気高き獣の愛を知れ・第18話のネタバレと感想｜comic Berry’s vol.133

「comic Berry’s vol.133」に掲載されている「気高き獣の愛を知れ」第18話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

隆之がバーに行くとすでに陽二がいました。 陽二にとって、3歳上の隆之は兄のような存在です。

元々蜂須賀家は加賀家に仕える習わしがありますが、今の時代気にする必要はありません。しかし陽二は就職先に北部支社を選びました。そのおかげで北部に戻った隆之は、囲まれた針の筵の中でもめげずに働くことが出来ました。妻の由梨を異動させた理由も、陽二がいる部署だったからです。

由梨が移動した企画課は、犬猿の仲である黒瀬と天川のおかげでアシスタントが長続きしないという問題があります。そのため隆之は、企画部に異動した由梨の様子が心配なようでした。
陽二によると、由梨の仕事は幸いなことに上手く行っているようです。 例えばある会議の時、由梨は会社になかった自前のデータを持ち出しました。
百貨店なら簡単に実家の外出許可がもらえたので、ブランドショップに目もくれず物産展に通っていた由梨はここ数年のデータを趣味で纏めていたようです。そのおかげで、他社のデータが少なく困っていた会議もスムーズに進みました。 相当な物産展オタクである由梨は、企画課にぴったりです。
由梨のことが大丈夫だとわかると葉山マリアのことに話題が移ります。マリアが経営するNORRISのショップが、北部1号店として丸大百貨店に来春出店されますが、隆之とマリアの間には取引先以上の関係がありました。
隆之とマリアは元々恋人同士だったのです。数日前の会食ではビジネスの話を置いてマリアは隆之に愛人関係を提案してきましたが、もちろん隆之は突っぱねています。 しかしこのことを由梨には話していません。
一体なぜマリアはいまだに執着してくるのか、隆之にはわかりませんでした。気になるのはマリアが由梨に接触してくること。ですが2人の接点はマリアの友人だという由梨の従姉だけで、可能性は高くありません。
家に帰った隆之がすでに眠っている由梨の寝顔を覗き込んだその時、隆之の携帯にマリアからのメールが届きました……。

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