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【最新63話更新】「そんな家族なら捨てちゃえば」の全話ネタバレと感想まとめ|コミックレガリア
「コミックレガリア」に掲載されている「そんな家族なら捨てちゃえば」のあらすじ(ネタバレあり)と感想です。 最新話まで定期的に感想を投稿予定です!
マンガ そんな家族なら捨てちゃえば? ネタバレ・感想目次
- ▼ 1. そんな家族なら捨てちゃえば 63話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 2. そんな家族なら捨てちゃえば 62話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 3. そんな家族なら捨てちゃえば 61話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 4. そんな家族なら捨てちゃえば 59話,60話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 5. そんな家族なら捨てちゃえば 57話,58話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 6. そんな家族なら捨てちゃえば 55話,56話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 7. そんな家族なら捨てちゃえば・第39話,40話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 8. そんな家族なら捨てちゃえば・第37話,38話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 9. そんな家族なら捨てちゃえば・第35話,36話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 10. そんな家族なら捨てちゃえば・第33話,34話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 11. そんな家族なら捨てちゃえば・第31,32話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 12. そんな家族なら捨てちゃえば・第29,30話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 13. そんな家族なら捨てちゃえば・第27,28話のネタバレ
- ▼ 14. そんな家族なら捨てちゃえば・第25,26話のネタバレ
- ▼ 15. そんな家族なら捨てちゃえば・第1〜24話のネタバレ
「コミックレガリア」に掲載されている「そんな家族なら捨てちゃえば」のあらすじ(ネタバレあり)と感想です。
文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!
31日以内の解約で完全無料!
そんな家族なら捨てちゃえば 63話のあらすじ(ネタバレあり)
一花の潔白が明るみに出始める
令太郎に一花が光を傷つけたことに対しての謝罪を求める沙耶子。謝ってくれれさえすれば、これまで通りの協力関係を続けることができると沙耶子は詰め寄ります。しかし、担任の熊沢先生からの連絡で実は光るを傷つけた犯人が別にいたことが発覚し……。
一方で、一花は相変わらずクラスで虐められていました。すかさず光が助けに入ります。一花と光は、完全にクラスから孤立していました。
こんな状況なら家に籠って小説を書いていてもいいだろうと話す光。しかし一花は、自分が家にいない方が両親は幸せだろうと話します。それを聞いた光は一点を見つめ、一花に驚くべき発言をするのでした……。
そんな家族なら捨てちゃえば 63話の考察
光が放った言葉とは
なんと光は、互いの古い家族を捨てて、自分と一緒に新しい家族を作らないかと言い出したのです。あまりにも大胆過ぎる発言。それってつまりプロポーズなのでは!?と思いたくなる発言ですが、光の深刻そうな表情を見る限り、単純に明るい話ではないことがわかります。光は何を思って一花に、新しい家族を作ろうと提案したのでしょうか。
光も母親の暴走に困っている?
光の母・沙耶子は、どちらかというと過保護な女性です。また、おそらく一花の父親の令太郎に対して好意を寄せています。加えて言えば、現在の令太郎の妻・和美を厄介な存在だとも考えている模様。つまり沙耶子は、令太郎を和美と離婚させて、自分が後妻になることを望んでいる可能性が高いのです。
新しい家族の意味
新しい家族を作ろうという光の発言は、一見すると「一花と家庭を築きたい」というプロポーズにも聞こえかねません。しかし、まだ恋仲にもなってすらいない学生の2人が、飛躍して結婚やプロポーズなんて考えを起こすとも考えにくいですよね。もしかしたら光は、母親の気持ちを応援しており、一花と義兄妹になることを望んでいるのではないでしょうか?
