私たちはどうかしている・最新66話のネタバレと感想｜BELOVE2月号

2020年12月28日発売の「BELOVE」2月号に掲載されている「私たちはどうかしている」第66話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

私たちはどうかしている・第66話のネタバレ

死んだと思われた多喜川の父・秀幸が実は生きていた！？ 山奥でひっそりと暮らす彼の元を訪れたのは…女将・今日子でした…。

お茶を点てて今日子を静かにもてなす秀幸。 今日子は彼に、いつまでこんなところに隠れているつもりなのかと尋ねました。

[chat face="piso20191230144045.png" name="めめこ" align="left" border="none" bg="red"] 秀幸は世間では死んだことにされていましたが、なんと8年もの間山奥に身を隠してひとりで暮らしていたそうなのです！

今日子は秀幸に詰め寄り、また慰めてあげましょうかと身体を近づけてきます。

しかし秀幸は自分はいないことにされているほうがいいんだと静かに語り出しました。 妻を裏切り、家庭を裏切り…多喜川家に泥を塗ったが戻ればきっと誰かが不幸になるし、今はこの隠居生活が楽なんだと静かに話す秀幸。

今日子はそんな彼につまらない人ねと言い放ちました。

今日子は秀幸にお願いがあって彼の元を訪れていました。 そのお願いとは…「邪魔者である花岡七桜を消したい」というもの…。

秀幸はまだ今日子がそんなことに捕らわれているのかと驚きます。

しかし今日子は七桜がいる限り自分には居場所がない…自分のために七桜を消すと言ってその瞳に狂気の色を浮かび上がらせます。

秀幸は当然、そんなことできるわけないと答えました。

今日子はそんな彼に、本当につまらない人ねと言って部屋を出てていこうとします。

秀幸は彼女を引き止めました。 いったいいつまで孤独でいるつもりなんだ、椿という家族がいるのに…お腹を痛めて産んで育てたてきたのだから椿にも愛情がすこしはあるだろう？と語り掛けます。

しかし今日子は椿のことを「椿は復讐するために産んだただの道具」だと言い捨てました。

秀幸はもはや今日子に何も言葉をかけることができませんでした。

 

一方で七桜。 椿が言い放った「自分が父親を殺したのかもしれない」という言葉がどうしても頭から離れません。

もしそれが事実だったら椿は一勝自分を責め続けて苦しみ続けるだろう…。

そう考えた七桜は、事件の真実を知るのが怖くなってしまい、つい椿にもう事件のことはいいじゃないと口をだしてしまいます。

しかし椿は、これからも美しい御菓子を作り続けるために、真実が知りたいんだとまっすぐな瞳で七桜のことを見つめてきました。

そんな椿を見て、七桜は自分の弱い心を恥じてしまいます。

 

そんな折、五月雨亭との園遊会の打合せにて…椿が以前、桜をモチーフにした美しい御菓子を考案したことを知った七桜。

椿の思いを悟った七桜は、自分も事件の真実を突き止めて前に進もうと決意をします。

 

まずは母の手紙を読み返すことから始めることにした七桜と椿。 すると手紙が一つだけいつもの住所とは違う場所から送られていることに気が付きました。

試しにその住所を辿ることにした二人。

行きついたのはひっそりとした山の中です。

そして二人がそこで見つけたのは…亡くなったはずの多喜川の父・秀幸の姿なのでした―――。

 

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私たちはどうかしている・第66話の感想

これは衝撃的な展開です！ 亡くなったとされていた多喜川・父が実は生きていたことがついに七桜たちの知る所となりました！ 2人は着実に事件の真相に近づきつつあります。

秀幸は穏やかな性格なので頭ごなしに二人を追い返すなんてことはないと思います。 観念して事件の一片について語ることでしょう。 果たして多喜川・父は二人に何を語るのか…。

というか多喜川さんはこのことを知っているんですよね？ 七桜たちには父が亡くなったと多喜川自身が話していましたが…。 名家に泥を塗ったから家を出ていくと言った父を黙認しているということでしょうか。 そのあたりがなんだかモヤっとしますね、多喜川は本当に秘密が多すぎる男です…。