スキップ・ビート！・最新299話のネタバレと感想｜花とゆめ22号

2021年10月20日発売の「花とゆめ」22号に掲載されている「スキップ・ビート！」第299話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

スキップ・ビート！・第299話のネタバレ

迫真の演技で役者やスタッフを魅了するキョーコ！

敵の忍が繰り出してきたのは忍びにあるまじき武器…それは拳銃でした。 猛攻していた紅葉でしたが、銃で腹部を打たれて地面に倒れてしまいます。

体はもう動かすことはできません。 敵の忍は紅葉に近づき、彼女の刀を遠くへ蹴り飛ばします。

紅葉は敵の男を睨みつけました。 どうやら急所を外していたようで、紅葉はまだ息があるようです。 一撃で仕留めてこなかった相手に対して"下手糞め…"と悪態をつきます。

男は"銃なんて初めて使うんだから仕方がないだろう"と言って、もう一度紅葉に銃口を向けてきました。

"死の間際だというのに…"紅葉はその口元に笑みを浮かべていました。

"この期に及んでこの余裕…"敵の男は不審がりつつも、紅葉に対して"女にしておくには惜しい器だった、できれば違う形で出会いたかった"と呟きます。

紅葉は"自身の出生や生い立ちがどう変わろうとも、自分の命は志津摩を守るためにある"と静かに語りました。 志津摩の陰を蓮に重ねるキョーコ…。

敵の忍は深く息を吸い込むと、"最後までつれない女だったな"と呟き引き金を引き、去っていくのでした…。

 

先程の激しい戦闘が嘘のように、辺りはしんと静まり返っています。 倒れて尚、冷静で忍びらしい表情を保ったままだった紅葉でしたが、しばらくしてその顔に変化が現れました。 すでに血と汗と泥で汚れた顔に、涙が加わり初めて表情が歪み出します。

紅葉は、志津摩の元に帰れない無念を嘆きながら、その生涯を終えました。

 

 

しばらくの沈黙の後、監督の"OK！"という声が響き渡ります。 紅葉役からハッと我に返るキョーコ。 自分の演技が一発でOKをもらったことに驚きを隠せません。

キョーコの演技を見ていた総監督のレナードは、振るえるほどに彼女の演技を気に入ってしまった様子です…。 呉崎はレナードの考えを察知し、すぐに英訳したキョーコのプロフィールをレナードに送信してやります。 自分の考えをいち早く察知し、気が利いて仕事ができる呉崎を絶賛するレナード。

しかし日本語の意味を間違って覚えているため「良妻賢母」だの「大和撫子」だの女性を指す言葉で褒め始めてしまい…。 呉崎はレナードに静かなる怒りを募らせるのでした…。

 

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スキップ・ビート！・第299話の感想

キョーコの演技が迫真過ぎて現場のスタッフは言葉を失っていました！ 実はこのシーンでは紅葉が泣く予定はなかったのですが、キョーコが感情移入しすぎてアドリブが入ってしまったようです。 ですがこのドロドロの涙が逆にいい！と監督は大絶賛でした。 寄ってアップを撮影する際も泣かなければいけなくなったようですが、キョーコは問題ないと話していました。 なんだかもうすっかりベテラン女優な感じですね。