そんな家族なら捨てちゃえば 63話の感想
和実は正直言うとどうしようもなく幼稚な女性ですが、それでも令太郎は和美のことを裏切ることはありません。キッパリと沙耶子を拒絶します。この拒絶のせいで沙耶子がさらに令太郎に攻撃的な態度をとらないか不安です。
一度、和美と沙耶子を鉢合わせてみたいものです。壮絶な口喧嘩のバトルが見れそうですよね。最もそんな状況になったら、令太郎がすぐに止めに入るのでしょうが……。
さて、クラスで完全に孤立してしまった光と一花。一花は完全に濡れ衣を着せられている状態ですが、この状況でも大野は皆に真実を語ろうとはせず、何食わぬ顔で一花の登校時に迎えに行っています。大野の精神状況は一体どうなっているんでしょう。
そんな家族なら捨てちゃえば 62話のあらすじ(ネタバレあり)
大野は自分の罪を認めることができない
熊沢先生に図星をつかれて怒られてしまった大野。彼女がすがったのは、週に1回学校に来るカウンセラーの真木先生でした。なんと、真木先生が勤務する大学にわざわざ足を運んでまで会おうとします。
どうやら大野は自分を肯定してほしくて真木先生の元を尋ねた模様。しかし、真木先生からは当たり前のごとく正論を返されてしまい……。
そんな家族なら捨てちゃえば 62話の考察
大野の罪はそんなに重くないはずなのに
花瓶を割った犯人は大野で間違いはありません。大野は黒板の粉で花が汚れると考えて花瓶を窓際に移動させただけでした。結果、カーテンに押されて花瓶が倒れて割れてしまったのです。つまり、わざとではないため大野の罪は大して大きくはないはず。それなのに大野はなぜか花瓶を割ってしまったことをずっと黙っていました。実は、大野が本当に隠したかったのは花瓶を割ったこととは別にあったのです。
新事実!光の頬に傷をつけたのは大野だった
当時、花瓶が割れて悲鳴を上げた大野。しかし教室内にいた光は、そんな大野のことを心配する素振りもなければ声をかけることすらありませんでした。そんな光の態度が気に食わなかった大野は、気づいてほしい思いからか、花瓶の破片を光になげつけたのです。そこで振り返った光の頬に、傷がついたというわけなのでした。
謝罪を促す真木先生だが……。
光に怪我を負わせるつもりはなく、光が振り返ったから偶然彼は怪我をしたのだと主張する大野。あくまでも、大野は自分に非があると認めたくはないようです。しかし真木先生はそんな大野に「本当は悪いことをした自覚があるのでは?」「謝ったほうが気持ちが楽になる」と謝罪を促します。真木先生は二度も同じ説明をするのですが、自分の非を認めたくない大野は、真木先生の話を正しく理解することができない状況なのです。すでに大野の精神状況は普通ではないのかもしれません。
そんな家族なら捨てちゃえば 62話の感想
「謝罪したほうがいい」とハッキリ話す真木先生。しかし大野はなぜ自分が謝罪しなければいけないのかが本当に理解できない様子です。むしろ、光が自分に謝ってくれれば許してあげる気はあると言い出します。
この会話の噛み合わなさ加減を見ていると、一花の母親を思い出してしまいます。今でこそ理解のある一花の母親ですが、事件当時は自分を正当化するために他人の言葉の意味を無理やり捻じ曲げて解釈していましたよね。
大野の自信なさげで弱弱しい態度も、どことなく一花の母親に似ているような。上手く言えないけれど、なんだか見ていて若干嫌な気持ちになってしまいました。
そんな家族なら捨てちゃえば 61話のあらすじ(ネタバレあり)
一花がイジメに遭う……
大野は自分の色仕掛けが熊沢先生に通用しないとわかって、焦りを見せます。今度は泣き落しをしようとしますが、熊沢先生には一切通じません。ここで大野は逆上して叫び始め、最後には逃げてしまいました。
放課後、一花がクラスの男子から虐められています。それを止めにやってきたのは、光です。今までいじめっ子たちに何をされても黙っていた光でしたが、一花が巻き込まれているとなると話は別な模様。光は声を荒げていじめっ子たちに反論します!
そこへ、熊沢先生がやってきて……!?
