【最新103話更新】「パリピ孔明」のネタバレと感想 | コミックdays

「コミックdays」に掲載されている「パリピ孔明」のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ケイジの悪あがき

データから算出された一番ウケる演出効果でステージを沸かせ、挽回を図るケイジ。

しかし、熱狂的なファンを除いて、観客たちは次々とエイコのステージへ移ってしまいます！

これまで失敗や挫折を味わったことがないケイジにとって、これはまさに非常事態でした。

しかし、ケイジにはまだ奥の手があります。それは、じきに到着するであろうマリアの存在。彼女がステージに気さえすれば、ケイジの実力や人脈が本物であることが観客たちに証明できるためです。

どうにかマリアの到着までステージを繋げようと奔走するケイジ。しかしここで絶望的な出来事が起きました。

スタッフの一人が持ってきた一枚の画像。そこには、エイコのステージ裏から彼女のことを楽し気に見つめるマリアの姿がありました。

ケイジは頼みの綱であるマリアから見捨てられてしまったのでした。

ケイジの人間性

ケイジは失敗を経験したことのない完璧な人間でした。幼い頃から自分以外の人間を駒として使うように躾られてきたケイジは、基本的に他者を道具だと見下しています。

学生時代は生徒会長として他の生徒たちを使い、文化祭を成功に収めました。さらに、校長先生に対しては「横領」という弱みを握って自分の意のままに動かしており、まさに学校を表からも裏からも牛耳っていたのです。

ケイジのカリスマ性や人を動かす能力は本物でした。しかし、そんなケイジが本気を出してもエイコの歌声にはもはや敵わないのです。

「ゴーストライターの件で信用を失う」このことはケイジにとって人生初めての失敗と言えるでしょう。

過去最悪の集客率

ケイジのステージの観客たちは次々にエイコのステージに流れていました。観客が1万人を切るほどの人気の低迷ぶりを見せるケイジは、サマソニでの集客率の過去最悪を記録してしまいます。

こうなってくるとスタッフにも寝返ったりケイジを見限る人が出てきそうです。

駒から見捨てられた王はまさに無防備。さらに頼みの綱のクイーン・マリアもエイコのステージへ。今こそがケイジの転落人生の始まりなのかもしれません。

エイコの人気が留まるところを知りません！必死に踊って歌って挽回を図るケイジが徐々に惨めに思えてきます。

それでも、ケイジを支えようとする熱狂的なファンは一部存在している様子。人数にこだわらず子の熱狂的なファンたちを大切にすることができればケイジの人気もまた盛り返してくるかもしれませんが、ケイジの価値観的にはファンの数が全てなんでしょうね。

ついに会場が音楽の元に一つになる！

ケイジの謀略をついに完封するに至ったエイコ陣営！観客たちは続々とエイコのステージに集まってきていました。

しかし、今までこれほどの大舞台で歌ったことがないエイコは、自分の奥底に眠るパワーを解放できず、パフォーマンスの方法に戸惑ってしまいます。

それを見かねた若宮3兄妹は、それぞれが全力のソロ演奏を開始！エイコの勢いを後押ししてくれました。エイコはそれを受けてようやく、大舞台での歌い方を理解し、会場を一体化させる歌い方を会得します！

次第に、ケイジのステージから来ていた客も、テンションが高すぎて惹かれていた外国人も、みんながエイコの歌の元に一つになり始めました。

エイコは、初の大舞台と言う絶対敵に不利な状況の中で、会場の誰よりも強く輝くことに成功するのでした。

会場の注目を一身に受けるエイコ

今回のサマフェスでは、関係者も雑誌の記者も、ケイジに注目しているはずでした。しかし今や彼らの注意は完全にエイコに向けられています！

そんな中でエイコは、今まで通りの歌い方から更に進化した歌い方を会得。ケイジ以上のカリスマ性を発揮し、会場をひとつにまとめあげてしまいました。

もはやケイジが挽回する余地は皆無といっていい状況です。

ケイジの報復は……

しかし、サマソニが終わった後、ケイジがどんな報復をしてくるかが気になる所です。

もともとイースト・サウスの2人は、ケイジのゴーストライターを辞めることに対して一億円の違約金を支払う契約を結んでしまっていました。

あのケイジがこの契約のことを掘り返してくることは間違いありません。イースト・サウスが窮地に追い込まれる中、孔明は彼らに手を差し伸べることはあるのでしょうか。

音楽で会場がひとつになるという感覚は本当に気持ちがいいものですよね。ケイジのファンだった人々がエイコの歌声の元に集って、さらにもともとのエイコのファンたちと打ち解け合っているシーンというのは、胸にくるものがありました。

