私たちはどうかしている・番外編のネタバレと感想｜BE LOVE10月号

2021年9月1日発売の「BE LOVE」10月号に掲載されている「私たちはどうかしている」番外編のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

私たちはどうかしている・番外編のネタバレ

七桜と椿の結婚から一年後の秋―――。

ある日、城島は栞から突然信じられないような言葉を告げられます。 なんと彼女は唐突に自分と結婚してもらえないかと言い出してきたのです！

何の脈絡もなく突然浴びせられた衝撃的な言葉に、城島は思わず熱いお茶を溢してしまいます。

 

 

慌てながら溢したお茶の始末をする2人。 栞はふと城島と目が合うと、顔を真っ赤にしながらさっきの話は忘れてくださいと頭を下げ、逃げるようにしてその場から去ってしまいました。

栞が一体どういうつもりなのか気になる城島は、お菓子作りにもなかなか身が入りません。 しかし選・和菓子職の試験は一週間後に迫っていました。

 

 

そんな中、城島はかつて椿が選・和菓子職の試験で作った見事な桜をテーマにした御菓子の写真を見てしまい…。 その素晴らしすぎる出来栄えに、城島はすっかり自信をなくしてしまいます。 彼は今までよりも増して夜遅くまで御菓子作りの練習をするようになり、自分を追い詰めていきました。

そんな彼の体調を心配した栞は、外でお弁当を食べようと言って城島を連れ出します。

 

 

そこはコスモス畑のある緑豊かな公園でした。 栞はコスモスの強かさを引き合いに出して、城島を元気づけようとしてくれます。

城島は彼女が自分を元気づけようとしてくれているのがすぐにわかりました。 彼女のおかげで肩の力が抜けた城島は、穏やかな気持ちで御菓子作りに取り組むことができるようになります。

 

そんな中、栞の父が入院中で余命が幾ばくも無いことを知ってしまった城島。 栞が突然城島に結婚の話をしてきたのは、親を安心させるためにも結婚を…と考えた時に頭に自然と浮かんできたのが城島の顔で、あの時ちょうど目の前にいたためについ口から本音が出てしまっただけだったのです。

栞はこれまで父を絶対的な何かとして恐れの気持ちを抱いていました。 しかしそんな父も病気にもなるし死にもする…栞は今更ながら、彼を一人の人として…そして父として向き合おうと毎日お見舞いに行っていたのです。

 

城島はそんな彼女に自分が作ったあんみつを私、お父さんに食べさせてあげてほしいと言ってきました。

城島の作ったあんみつを食べながら親子としてゆっくりと話すことができた栞たち。 栞は城島に礼を言うとともに、自らの恋心を打ち明けます。

すると城島は、コスモスが綺麗に咲く絶景の場所を知っているから、まずはそれを一緒に見に行くところから始めようと、栞に前に跪くのでした。

 

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私たちはどうかしている・番外編の感想

番外編はまさかの栞と城島のストーリーでした！ 個人的にはこのカップルだけでなく、他のキャラクターのその後もちょっと覗きたかったなというのが正直なところでしたが…こっちはこっちでハッピーエンドを迎えそうなのでこれはこれで満足です！ 女将は身の置き所を見つけたのか？ 多喜川家はその後どうなったか？ 七桜たちの店はどのように繁盛しているのか？ いろいろ気になるところはありますよね。

そんな皆さんに朗報なのですが、なんと2021年12月1日発売予定のBE LOVEに「新婚特別編」なるものが収録予定なのだそうです！ これは楽しみですねー！