そんな家族なら捨てちゃえば 61話の考察
クラス内に広まっている情報
クラス内で広まっているのは、「一花が光を花瓶で殴って怪我をさせた」という誤情報です。これは、学校側が現場の状況から勝手に勘違いをしてしまっただけなのですが、目撃者の1人である大野が黙秘をしたために、この誤情報が真実として生徒に広まってしまっていたのでした。
花瓶を割ったのはやはり大野
熊沢先生との会話の中で、大野は「本当は一花は花瓶を割っていない」という内容の発言をします。となるとやはり花瓶を割った犯人は、花瓶の一番すぐそばにいた大野で間違いないでしょう。大野は黒板を掃除する際に花瓶が危ないと判断して窓際に移動させていますしね。黙っていれば罪を一花に擦り付けられるため、黙秘をしたのだと考えられます。
たかが花瓶を割った罪で……
花瓶を割った罪を問われたとしても、わざとではないならそこまで学校側から咎められることはありません。たかが花瓶を割っただけの罪を黙秘してクラスメイトを悪者に仕立て上げようとするなんて、大野の考えの浅はかさと性格の悪さが伺えます。将来の夢がカウンセラーの大野ですが、罪もないクラスメイトを貶めようとする大野が、その職に適しているとはとても思えません。
そんな家族なら捨てちゃえば 61話の感想
熊沢先生は、一花と光のやりとりを間近で見ることになります。そのやりとりはどう考えても花瓶を投げつけて喧嘩しあった者同士とは思えないほど、深く強い絆が伺える内容でした。熊沢先生は今後、一花の事実に気が付いてくれる可能性が高いです。
また、一花がいじめに巻き込まれてしまったことにより、これまで大人しくいいようにされていた光が反撃ののろしを上げます!いじめっ子たちを後悔させてやると凄む光……果たして彼はどのようにクラスメイトに報復するつもりなのでしょうか!
また、今話では熊沢先生のセクシャルマイノリティや過去についても若干触れられています。中世的な見た目で、大野の女の誘惑に不快感を示した熊沢先生。やはり女性は苦手なタイプなのでしょうか?
そんな家族なら捨てちゃえば 59話,60話のあらすじ(ネタバレあり)
「一花が光を花瓶で殴った」は嘘だった
「一花が光に花瓶を投げつけた」ことについて保護者間での話し合いが行われました。しかし、娘がそんなことをしたと考えられない令太郎は、相手の親に素直に謝罪することができません。話し合いは決別します。
実際、光と一花はそこまで激しい喧嘩をしたわけではありませんでした。というのも、一花は光を傷つけるどころか、彼が虐められているため、助けようと考えて学校に来たのです。
しかし、当の光がイジメに立ち向かう気が全くないため、やきもきして一花は軽く光るの腹部をポスっと殴っただけだったのでした。つまり、花瓶の件と一花と光の喧嘩は、まったく無関係だったのです。
熊沢先生は、どことなく大野を怪しく思い始めていました。彼女からもっと詳しく話を聞こうとする熊沢先生ですが、大野は黙秘どころか熊澤先生を色仕掛けで丸めこもうとしてきて……!?大野がそうまでして隠したいこととは一体?
そんな家族なら捨てちゃえば 59話,60話の考察
目撃者の生徒「大野」
目撃者の生徒「大野」はなぜか黙秘を続けていました。大野はクラスの人気者で面倒見が良く、教員の間でも評判で、何より一花と一緒に登校して気にかけてくれている優等生です。もしかしたら大野は一花を庇うために黙秘し続けているのかと大人たちは考えますが、もし、「光と一花の争い」と「花瓶が割れたこと」が無関係であるとしたら、「大野が一花を庇うために黙秘を続けている」ことに説明がつきません。
目撃者の生徒「富岡」
富岡こそ光と一華の争いの一部始終を見ており、先生に告げ口も行った真の目撃者と言えます。しかし、回想シーンでの光と一花の争いでは、問題があるようなやりとりは一切なかったのです。おそらく富岡が焦りのあまりオーバーに先生に告げ口を行ったのだと思われます。
互いを守るために
光は、一花を守りたい一心で動いて来ました。その結果がクラスからの孤立です。一花がそれを知れば彼女の精神的ショックは計り知れません。ネガティブ思考の一花であれば「自分のせいで光がイジめられたのなら、やはり自分は学校に行くべきではない」と極論に走ってしまう事でしょう。光はそれが分かっているから、自分がただ耐えることで荒波を立てないように振舞っているのかもしれません。
