あなたがしてくれなくても・第30話のネタバレと感想｜漫画アクション

「漫画アクション」に掲載されている「あなたがしてくれなくても」第30話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

あなたがしてくれなくても・第30話のネタバレ

みちと陽一のマンションでは外壁を塗りなおす補修工事が始まりました。

しかしみちたちの階層はまだ作業日ではなかったため、みちは洗濯物を干そうとしています。 それを見た陽一は、みちを止めました。 作業服の男に下着を見られるかもしれないぞと忠告するのです。

陽一がそんなことを気にしてくれるなんて…思わず嬉しくなってしまうみちはフフッと笑います。

しかしその後、陽一はババアの下着が目に入ったらかわいそうだろ？と冗談を吹きました。

スネて文句をいうみち…それを見てニヤニヤと笑う陽一。

なんだか2人は仲睦まじげなカップルのように見えます。

 

職場では、華がみちの幸せオーラに突っ込んできました。 今のみちはとても幸せそうで私生活も順調なんだろうという雰囲気が伝わってくると言います。

華はそれが新名のおかげだと思ったようです。

 

みちは仕事帰りに、華の言葉を思い出していました。 確かに今は過去のような恋愛におけるトキメキはなくなったとしても、安心できる家があります。 今まで意識したことはなかったみちでしたが、華の言葉から…自分はすでに穏やかな幸せを手に入れているのだということを自覚するのでした。

 

一方…どこか置き去りにされてしまっている新名。 彼はみちが誰と海へ行ったのかと考えています。

もし夫との関係の修復が上手くいっているのなら、みちにとって自分は不要な存在なのかもしれない…。 新名はみちの幸せを心から願えない自分の存在に気付き、嫌悪感を抱きます。

 

新名が自宅へ帰ると、そこには楓の置手紙がありました。 23時ごろ帰ることと、夕食の支度をしてあることが書かれています。

今更あからさまに取り繕うようなことをされても、正直イラ立ちしか感じません。

新名は本当は自分はどうしたいのか、わからなくなってしまいます。

 

関係が改善しつつあるみちと陽一。 しかしまだ夫婦のスキンシップには至っていませんでした。

みちはふと社員旅行の時に新名に買ってもらった砂時計が目に入ります。

そして、このまま新名のことを避け続けるのはダメだと気付き、彼に連絡を入れることに…。

 

2人は外で待ち合わせることになりました。 みちはそこで、自分たちの関係はいわば不倫であり、互いのパートナーを裏切っていると言い出します。 そして、新名とはもう会えないことも告げました。

傍にいてくれるだけでいいという新名のささやかな願いすらも裏切ってしまったみち。 しかし新名は、それを受け入れ、ただの同僚にもどりましょうと返事をするのでした。

こうなることはわかっていたのに…。 同じ後悔が2人の心を覆っています。

 

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あなたがしてくれなくても・第30話の感想

うーん、みちと新名、結局くっつきませんでしたね。 結局みちは新名が好きなのではなく、寂しさを誰かで紛らわせたかっただけなのでしょうか？

ですが陽一はみちに、三島と体の関係を持ってしまったことを告げていません。 この浮気、墓場まで持っていくつもりなんですかね？ 一生この罪悪感にビクビクしながら夫婦関係を続けていくのでしょうか？ そうやって騙し続けること事態がみちを裏切っていることだとわかっているのに。

これじゃあ結果として、陽一の取り繕いにみちが騙されている形になります。

みちがこのことを知れば、今度こそ陽一への信頼が消え失せるはず…。 夫婦の問題が本当の意味で解決したわけではない…それなのに新名との関係を切ってしまって…みちは心を保てるのでしょうか。