ギルティ・第41話のネタバレと感想｜まんが王国

「まんが王国」に掲載されている「ギルティ」第41話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ギルティ・第41話のネタバレ

（事件当日の回想シーンからスタートです！）

睦月の手によって瑠衣が階段から突き落とされたあの日―――。 気が動転している秋山の代わりに瑠衣に的確な救命処置を施したのは、爽でした。

爽は自分の母親に何かあったときのために、救命処置についての講習を受けたことがあったのです。

救命の最中も爽は悪女のような瑠衣の表情を思い出しています。 爽の心臓は大きく脈打っていました。 自分に落ち着けと言い聞かせながら…瑠衣にこのままなんて許さないと声をかける爽。 その瞳には涙が浮かんでいます。

様々な葛藤の中で救命を行う爽の気持ちを理解した秋山も、一緒に涙を流します。

 

救急車がやってきて、秋山は瑠衣と共に病院へ。

残された爽は、パトカーがやってくるのを眺めながら睦月に対して「逃げて」と願ってしまうのでした。

（回想シーン終了）

 

 

秋山は爽のことをぎゅっと抱き締めています。

しかしそうこうしていると守屋がやってきて、爽は仕事の催促をされてしまいました。 守屋は秋山に、全てを守ろうとしているけど結局秋山は美和子も瑠衣も爽も誰一人まもれていないと余計な一言を浴びせてきます。

爽は、結果的に死ぬほど憎い女の恩人になってしまいました。

守屋は秋山のことをこう話します。 妹も妻子も爽のことも…それぞれを違う形で大切にしている…そんな優しすぎる彼の罪は「怒れなかった」ことだと。

会社にもどった爽を尋ねてきた人物はもう一人いました。 それは唯です。

 

後日、爽と唯は改めて話をすることに。

事の顛末を聞いた唯は手を震わせながら謝罪をしてきて、睦月を捕まえるために何かできることはないかと申し出てきました。

爽は何かしたいと思うのならば、全てを忘れて幸せになってほしいと彼女に話します。 結のことを許そうと決断した爽…その思いの根底にあるのは、「自分も秋山のように優しい気持ちを持っていたい」という気持ちでした。

 

家にもどった結は、ある人物に帰宅を知らせます。 そこで寝ていたのは…睦月です。

結は、瑠衣がまだ生きていることを報告。 心の中で爽に謝りながらも、結はもう睦月のことが手放せなくなっていました。 あの日、自分に助けを求めてきた睦月のことを結は受け入れてしまっていたのです―――。

 

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ギルティ・第41話の感想

瑠衣の命を救ったのは爽でした！ この世で一番憎たらしい女の命の恩人になってしまったなんて…どれだけ時間をかけたとしても自分の気持ちに折り合いをつけることは難しいかもしれませんね。 耐えがたい葛藤と戦い続ける爽。 そんな彼女の優しさを裏切るように…結は結局変わることができなかったようです。 しかもそれを自分の意思の弱さではなく「爽が自分のことを許したりするからいけない」なんて責任転嫁しています。 ダメダメですね…。

爽はなんだかんだ睦月に逃げてほしいと願っていましたし、弥生の日記の切れ端も隠して証拠隠滅まで手伝っていました。

秋山に似てどこまでも優しい爽なのに、彼女のまわりはなかなか救いの手を差し伸べてくれませんね…。 なんだか浮かばれないなぁ～。

これで秋山だけでも爽のことを選んでくれていたらまた違ったかもしれないのに…と思わざるを得ませんね。

なんにせよ爽じゃなくて秋山が優しすぎたのがすべての元凶ですけど。

そんな秋山のことも爽は結局許しちゃうんだろうな。