音楽関係者や雑誌記者たちが一斉にエイコに注目しはじめた今、エイコはこれから音楽の世界に本格的に身を投じていくこととなるでしょう。ケイジからどのような妨害が入るのか気になる所です。

今話のラストのほうで、ほんの数コマだけ孔明が登場します。あまりにも音楽バトルが熱すぎて、孔明の存在を忘れてしまっていました！

会場の人々には孔明が「コスプレの人」として受け入れられていたようです。孔明が作中で放った決めゼリフが、最高に胸に響きました。

完全に形勢逆転！EIKOの勢いが止まらない

イースト・サウスの演奏によって多くの人の心が動き、逆にケイジのファンたちには急激に現実が見え始めていきます。

焦るケイジですが、もはや会場の猛りは燃え盛る火のごとく止めることができません。まさに炎上騒動です。

これまでの小細工によって得た人気と効果を全て失ったケイジは、正真正銘、EIKOと歌唱力だけで勝負する賭けに出ます！

しかしEIKO陣営にも動きがありました。なんと孔明に頼まれてジャズ界のサラブレットこと若月3兄妹がEIKOのスペシャルゲストとしてステージに参戦してくれたのです！

巻き返しを図るケイジではありましたが、もはやEIKOの激震は留まることを知りません！

「サマソニ」と「赤壁の戦い」

現在のサマソニを巡るストーリーですが、登場してくる作戦は全て「赤壁の戦い」で使われた実際の孔明の計略に当てはめることができます。

まずは赤壁の戦いから見ていきましょう。

孔明の盟友であるホウトウは、曹操に「船と船を鎖でつなぎ合わせることで兵たちの船酔いを防ぐことができると進言し、曹操はそれを実行に移しました。これが「連環の計」です。 木製の船たちを繋ぐことにより、後に起こる火計で大損害を出すためでした。

そして敵陣の奥で火を付ける必要があったため、呉の黄蓋（こうがい）を百叩きの刑に処して曹操に裏切りを信じ込ませます。これが「苦肉の計」と呼ばれていました。

そして最後、火計を成功させるための孔明の祈祷により、「東南の風」が巻き起こり、火系は見事成功を収めたのです。

これらの孔明の計略をすべてサマソニにあてて見て行きます。

まずは「連環の計」ですが、これはまさにサマソニの掲示板のことでした。KABEがケイジに勧めたこの掲示板ですが、見事にケイジについてのアンチコメントが大炎上し、収拾がつかない事態に発展させることができました。

次に「苦肉の計」ですが、これは黄蓋をKABEに当てはめることができます。孔明とKABEが仲違いしたかのように見せかけて、結果的にKABEはケイジ陣営の中心に潜り込むことに成功しました。

そして最後は「東南の風」。これは文字通り、孔明の作戦によって復活したイースト・サウスの2人を指します。彼らの歌声は吹き荒れる風のように会場を取り込み、あっという間に味方の大軍を作ってしまいます。

まさに「赤壁の戦い」の現代版といった感じの、孔明の見事な作戦なのでした。

まさに大逆転の神回でした！しかもキリの良い100話でこの神展開。狙ってやったのならすごいです！

現在、大勢の人がEIKOのステージに集まっています！ここでEIKOが実力通りの歌を披露すれば、彼女の知名度は一気に上がることでしょう！

孔明の火計が成功！ケイジのファンに動揺が広まる

イースト・サウスをリスペクトしたアザリエが、彼らの復活の為にシークレットライブを開催！かねてよりのイースト・サウスのファン達も集まり、会場は徐々に熱を帯びていきました。

アザリエたちの行動に胸を打たれたイースト・サウスの2人は、ついにケイジを裏切る決断をします！アザリエのステージに乗り込んだ2人は、彼女たちとセッションを開始！

イースト・サウスは、自身がゴーストライターをしたケイジの曲をその場で披露します。すると観客たちは、「ケイジが歌うよりもいい」「こっちがオリジナルっぽく聞こえる」と話し始めます。

