スキップ・ビート！・第324話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜花とゆめ 2024年10号,11号

「花とゆめ」2024年10号,11号に掲載されている「スキップ・ビート！」第324話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

余裕がないキョーコ

予定よりも早くホテルに到着した蓮。キョーコは予想外に早かった蓮との再会に驚き、固まってしまいます！

そんなキョーコに、蓮が積極的に言葉をかけてきます！相変わらず蓮にドキドキされっぱなしのキョーコですが、蓮はそんなキョーコを見て、緊張がほぐれた様子で……？

冒頭は蓮の回想シーンから

冒頭は蓮の回想シーンから入りました。馴染みの美容師ジェリーウッズから激励を受けた後、蓮はキョーコ達のいるホテルへと向かいます。移動中に蓮が考えていたのは、因縁の男に対する闘争心でした。

因縁の男セドリック

蓮が闘争心を燃やしていた相手はセドリック・D・ベネット。有名なショープロモーターであるMr.Dの孫であり、森住仁子の想い人でもある人物です。セドリックと蓮の関係や、過去に何があったのか、作中ではまだ詳細が明らかにされていませんが、「セドリックが蓮（クオン）を虐げていた時代があった」ことは明らかになっています。

クオンの過去について

セドリックが蓮を罵倒している回想シーンは、ほとんどが蓮が荒れていたクオンだったころの時代でした。セドリックの数々の登場シーンから、彼がクオンに対して恨みを抱いているのは確実です。恐らくその理由は、クオンが荒れていたのを止めようとして亡くなったリックの死に関係していると思われます。

ようやく同じ舞台へ

蓮が渡米をして役者としての最高峰を目指している理由の一つに、セドリックの存在がありました。かつては「同じ世界で生きていくことすらおこがましい」とセドリックから罵られたことのある蓮。そんな蓮が、ようやくセドリックと同じレベルの舞台で役者として生きて行こうとしているのです。蓮はようやく、セドリックと同じステージに立ち、戦いの準備が整ったといったところなのです。

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トラおじ様ことMr.Dは謎の多いやり手のショープロモーターですが、クオンの祖父なのではないかと予想されている人物でもあります。もしそれが本当なら、蓮とセドリックは従妹同士という関係です。

性格は全く違う2人ですが、整い過ぎた顔立ちや鋭い眼光も似ていますし、2人が血縁者である可能性が全くないわけではありません。

蓮がキョーコとの交際を保留にしている理由は、おそらくこのセドリックの存在が大きいのでしょう。セドリックと演技で決着をつけて、リックとの死を乗り越えてからではにと、「自分は恋愛をしていい身分ではない」と蓮は考えているのかもしれません。もしそうだとしたら、蓮はえらく真面目な性格ですよね。