そんな家族なら捨てちゃえば 59話,60話の感想
優等生に見えた大野ですが、実は腹黒キャラだったようです。熊澤先生を色仕掛けで落として、後になって「脅されて仕方なく身体を許した」と猥褻問題に発展させるつもりだったのでしょう。
しかし、そんな大野の目論見は大きく外れます。どうやら熊沢先生は女性に興味がない様子?中世的な彼ですが、本当のところ、中身はどちらなのでしょうか。
そんな家族なら捨てちゃえば 57話,58話のあらすじ(ネタバレあり)
謝らない令太郎
時は少し遡り……。教室にいたのは、日誌を書いている富岡。掃除をしている一花と光。黒板を消している大野でした。富岡がふと目を上に向けると、一花が光に拳を振り上げる直前でした。直後、教室からは「ガチャン」という何かが割れた音が響きます。
現場の状況と生徒たちの証言から、学校側は「一花が花瓶で光を殴った」と判断。保護者である令太郎と沙耶子が夜遅くに学校に呼び出されます。沙耶子は、光が顔に傷を作って帰ってきたことに激怒していました。令太郎に誠心誠意の謝罪を求めます。
しかし令太郎は、謝罪をしません。それをするのは、全ての真実が明らかになってからだと言い、勝手に現場検証を始めたのです。
そんな家族なら捨てちゃえば 57話,58話の考察
「ガチャン」という音
作中では、確かに一花が拳を振り上げるシーンが描かれていました。作中で描かれていたのは間違いなく「拳を振り上げるシーン」ですが、なぜか今回の問題では一花が「花瓶を投げつけて割った」ことに変換されています。ガチャンという音の正体は花瓶が割れた音で間違いないようですが、それを本当に一花がやったかどうかは、まだ誰からも証言がとれておらず、教頭先生が現場の状況からそう推察したに過ぎないのです。
「頬の切り傷」
また、一花が光るを本当に殴ったのだとしても、頬に切り傷ができるのはどうも考えにくいですよね。殴った表紙に爪でひっかいたとかなら分かりますが、だとしても頬に殴ったような跡がないのは妙です。
大野は何も語らない?
割れた花瓶を掃除していた大野でしたが、目撃者である大野はなぜか事の顛末を詳細に話したがりません。一見すると一花のことを庇っているように見える大野ですが、もともと花瓶の一番近くにいたのは大野なので、もしかしたら花瓶を割った犯人は一花ではなく大野である可能性も0ではないのです。
そんな家族なら捨てちゃえば 57話,58話の感想
一花が光を花瓶で殴りつけるなんて、考えにくいことです。それに、大野は当時靴下と上履きに水が掛かって濡れた状態でいました。ということは、割れた花瓶の近くにいたはずなのに、なぜかハッキリと教師陣に現場の状況を説明しません。その態度は、まるで黙っていることで罪を逃れようとしているような挙動不審ささえ伺えました。
一花をかばっているのだとしたら、花瓶は自分が割ってしまったと言えば、一花の罪は一気に軽くなるはず。それをせずにただ黙秘を続けているということは、おそらく大野にも後ろめたいなにかがあるに違いないのです。
やはり、令太郎が撮っている行動は正しいのかもしれません。一花が犯してしまった罪は本当な何だったのか、令太郎が解明してくれるのを待つばかりです。
そんな家族なら捨てちゃえば 55話,56話のあらすじ(ネタバレあり)
令太郎と熊沢先生が接触
駅前で偶然出会った令太郎と、一花の新しい担任・熊沢先生。熊沢先生は、令太郎が持つ異様な空気を感じ取っていました。彼なら「洗脳事件」を解決できるかもしれないと考えます。
ファミレスで話をする令太郎と熊沢先生。ほんの少しの会話から、令太郎は熊澤先生が萩野先生と近しい間柄であったことを読み取ります。令太郎の予想以上の推察力に驚きを隠せない熊澤先生。
令太郎は、熊沢先生が自分たちのことを憎んでいると考えています。萩野先生が壊れてしまった原因は、彼と令太郎の妻の不倫が原因だったからです。
しかし、熊沢先生はそれを否定。自分はただ萩野先生が壊れてしまった経緯の真実がしりたいだけなのだと話してきますが……。
そんな家族なら捨てちゃえば 55話,56話の考察
熊沢先生は信用していいのか?