スクリーンジャックにより、ケイジの会場にもその様子は流れていました。何とか誤魔化そうとするケイジですが、ケイジのファンたちの間では彼に対する不信感がまるで燃え盛る炎のように広まっていくのでした。

KABEがつけた火が東南の風邪によって燃え広がる！

またも、孔明の計略をモチーフにした作戦がでてきましたね。

モチーフになったのは、おそらく「赤壁の戦い」の孫権・劉備軍による火計でしょう。この作戦は孔明が祈祷によって東南の風を巻き起こし、呉軍の火攻め作戦を成功に導いたというものです。まさに今回のアザリエのライブとイースト・サウスの関係が、「火」と「風」という形になっています。

フェスの掲示板もまさに炎上状態です。

毎回毎回「実際に孔明が使った計略」にちなんだストーリー展開が、本当に秀逸だなぁと感じます。三国志を知っている人なら、なおさら楽しめる漫画だなーと改めて思いました。

前園ケイジが追い詰められていく

自慢の巨大スクリーンをジャックされ、アザリエの会場を強制的に見せられている前園ケイジとそのファンたち。どうやらケイジ達はアザリエ側のファンたちが結託しているせいもあって、巨大スクリーンのジャックの解除に手間取っている様子です。

それでもケイジはまだ挽回できると足掻き続けます。

しかし、ケイジのファンたちの手からは、次々にケイジを応援するうちわがスルリと落ちていきます。ケイジのファンたちの中で、確実に彼に対する不信感が募っているのを感じました。

今話は、ファンの心に真実が響いた重要回とも言えるでしょう。ケイジのファンたちの心に動揺を招いただけでなく、音楽メディアもこのことを大きく取り上げる予定のようです。

前園ケイジの転落劇がスタートする予感がしますね。

ケイジを裏切る覚悟を決めたイースト・サウスの2人に大拍手をしたいところですが、ケイジとの間に結ばれていた契約に違約すると、確か違約金が1億円発生するという話だった気がします。孔明はその辺りの始末はどうつけるつもりなのでしょうか。

ケイジのファンに広まる不安

やはりKABEは孔明を裏切ってはいませんでした。KABEは、前園ケイジのスパイとして彼に取り入っていたに過ぎなかったのです。

KABEはステージ上のラップバトルで、ケイジの曲が全てゴーストライターによって作られていることを暴露します！

いつもなら、どんな不測の事態も権力と財力を使ってもみ消してしまうケイジ。しかし、これがステージ上の出来事だったとあって対応に苦戦します。

しかも会場の大型スクリーン上に、カリスマとはかけ離れたケイジの醜い怒りの表情がどアップで移ってしまい、このことからファンたちの間で不穏な空気が流れ始めました。

もちろん掲示板は炎上！ファンの中には、ケイジとイースト・サウスの曲を比較する者たちまで現れます！

KABEはケイジのスタッフによって摘み出されますが、その間際、イースト・サウスたちにアザリエによるシークレットライブが行われていることを知らせました。

そのライブでは、イースト・サウスをリスペクトしたファンが集まっており……。

孔明がしかけた火計が徐々に広がる

孔明とKABEが、裏ではちゃんと繋がっていて一安心しましたね。KABEはステージ上でかなりキツい言葉を使って、ケイジのことを批判します。もちろんラップに乗せてです。

ラップバトルという形で行われた今回のやりとりだったはずですが、あまりにも突然のことでケイジはこのラップバトルに応戦することができませんでした。これもファンたちの間に、不穏な空気を広めた要因の一つです。

キラキラとしたアーティストが決して見てないような裏のどす黒い顔を、会場の大型スクリーンで露わにしてしまったケイジ。果たして、この火種をどのようにして揉み消すつもりなのでしょうか。

動き出すイースト・サウス

ケイジに反抗することを諦めていたイースト・サウスの2人は、周りの影響に感化されてしだいに対抗心を燃やしはじめます。

自分たちをリスペクトするアザリエのシークレットライブを聞いて、その心はさらに加速していくことでしょう。

孔明の計略の集大成がそろそろ拝めそうです！やはり打倒・ケイジのために必要不可欠なのは、イースト・サウスの2人がゴーストライターであることを認めることに他なりません！

