ママ、やめます～余命一年の決断～・第5話のネタバレと感想｜シーモア

「シーモア」に掲載されている「ママ、やめます～余命一年の決断～」第5話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ママ、やめます～余命一年の決断～・第5話のネタバレ

初めての家族旅行に行くことになった大塚家。

夫の保（たもつ）は山道の急カーブをスピードを出して曲がり、さながらジェットコースター気分を演出します。 妻の恭子（きょうこ）は大笑いしながらこれを楽しみました。 娘のことみは悲鳴をあげながら、両親の大人げなさに文句を言います。

しかし、"恭子が初めての家族旅行だから嬉しくて。"と2人に唐突にお礼を言ってきたため、ことみは言葉が出なくなってしまいました。 動揺に保も、何やら重い表情で後部座席の恭子のこと気にします。

 

2週間前―――。

妻の余命宣告を知った保は、改めて家族会議を開いて、「ママの病気のこと」「今後どうしていくか」について家族で話し合う機会を設けました。

ことみは開口一番に恭子に治療を求めます。 "生きたいって言っていたのになんですぐに治療を始めないの？他に優先するものがあるの？"

そんなことみの訴えを受けて、恭子は唐突に"家族旅行に行きたい。"と言いだします。

ことみは恭子がちゃんと話を聞いてくれないと怒りますが、これは恭子なりの理由があっての答えでした。 "命よりも家族旅行に行くことを優先したい…。"そう訴える恭子。

ことみは納得できない様子で突っかかり続けますが、ここで保が口を開きました。 何と彼は理由も聞かずに、恭子のお願いを承諾したのです。

 

そうして実現した今回の家族旅行。 トイレ休憩のために恭子がいなくなり、保とことみは2人きりになります。

するとことみは、"パパはニュースと仕事しか興味ないと思っていたけど、変わったね。"と言いだしてきました。 さらに彼女は、保の態度から"自分も気持ちをぶつけてばかりじゃダメだということを学んだ。"と打ち明けてきます。

保もまた娘を見て、"自分の気持ちをちゃんと伝えられるようになれたらいいなと思った。"と胸の内を語るのでした。

2人は、そんな自分たちだからこそ協力し合わなければいけないと気持ちを一つにします。そんな2人の様子を影から嬉しそうに観察している恭子です。

 

三人は紅葉を見る為に山へと入ります。 頂上を目指しますが、なかなかに道のりは長く、保と恭子は娘の体力についていけません。

しかしようやく登りつめた先で、3人はこれまでの疲れが吹っ飛んでしまうほどの大きな虹を目の当たりにします。

感動して言葉を失う3人。 そして恭子は、ついに決心をします。

彼女は、治療を受けることを2人に宣言したのです。

 

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ママ、やめます～余命一年の決断～・第5話の感想

ついに治療を受ける決意をした恭子…！ きっかけはやっぱり、家族で過ごす尊さを改めて実感してしまったからでしょうね。 この先も3人で様々感動を分かち合っていきたいと考えたのでしょう。

果たして恭子の病気は克服することができるのでしょうか…！