熊沢先生は、令太郎のことを味方につけたがっているような気がします。しかし、萩野先生のことを全く恨んでいないというわけでもなさそうです。そもそも自分が萩野先生と近しい関係だったことを伏せたまま、令太郎の能力を探っている辺り、若干キナ臭さが拭えません。
学校へ登校する一花
令太郎と熊沢先生がお互いを探り合っている裏では、一花が唐突に学校に行くと言い始めます。家族は喜びはしたものの、一花の中でどういった心境の変化があったのか気になっている様子。しかし、せっかく登校した一花は、いきなり問題を起こしてしまうのです。
一花が花瓶で同級生を殴りつけた!?
せっかく学校に登校した一花でしたが、なんと、同級生を花瓶で殴りつけて怪我をさせてしまいます。連絡を受けた令太郎は、過去の記憶が蘇り、焦りの表情を見せていました。もしその話が本当なら、一花が再び登校拒否に陥ることは目に見えています。殴りつけた相手は男の子なのだそうですが、果たしてそれは誰なのでしょうか?
そんな家族なら捨てちゃえば 55話,56話の感想
一花と喧嘩した相手についてですが、一花が学校で会話をする男の子って光くらいしかいませんよね。しかも一花が理由もなく花瓶を投げつけるだなんて信じられません。久々に登校した学校で、一花の身に一体何が起きたのでしょうか?
また、やたらと一花にフレンドリーに接してくる大野さんですが、どことなく雰囲気が一花の母親に似ていて、あまり良い印象がありません。思い込みも激し目ですし、カウンセラーになりたいと言っている割には人の心の弱味に対してあまり理解がないように思えます。
大野は、電車の中で大声で母親から怒られている子供を見て、「なんでもっと優しく言えないのか」「子供が可哀想すぎる」とソワソワしていました。それは最もなのですが、まずは怒鳴らざるを得ない状況に陥った母親の精神状況にも目を向けなければいけないところではあります。大野には決定的に何かが足りないように思えて仕方ありません。
そんな家族なら捨てちゃえば・第39話,40話のあらすじ(ネタバレあり)
妻に対して募る疑心
娘の一花がいなくて寂しいのなら猫を飼ってはどうかと言い出した妻の和美。レイタロウは和美のその言葉を、一花がいない寂しさをペットで紛らわせようという意味だと解釈します。
しかし、よくよく考えてみれば和美の言動は不自然な点が多すぎました。考え直したレイタロウは、和美が一花の話題から話を逸らしたくて、唐突に猫の話をし出したのだと理解します。この時からレイタロウは、和美が一花に関して何か嘘をついているのではないかと疑い始めるのでした。
一方で、一花が文化祭に参加できないように小細工をしかけてきた萩野先生でしたが、一花の父・レイタロウから攻撃的な目を向けられたことが精神的にかなりきているようで、学校を休む事態に陥っていました。
萩野先生のことを心配した真木先生は、直接自宅を訪問し、話を聞こうとするのですが、萩野先生は周りに対して疑心暗鬼に陥っている様子で……。
そんな家族なら捨てちゃえば・第39話,40話の考察
萩野先生が引きこもりに至った経緯
萩野先生は一花の担任の先生です。しかし彼は一花の母・和美に一方的に恋心を抱いていました。
和美と一花の親子関係が芳しくないことを知った萩野先生は、何とか和美を救いたいがために彼女に肩入れしようとし、一花のことを貶めようとしてきました。その結果が今回のアンケート結果の偽装による一花を文化祭に参加させないという子供じみた嫌がらせです。
一体これが何の解決になるのかとツッコミどころ満載な萩野先生の企みです。
そしてこのアンケート結果に疑問を抱いた一花の父・レイタロウが直接学校に出向いてきたというだけで、「教師でありながら不登校に陥る」というメンタルの虚弱っぷりはもはやギャグの領域にすら見えてしまいます。
悪化する被害妄想と嫉妬心
家に引きこもった生活を送っている萩野先生ですが、もともとメンタルが不安定だったのに加えて、さらに被害妄想とレイタロウに対する憎悪・嫉妬心がますます増していきます。
萩野先生は、レイタロウを和美を泣かせるDV亭主だと認識しており、また妻・和美についても被害妄想や責任転嫁という精神的な問題があると感じていました。さらに、和美は話が通じなくなると睨みつけてくる癖があります。