風向きが変わり始めてきました！ケイジの余裕のない表情がかなり印象的でしたね～。追い詰められるケイジですが、まだ金の力で何とかなると考えている様子です。 しかも父親に頼めばいいという安直な考えを持っている様子……ここまできて父親だよりなんて最高にダサイですよね。

【93話】祭壇の正体は野外ライブステージ！

フェス会場に孔明が作り上げた祭壇の正体は、野外ライブステージでした。そのステージに孔明が招いたアーティストは、なんとアザリエの3人です。

どうやら孔明は今回の戦いの要となるのが、やはりイースト・サウスの2人であると考えている様子。様々なしがらみによって自分たちの音楽ができていない彼らを、あらゆる手段で解き放とうと目論んでいるようです。

アザリエの3人も、かつてはイースト・サウスのように自分たちの音楽ができない環境を強いられていたアーティスト達でした。

孔明はそんな彼女らの協力の元、観客たちと共にイースト・サウスの曲を熱唱。どうやら孔明は、イースト・サウスが自分たちの歌につられて表舞台に顔を出すのを狙っているようで……？

【94話】KABEはケイジのステージのゲストとして出演

ケイジのクリスタルステージは、盛り上がり続けていました。そこにKABEが、スペシャルゲストとして参戦。ケイジとラップバトルを披露し、さらに観客は大盛り上がりです。

台本ではこの後KABEとケイジが互いをリスペクトするラップを披露する予定でした。

しかしKABEは台本とは真逆に、唐突にケイジをディスるラップを歌い始めます！ゴーストライターの件を、仄めかすような内容をラップにするKABE。

やはりKABEの裏切りは、孔明の罠だったようで……？

やっぱりKABEは最後までエイコ陣営！

孔明と仲互いをしてケイジ陣営についてしまっていたKABEでしたが、やはり全て演技だったようです。ケイジのステージを内側から壊すために、KABEがスパイとして送り込まれたといったところでしょうか！

ラップで、ケイジをボロボロに言い負かすKABEがカッコよかったです！しかしケイジもカリスマ性だけは本物なので、窮地に陥られたこの状況を逆にパフォーマンスとして活かしてくる可能性があります！

要となるのはやはりイースト・サウスが自分たち

ケイジがゴーストライターを利用して曲を作っていることを明らかにするには、やはりゴーストライター本人であるイースト・サウスの2人が勇気を出して事実をリークする必要があるでしょう。

しかしそれを実行してしまえば、ケイジとの間に一億円近い違約金が発生してしまいます。

孔明は、このあたりの金銭的な問題をどう考えているのでしょうか？まさか何の保障もなしに、イースト・サウスにケイジを裏切れと言っているわけではないとは思いますが……。

ますます盛り上がってきました！孔明がずっと祈祷を続けていた祭壇には、やはり仕掛けがあったようです。何もない野外に唐突に表れたのは、立派な野外ステージでした。

そこに招かれたアザリエの2人は、イースト・サウスをリスペクトするアーティストとしてコピーバンドを披露するようです。

果たして彼女たちの歌声はイースト・サウスやそのファン達の胸に届くのでしょうか。

【91話】孔明の策“挟撃の計”

ケイジの数々の小細工により、観客たちはケイジのクリスタルステージに誘導され集結しつつありました。

別ステージの出演者は謎の出演中止を発表。おそらくケイジの仕業でしょうが、詳細は定かではありません。

EIKOのグリーンステージは依然として屈強な作業員たちが「橋の点検」と称して長時間通行止めにされたままで、観客たちはEIKOのステージに興味を持っても追い返されてしまうという状況が続いています。

そこに馬で現れたのは……桜井でした。彼女はこの橋の点検作業は、プロデューサーの近藤を通していないことを指摘します。

さらに、橋の向かいからは桜井の援軍が到着！屈強な作業員たちは、EIKO陣営から挟み撃ちされる状態に陥ります。果たしてEIKOの危機に駆けつけた援軍とは……。

【92話】音楽ライターの目にとまるEIKO

桜井たちの働きのおかげで、無事にグリーンステージに繋がる橋の通行止めが解除されました。EIKOに興味を持つ観客たちは、次々にグリーンステージに流れ込んでいきます。

