私たちはどうかしている新婚編・第4話のネタバレと感想｜BE・LOVE

「BE・LOVE」に掲載されている「私たちはどうかしている新婚編」第4話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

週末には、新婚旅行で京都の町を歩いているはずだった七桜と椿。それが一転して殺人事件に巻き込まれてしまう展開に……。

椿は加賀見連句会に注文されていたぼた餅を届けにいったはずでした。しかしそれを口にした連句会のメンバーが、口から血を流して倒れたのです。

どうやら椿が持ってきたぼた餅に、毒が入っていたという話らしいのですが……。

警察は完全に椿のことを疑っています。 しかし椿は椿で、連句会のメンバーで前の日に椿の店でぼた餅をひとつだけ購入し、意味深な言葉を残していった田村和人のことを疑っていました。

椿はあらかじめ田村の危険性を加賀見に伝えていましたが、加賀見は自分の句会は「どんな人でも受け入れる」を信条にしているため、田村を拒むことはしたくないのだと言われてしまったのです。
そこで椿は田村を見張るという意味も兼ねて、自らがぼた餅の配達に赴いたわけなのでした。

句会での休憩時間、ぼた餅を台所から持ってきたのは田村です。ぼた餅をとりわけたのは加賀見でした。
そして倒れたのは句会のメンバーである眼鏡の男性・星野。

状況と経緯から考えるに、明らかに疑わしいのは田村でした。 七桜は椿の無実を証明するため、田村から事情を聞き出そうと行方をくらましている彼の後を追います。

そうして神社の境内で田村を追い詰めた七桜。
"自分の店の御菓子にいったい何をしたのか？"そう問い詰める彼女の瞳には、怒りの色が滲んでいました。

追い詰められた田村は、急に気がふれたようにわけのわからないことを叫びだします。 自分は何もしていない。ただ真実を知りたかっただけ。
警察に行ったら、ろくに調べもせずに自分が悪者にされる……兄さんの時みたいに！

そう叫んでその場から再び逃げ出してしまった田村。

彼の言葉が気になった七桜は、帰ってから田村の兄について調べてみることにします。 すると田村の兄らしき人物が、ストーカー容疑を掛けられたことを苦に自殺をしたという記事を見つけて……。

その夜、加賀見は自室で句を読んでいました。優し気な表情で句を見つめる加賀見。 彼はポツリと、"あの子たちはやっぱり昔の私たちに似ていますよ。"と誰かに話しかけています。

加賀見の視線の先にあったのは、棺でした。 そしてその中には、着物を着た女性の白骨死体が横たわっています。

加賀見は、白骨死体に向かって、"今日は機嫌がいいですね？もうすぐ終わるからですか。"と話しかけているのでした……。

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明らかに怪しい田村……のはずだったんですが、更に怪しい人物が浮上です！まさか加賀見先生があんな陰の深そうな本性があっただなんて想いもしませんでした。犯人はまさか加賀見先生だったりするのでしょうか？白骨化した遺体をずっと自室に保存し続けているなんて正気の沙汰とは思えませんよね。おそらく今は亡き恋人か親族か……いずれにしても事件性がさらに深まってきて、もはや七桜たちの新婚旅行どころの騒ぎではなくなってしまいました。

私たちはどうかしている 新婚編 -桜色の連歌・第5話のネタバレと感想｜BELOVE

毒入りぼたもちによって殺害されてしまった連句会のメンバー星野。犯人は前日に椿からぼた...