萩野先生は、和美に睨まれることにレイタロウは興奮していて、2人はとんでもない変態夫婦なのだと真木先生に打ち明けました。もちろんこれは全て萩野先生の妄想に過ぎません。
萩野先生は、レイタロウを何が何でも悪者に仕立て上げて、自分が和美を救うスーパーヒーローにでもなるつもりなのでしょう。
そんな家族なら捨てちゃえば・第39話,40話の感想
自意識過剰すぎる萩野先生が登場人物の中で一番精神的にきてる気がしてしまいます。しかし本人は自分が一番まともなつもりのようです。
そんな萩野先生の元を訪れた真木先生でしたが、わりと率直に辛辣な言葉を萩野先生に浴びせてきます。ここで萩野先生の目が覚めるかと思いきや、萩野先生は今度は真木先生までもを敵視していくようになってしまいました。
まさに、自分で自分を四面楚歌の状況に追い込んでいる萩野先生です。
そんな家族なら捨てちゃえば・第37話,38話のあらすじ(ネタバレあり)
一花の本当の気持ちに気が付く令太郎
和美に、虚言癖があることが明らかになりました。
さらに令太郎は、一花との同級生との会話から、一花が本当は和美が作ったドレスを気に入ってたことを知ります。
「一花がドレスを気に入らずに橋から捨てようとした」と認識していた令太郎は、自分の考えが間違っていたことに初めて気が付きます。
さらに令太郎は、今回の件は「自分が一花の本当の気持ちを理解していなかった」「和美に虚言癖がある」この2点が主な原因だったと勘付くのでした。
令太郎はまず、妻の和美に話を聞くことにしました。しかし和美は話を逸らしてばかりで、その上被害者妄想が激しく、まったく話し合いになりません。
ついに和美は令太郎に対し、一花がいなくて寂しいなら猫を飼えばいいと言い出してきて……。
そんな家族なら捨てちゃえば・第37話,38話の考察
次々と明らかになる真実
今回、令太郎は一花の同級生と会話する機会がありました。その中で令太郎は、「一花が本当は劇のシナリオを書くのを楽しみにしていた」「母親が作ったドレスを劇で使おうとしていた」という一花の本当の気持ちを知ることになります。
令太郎はこのことから自分の解釈が間違っていたことに初めて気づき、一花を叩いてしまったことを激しく後悔するのでした。
さらに令太郎は、学校で行われたアンケートの矛盾にも気が付きます。このアンケートは、萩野先生が一花を劇に参加させないために仕組んだ不正のアンケートです。
現在、クラスの大半は一花が劇に不参加になったことを残念がっている状況でした。しかしそうなると、多数決で決めたはずの「一花の不参加」のアンケートが矛盾していることになります。
令太郎は萩野先生を疑うのですが、それよりもまず自分の家、主に妻に現状を正確に理解させることが最優先だと判断したようです。
和美の被害妄想
前話では、和美に虚言癖があり、しかも本人にはその自覚がないという衝撃の事実が明らかになりました。これまで和美の発言にはいろいろと矛盾した点が多く違和感がありましたが、どうやらその違和感は和美が息を吐くようにつく嘘に原因があったようです。
令太郎もここまで夫婦としてやってきて、和美の虚言癖にまったく気が付かなかったとは……。
もしかしたら一花がああなったのは、虚言癖のある母親の理不尽さに耐え兼ねての結果なのかもしれません。
そんな家族なら捨てちゃえば・第37話,38話の感想
一花の母親が全ての原因に思えてきてしまいますね。和美の被害妄想が激しすぎて周りが振り回されている感がすごいです。 令太郎も冷静に和美と話をしようとしますが、和美はとにかく自分が責任や非を追いたくない一心で、話を逸らして結局被害者面をして難を逃れようとします。 こういった小さな現実逃避を重ねて生きてきたのが、和美という人間だったのかもしれません。彼女自身にはおそらく罪の意識はないのでしょうね。
そんな家族なら捨てちゃえば・第35話,36話のあらすじ(ネタバレあり)
【35話】祖父の"新聞嫌い"の謎
家出をした一花が向かったのは、義実家でした。和美から「祖父は暴力を振るう人間」だと聞かされていた令太郎は、一花が酷い目に遭っていないか気が気ではありません。
令太郎が再び義実家を訪れると、どういうわけか玄関先で一花が立ちすくんでいました。聞けば、令太郎に謎解きを手伝ってほしくて待っていたのだとか。
一花が解きたい謎は、祖父がなぜ新聞嫌いなのかという謎なのだそうですが……?