EIKOはその歌声で観客たちを魅了していました。さらに、彼女の歌声は会場を取材しにきていたベテラン音楽ライターの心を動かし……！？

世界中がEIKOの存在に気付く兆しが見えてきました。

ボカロPのオシカルがEIKOのピンチに駆けつける！

挟撃の計にて桜井と共に屈強な作業員たちを挟み撃ちにした援軍とは、ボカロPのオシカルでした！しかもその後はオシカルがEIKOのステージにゲストとして参加し、グリーンステージは大きな盛り上がりを見せます！

ここまでケイジに妨害されてもまだまだEIKOの味方は、会場に点在しています！望みはまだありますね！まだありますね！

音楽ライターの働きによってEIKOの評判が左右される

会場を訪れていた音楽ライターは、もともとはケイジの取材を希望していたのですが、どうやら貧乏くじを引いてEIKOのステージを取材しにきていたようです。

そのため最初はやる気の欠片もなかったこの音楽ライターたち。しかし、実際にEIKOの歌声を聞いた瞬間に、ベテラン音楽ライターの男の心が突き動かされます！この音楽ライターはEIKOの歌声にすっかり惚れこんでしまい、急にやる気を出して彼女のことを世に広めようと動き出すのです！

この音楽ライターがEIKOのことを世間にどう広めるかで、EIKOの今後の知名度の伸びが左右されます！

ついにEIKO陣営がケイジの妨害を突破した形になります！

どうやら前話で協力者のメガネ君が森の中で出くわしてしまったのは、ケイジ陣営の刺客ではなく、着ぐるみをかぶってEIKOに助太刀に向かう途中のオシカルだったようです。

EIKO陣営が粘りを見せている中、ケイジのクリスタルステージも盛り上がりっぷりを極めています。ここから巻き返すには何かしら策が必要ですが……果たして孔明に更なる策はあるのでしょうか！

【89話】300人VS30,000万人

いよいよ各陣営でのステージで、パフォーマンスが始まろうとしていました。 しかし、ケイジは相変わらず汚い手を使ってエイコの妨害をしてきます。

機材トラブルを起こす。
エイコのステージにサクラをまぜて、自分のステージに誘導する。
エイコのステージへの道をに封鎖する。

そんな物理的な妨害を、あからさまにしかけてくるケイジ。

そのせいでエイコのステージに集まったのは、せいぜい300人程度でした。対してケイジのステージには客が流れ続け、30,000人の客が集まりだし、熱気を帯びていきます。

【90話】エイコのために孔明が走る

圧倒的に不利な状況を強いられたまま、エイコのステージが開始します。

パフォーマンスの内容は最高でしたが、エイコはどこか緊張しているようでした。一方でケイジは、実力以上の力を発揮。どうやら彼は、ステージが大きくなればなるほど輝くタイプのパフォーマーのようです。

マリアは、2人のパフォーマンスを別室から観察しています。エイコの歌声は純粋に心に響くものがありましたが、ケイジのパフォーマンスには輝きの裏にどこか闇を感じると呟きます。

エイコのステージは、依然としてケイジからの妨害を受けており、厳しい状況です。孔明はそんなエイコのピンチを救うべく、馬に跨り突然ステージへ駆けていきました。

果たして孔明の秘策とは……？

孔明の作戦とは

突然馬に乗り出した孔明。果たして彼は一体何をするつもりなのでしょう。 もしかしたら馬に乗ってエイコのステージに乱入して、場を盛り上げようとしているのでしょうか？それとも馬は孔明のただの演出かもしれませんね。

イーストサウスの2人

イーストサウスの2人が孔明たちに力添えをしているのは大きな成果です。 2人とも完全に孔明に心を許しているわけではなさそうですが、少なくともエイコに対しては協力したいと考えているようでした。

しかしイーストサウスが自分に歯向かってきそうなのに、ケイジは全く焦りを見せていません。

ケイジがやけに冷静

イーストサウスの2人が、自分に歯向かうことをあらかじめ予想していた様子のケイジ。ケイジの余裕は一体どこからくるのでしょうか。

今回は、孔明側の人間がケイジ陣営と思われる謎の獣のような存在に妨害を受けるシーンがあります。ケイジの協力者は非常に多く、能力も多岐にわたるため、イーストサウスが去ったからと言って彼の活動に支障はないのかもしれません。

