わたしの幸せな結婚・第11話のネタバレと感想｜ガンガンONLINE

「わたしの幸せな結婚」第11話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

わたしの幸せな結婚・第11話のネタバレ

突然現れた訪問者は、かつて美世が唯一心を許していた使用人の花でした。

しかもその引き合わせは、美世を心配した清霞の計らいによるものでした…。

しかし、花のことを知っているということは、同時に清霞が美世のことを調べつくしているという可能性があることを意味します。

異能持ちでないことがバレれば、即刻この家を追い出されると思っていた美世でしたが…現実は違いました。

清霞は美世の全てを知っても尚、美世の心の平穏を案じてくれたのです…。

美世はこのときやっと清霞の優しさを本当の意味で理解しました…。

美世は花に後押しされ、自分の口からも清霞にすべてを打ち明けることを決意します。

 

美世は清霞のもとへ走り、全てを打ち明けました。

自分には異能がないこと。 学校も小学校止まりでたいした教養もうけていないこと。 そして実家ではずっと使用人として働いていたこと…。

どれをとっても名家の娘とは言いがたい美世の生い立ち…。

それら全てを洗いざらい打ち明けます。

その上で、この家から追い出されたくないという浅ましい気持ちから、ずっとその事実をひた隠しにしてきたことを謝罪しました。

清霞のために詫びと感謝の気持ちをこめて作った髪紐を渡し、美世は土下座をします。

全てを聞いた上で、出て行けと言われれば出て行くし、死ねと言われれば死にますと清霞の判断を仰ぎました。

 

一呼吸おいて、清霞は口を開きました。

“もう少ししたら正式に婚約をするつもりだというのに、今お前に出て行かれては困る”

そう言って美世を優しく抱き寄せる清霞。

美世は思いがけないその言葉に胸がいっぱいになってしまいます。

しかし美世は許されるのならば自分はここにいたいと、きちんと自分の気持ちを伝えました。

清霞は微笑みながら、許すもなにも私がお前にここにいてほしいのだからと嬉しい返事をくれます。

清霞の言葉と微笑みは、美世の心に染み渡ってゆきました。

これまでの苦しみや悲しみも、今このときの瞬間のためにあったのだとしたら…すべてが報われる気がします。

清霞は美世にその髪紐で髪を結うように頼み、綺麗な色の紙紐だ、大事に使わせてもらうと礼を言ってくれました。

そして初めて、美世のことを名前で呼んだのです。

美世はもう胸が幸せでいっぱいでした。

その後、花を五道に送らせ、美世はそれを見送りながら再度、清霞に礼を述べます。

 

 

一方こちらは、何やら雰囲気の良くない辰石家です。

清霞を監視している例の式は、実は辰石家が送り込んでいるものでした。

辰石家当主は数奇な異能をの血筋を引く美世を嫁にもらいたくて仕方がないのです。

清霞が美世を手放すのを今か今かと待ち通しにし、清霞を監視していたのでした。

辰石家当主は、美世が久堂家を追い出されたら即刻美世を保護し、辰石家の嫁として迎え入れるつもりです…。

自分の全くしらないところで、只ならぬ陰謀が渦巻いていることを…美世はまだ知りません。

 

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わたしの幸せな結婚・第11話の感想

美世～～～！ようやく報われましたね！ もう最初の頃はこれ以上ないってくらい不幸のどん底に突き落とされた娘でしたが…ようやく心の底から幸せを感じて満面の笑みを見せてくれました！ 見てるこっちも嬉しくて思わずガッツポーズしちゃいましたよ～！

それにしても清霞の優しさは底抜けですね…序盤の冷酷さが嘘のように、今となっては包容力の塊です。 こんな頼もしい旦那さまにだったら本当、一生ついていってしまいますよね♪

せっかく幸せになれた美世なのですから、もうこれ以上は2人をそっとしておいてやってほしいのですが…どうやら辰石家が黙っていない様子です…。