【36話】家庭内暴力の真相
和美は、父親からの暴力にトラウマがあると話していました。令太郎自身も、和美の精神的な不安定さは家庭内の問題からきているのだろうと予想をしています。
しかし、実はこれには裏があるようです。
それは和美の、虚言癖に関係しているようで……?
そんな家族なら捨てちゃえば・第35話,36話の考察
令太郎があることに気が付く
令太郎は一花の話から、祖父が暴力を振るうどころか、実は優しい人格であることを知ります。
それを聞いてあることに気が付いた令太郎は、一花が持っていた新聞紙を使ってわざと大きな音を立てました。すると玄関の中から慌てた様子の照美(和美の姉)が飛び出してきたのです。
どうやら照美はこの音に聞き覚えがある様子ですね。
和美の虚言癖
和美は父親から暴力を振るわれてなどいませんでした。和美が経験していたのは、「父親が和美を叱るときに、新聞紙で壁を叩いた音」だけだったのです。
しかし和美は実際に自分が父親から暴力を振るわれたと信じ込み、その感情はやがてトラウマ化して和美の心を犯していきました。
父親は過剰におびえた和美を見てショックを受け、以来新聞紙を手に持つことすら拒むようになったというわけなのです……。
和美は家族にすら平気で嘘をつき、自分が嘘をついていることにすら気付けていないというやっかいな性質を持っていたのです。
そんな家族なら捨てちゃえば・第35話,36話の感想
和美の精神的状態と人格に、問題があることが明らかになってきました。和美は一花が家出したというのに、このまま子供のことを忘れて令太郎と2人で穏やかに過ごしていたいといった趣旨の言葉を漏らします。
親としてあるまじき発言ですが、それほど和美の精神状況は追い詰められているということなのでしょう。
令太郎はさすがの推理力を持っていますね。新聞紙が暴力の道具であった可能性を瞬時に見破ります。結局、和美は新聞紙で父親から殴られたことなどなく、父親は当時新聞紙で壁を叩いて大きな音を出しただけだったようです。
その音の恐怖が今もトラウマとして残っているだなんて、和美はかなりメンタルが弱い女性のようです。
そんな家族なら捨てちゃえば・第33話,34話のあらすじ(ネタバレあり)
【33話】一花の名誉を取り戻すため、父・レイタロウが動く
レイタロウは、一花が"犯罪者呼ばわり"されていた学校のアンケートに激怒し、衝動的に学校に足を向けました。
それに気付いた萩野先生(アンケート作成者)は、レイタロウがアンケートの件を問い詰めにきたのだと察し、先手を打ってあらゆる言い訳を用意した上で待ち構えます。
言葉巧みに論点をズラして、アンケートの件を有耶無耶にしようとする萩野先生。しかしレイタロウはそんな彼に論点をずらさないでほしいと鋭い指摘をした上で、一花を犯罪者呼ばわりした表現の訂正を求めてきました。
追い詰められる萩野先生ですが、ちょうど始業チャイムがなった為、萩野先生は逃げるようにしてその場を去ってしまいます。
【34話】家出中の一花は義実家に
義実家に家出中の一花。出迎えてくれたのは、祖父と叔母でした。
レイタロウはすぐに義実家に来ますが、一花の存在を確認できたものの、彼女を連れ帰ることは叶いませんでした。
祖父に暴力癖があることを心配していたレイタロウでしたが、現在の祖父はそんな雰囲気をまったも持っておらず、むしろ孫想いのいいお爺ちゃんにしか見えません。
どうやら裏があるのは祖父ではなく、叔母の昭美のようで……?