ついにステージが開幕しました！始まる前からエイコ陣営は苦戦を強いられています。

しかし、どうやら孔明にとってはこの状況が想定の範囲内だったようです。孔明は一体ケイジの謀略のどこまで先を読んでいるのでしょうね。

エイコためになぜか馬で走り出した孔明ですが、彼が繰り出す次の秘策とは一体何なのでしょうか！300人対30,000人の戦をどうひっくり返すのか、見物ですね！

ケイジがEIKOにしていることを知って、反発心を思い出したイーストサウスの南房と東山。悩む2人の前に現れたのは、占い師に扮した孔明でした。不安を抱えきれない東山が心の内を話すと、孔明は呂布奉先の話を持ち出します。その話を聞いた2人は、改めてこれからのことを考えました。

呂布奉先と裏切り

久しぶりに孔明の三国志的な話が出ましたね。欲望のままに戦いを求め、権力をほしいままにしてきたと言われている呂布奉先。彼の矛先は2人の養父にも向けられました。

そんな呂布奉先は最後、自分自身が裏切り者として処刑されています。その話を聞いた南房と東山は自分たちを呂布奉先に重ねているようでした。いまここでケイジを裏切ることはたしかに正しいことかもしれません。ですが、きっとあのケイジは2人を許すことはないでしょう。裏切った以上に辛いことをするはずです。

南房と東山の選択

しかしケイジは人の使い方が上手いと言うか、タイミングを読むのが上手いですよね。南房と東山はほんの少し前まで、ケイジを裏切るつもりでした。いままで自分たちに対してしてきたケイジの仕打ちに対して、当然の反応だと思います。

しかしそこで2人を止めたのは、孔明の話しとケイジが連れて来た家族です。南房には大事な家族が、東山にはフィギュアスケートのプロを目指す妹がいます。大事な人を養う2人にとってケイジは大事な稼ぎ口。このタイミングで連れて来られたら裏切るよりも、このままついて行った方がいいんじゃないかと頭を過ってしまいますよね。

パリピ孔明・88話の感想

まだまだ予断が許せませんね。いくら孔明が味方についているとはいえ、相手は悪知恵の効くケイジです。今回も裏切ろうと考えている2人の考えに気付いたかのように、彼らの家族を連れてきました。これはあなどれませんね。

一体孔明はどう相手にするのでしょうか？

孔明の作戦とEIKOの歌声がイースト・サウスの2人の心を動かす

ケイジ側のスパイとしてEIKO陣に近づいてきたダイナーは、KABEに孔明とケイジが一緒に写っている合成写真を見せて、EIKO陣の結束を乱そうとしてきました。

ダイナーに騙されたKABEは、不自然なほどあっさりとケイジ側に寝返ってしまいます。

一方、ケイジに楽曲を提供しているイースト・サウスの2人は、自分たちの曲がきっかけで音楽を始めたグループと遭遇し、図らずもセッションすることに。

さらにそこにEIKOのボーカルが加わることで、イースト・サウスの2人は心を開きかけていきます。

そんな中、こんなにも素晴らしい歌声を持つEIKOが、ケイジに嫌がらせを受けている事実を知ってしまったイースト・サウスの2人。

彼らの中で燻ぶっていたケイジへの反発心が、再び燃え上り始めます。

孔明とKABEの仲たがいは作戦の内？

ダイナーの接触によって、KABEの中で孔明に対する不信感が生まれました。2人はたこ焼きとデスソースを使ったロシアンルーレット風勝負を行いますが、孔明はなぜか全てのたこ焼きにデスソースを仕込んで、当たりを作りませんでした。

意味不明すぎる勝負内容がまず不自然ですよね。それにKABEがEIKO陣を離れるのもあまりにもあっさりしすぎている気がします。

もしかしたら孔明はダイナーがスパイであることに勘付いており、自分たちの絆を乱すことに成功したと思い込ませることで、ケイジ陣営の油断を誘っているのではないでしょうか。

EIKO歌声に魅了されるイースト・サウスの2人

イースト・サウスの2人はEIKOの歌声に魅了されますが、その直後にEIKOがケイジに嫌がらせをうけていることを知ります。音楽ではなく小細工でEIKOを潰そうとしているケイジのやり方は、音楽に真剣に向き合っているイースト・サウスの2人には許せないことだったようです。

