11年後、私たちは・第31話のネタバレと感想

「comico」に掲載されている「11年後、私たちは」第31話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

11年後、私たちは・第31話のネタバレ

千鶴との話を終えた結衣はとぼとぼと歩いて帰っていました。今回の話で見せた千鶴の冷静な大人な考え方が自分とは違うところで、優が千鶴を忘れられない理由の一つなのだと思います。

しかし、千鶴の説教じみた言葉に対して、自分のことなど何も知らないのにと苛立っていました。すると、男性から声をかけられます。

その男性は結衣の先輩にあたる人で、同僚と一緒にいました。 結衣が大学卒業を控えていることを知ると、その先輩は、自分の勤めている会社が社員を募集しているから一度受けてみないかと誘ってくれます。

結衣は快く返事を返して、その場あとにしました。 同僚が可愛い子だと褒めると、その先輩は容姿ではなく、結衣の努力家なところをかっているのだと話しました。

結衣はというと、もらった名刺に目をやりますが、聞いたところもない会社だし、安月給で働き続けたくはないと、その名刺を破り捨ててしまいました。

一方、千鶴と萩野は、約束していた店ではなく、この時間からでも入れる焼肉屋で食事をしていました。

ドタキャンの末の食事だったので、ここは千鶴がもつことになります。

萩野はせっせと肉を焼いてくれ、千鶴のお皿にどんどん入れてくれました。そんな萩野に気を遣いますが、冗談ばかりいう萩野に千鶴は思わず微笑みます。すると萩野が、付き合うともっと面白いなどと言うものだから、2人で微笑み合うのでした。

千鶴が萩野のお皿に肉をよそいます。 すると1人で食事をすることの多いので、こうして誰かと食事ができるだけで幸せなんだと言います。

そんな萩野の言葉に、こういうことが幸せなのかと千鶴も嬉しく思うでした。

 

焼き肉からの帰り道、服についた匂いをとるために2人で夜道を歩くことになりました。その日は風がよく吹いています。すると萩野がこんな話をしました。落ちる木の葉を空中でキャッチできると恋が叶うというのです。

千鶴もそのジンクスみたいな話を知ってはいたのですが、そういうのは信じないのだと言います。千鶴に共感する萩野は、それでも今日だけは信じたいと、落ちる木の葉に挑みます。見事掴むことができると、自分の恋が成就するかもしれないと笑いながら千鶴に言うのでした。

 

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11年後、私たちは・第31話の感想

結衣は損な性格ですね。せっかく自分のことをきちんと見て評価してくれている人がいるのに、自分の野望のために、そういう人と向き合うとしないのだから、ダメになっていくのだと思います。

それもこれも、結衣だけでなく、家族を含む環境のせいでもあるだけに、少し可哀想でもあります。あの先輩がまた登場して、結衣を救ってくれる展開を希望します！ 千鶴と萩野は、穏やかな時間のなかで愛をはぐくんでいますね。

恋愛に一番必要なのは、安らぎとか安心とか、そういう気持ちなのかもしれません。一途な萩野に、千鶴がイエスと応える日もそう遠くはなさそうですが、まだ漫画は続いているところを見ると、変な邪魔が入らないことを祈るばかりです。