美織と彼が再会することは二度とないので和沙が真実を知る日は一生こないことでしょう…。

港区に夢を見ることは悪いことじゃないとは思いますが、他人を蹴落とそうとする美織の汚い心が和沙に知れてしまって捨てられる形になってしまいましたね。

あの時点で和沙ではなく別の男性に切り替えていたら、美織にもまだ夢のある未来が期待できたかもしれません…。