さらに彼らは、ゴーストライターとしてケイジの音楽活動を支えているという秘密も持っています。これは契約解消待ったなしの出来事ですね。

しかしここで問題になってくるのは、契約解消の意志はあってもケイジから提示されている違約金の存在です。その額なんと1億！この違約金がある限り、イースト・サウスの心がどう変ろうと立場を変えるのが難しい状況であることに変わりはありません。

孔明はそのあたりはどう考えているのでしょうか。

パリピ孔明・第85～87話の感想

KABEと孔明の決別は、あまりにも不自然な感じがしました。おそらくこれはケイジ側を油断させるための演技なのだと思います！

EIKOは自分が思っている以上に魅力的な歌声を持っています。ケイジの嫌がらせに屈せずに自分の音楽を貫きとうそうとする健気な彼女の姿は、イースト・サウスの2人の心を動かし掛けているようです！

しかしポイントなのは、EIKOとその知り合いのバンドにイースト・サウスの曲を勧めたのが孔明だということですね。彼は、EIKOの歌声ならこの2人の心を変えることができると確信したいたのでしょう！

【84話】ダイナーはまさかのスパイ……？

悶々とした気持ちを抱いたまま、グリーンステージへ向かう南房と東山。
するとどこからともなく、聞き覚えのある曲が聞こえてきました。

音のする方向へ行ってみると、そこでは自分たちイースト・サウスの曲がかかっている広場に出ます。

そこにいたのは孔明たち。

実は孔明、ケイジを打ち負かすために南房と東山を切り札として利用するつもりでいます。
そのために、2人の心を揺さぶるような言葉をかけ始める孔明。

イースト・サウスが、前園ケイジのゴーストライターをしているという噂が流れている。

この言葉には南房と東山も思わず顔色を変えます。

さらに孔明はステージに上がって真実を明らかにしないかと提案し、2人の動揺を誘いました。 ケイジがゴーストライターを雇っていることが公になれば、大炎上は必至です。 イースト・サウスの2人は結局去ってしまいますが、十分効果はあったようでした。

どうやらケイジはEIKO陣の中にスパイを送り込んでいる模様！？

疑わしいのはやはり新参者のダイナーしかいません……。

孔明はイースト・サウスの2人を利用してケイジにアクションをかけようとしている模様です。孔明曰く、あの2人はいわばケイジに対する「火計」なのだそう。

その昔、三国志の歴史の中でも有名な赤壁の戦いでは、曹操軍100万と劉備と孫権の連合軍3万がぶつかりました。勝ち目のないを覆すために連合軍が繰り出したのが「火計」だったのです。

しかし残念ながら風は西北から吹いており、連合軍にとって逆風。一度は中止という話がでたこの火計でしたが、祈祷によって東南からの風を吹かせ、火計を成功させて連合軍を勝利に導いた人物こそが……歴史上の諸葛亮孔明だったわけです。

東南からの風……まさにイースト・サウスの2人のがこの風になるわけですね。

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うーん、最後だけを見れば手放しにEIKOの勝利が見えてきた！と喜びたいところですが、なんとなくケイジの最後の笑みからしてまだ作戦がありそうです。でも、三国志最高の策士、孔明に見通せない未来はありませんよね！私たちにできるのは信じて、見守ることだけです！絶対にEIKOが勝つことを信じて、続きを待ちましょう！

なんとしても英子を蹴落とすつもりらしい前園は、ついに親の会社である電報社まで使い始めました。マリア・ディーゼルを紹介することと、EIKOのステージを注視すること。出なければ協賛を打ち切ると、近藤の元に連絡が入りました。それに対して近藤の対応は、<前園に負けるな>とエールを送るだけの丸投げ。

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三国志一の軍士と言われた諸葛孔明の出番ですね！
舞台が現代社会なのはかなり面白いですが、孔明の思った通りに動く人々もまた笑えてしまいます。前園も色々考えているみたいですが、きっと今回も孔明が上手くやってくれますよね！
しかし、気になるのは孔明の作戦の火計。あれはたしか火を使った作戦だったと思うのですが、一体なにをするつもりなのでしょうか？

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