そんな家族なら捨てちゃえば・第33話,34話の考察
静かなるレイタロウの怒り
声をあらげることもなく感情を表に出すわけでもありませんでしたが、レイタロウの怒りはどうやら凄まじいもののようです。彼が許せなかったのはアンケートの表現がまるで"一花が犯罪者"だと言っているような内容だったことでした。レイタロウが求めていたのは、その表現の訂正のみです。
萩野先生が本当に恐れていたのは
しかし実は萩野先生はアンケート結果を不正に印刷して、まるで一花に対する批判の声が高まっているかのような表現をしていました。萩野先生が指摘されるとビクビクしていたのはこの点なのですが、レイタロウはアンケート用紙を直接見たわけではないのでその印刷の違和感に気付くことがありませんでした。
レイタロウがアンケート用紙を見れば、おそらく不正の可能性にすぐ気が付くはずです。
キーアイテムになるのは"31枚目のアンケート用紙"
クラス内で配られたアンケート用紙は、全部で31枚でした。しかし萩野先生が回収できた用紙は30枚だけです。実は、倉敷光はアンケート用紙を見て馬鹿馬鹿しすぎて解答する気にならず、用紙をぐしゃぐしゃに丸めて提出しなかったのです。
レイタロウがこのアンケート用紙を見れば、聡い彼ならば萩野先生の不正に気が付くことができるかもしれません。失われた31枚目のアンケート用紙が、今後のキーアイテムになりそうです。
そんな家族なら捨てちゃえば・第33話,34話の感想
一花の母親の攻撃的な一面は、実家からの影響なのではないかと考えていたレイタロウ。聞いた話によれば、義父はもともと暴力をふるって子供を押さえつけるタイプの人間だったらしく、一花の母親は今もそのトラウマを抱えている様子が見て伺えたのですが……。
実際に登場してきた祖父は、暴力なんて振るわなさそうな孫想いの優しいお爺ちゃんと言った感じの人物でした。
しかし代わりに一花の叔母の昭美は、何か含みのある邪悪さを持っている気がして仕方がありません。もしかして暴力癖があるのは叔母のほうなのではないでしょうか?
そんな家族なら捨てちゃえば・第31,32話のあらすじ(ネタバレあり)
【31話】萩野先生がアンケート用紙を作成した理由
時は、萩野先生がアンケート用紙を配る前日まで遡ります。
その日、和美(一花の母親)は萩野先生に家庭の相談にきていました。そこで和美は、自分が丹精込めて作った劇の衣装を、一花によって川に投げ捨てられた件について打ち明けます。
しかし和美の説明は感情的な言葉ばかりで現場の状況を把握しにくく、そのため萩野先生は一花が窃盗の罪を犯したのだと解釈してしまったのです。
萩野先生は一花に窃盗の責任を取るという形で罰を与えることを進め、一花の劇への参加をどうすべきかクラスメイト達に問う例のアンケート用紙を作成したのでした。
こうして萩野先生が作ったアンケート用紙の結果によって、一花は劇への参加ができなくなってしまいました。
【32話】和美の心が確実に一花から離れていく
一花は家出をし、祖父の家を訪れました。出迎えてくれたのは、和美の姉・昭美叔母さんです。
昭美叔母さんはすぐに和美に連絡を入れ、令太郎にも一花の家出のことが知らされました。令太郎はすぐに一花を迎えにいこうとしますが、和美はこともあろうに、一花のことをしばらく放っておきたいと言い出してきて……。
和美の意見を一旦は尊重する令太郎ですが、やはり一花のことが気になって仕方がありません。彼は家族関係を修復するための鍵を探るため、一花と繋がりの深い光に接触を図ります。
そんな家族なら捨てちゃえば・第31,32話の考察
令太郎と萩野先生が直接対決の可能性
令太郎は沙耶子から情報を得て、「一花が劇への参加をやめたこと」「その原因は学校で行われたアンケート結果によるもの」であることを突き止めます。
学校で行われた例の異常なアンケートが元凶である可能性が高いことを掴んだ令太郎は、何の考えもなしに学校へ走っていってしまいました。ついに令太郎と萩野先生の対決が見られるかもしれませんね!
被害妄想気味の和美
異様に被害妄想が高く、一花の行動の一つ一つをすべて攻撃的なものとしてとらえてしまいます。今回明らかになったのは、そんな和美の性格は幼少期の家庭内暴力のトラウマによって構築されてしまったものなのではないか、ということでした。
和美の父親は、口よりも先に手をだすほど暴力的な父親だったのだそうです。一花は現在、そんな父親(祖父)が住む家に身を寄せていることになります。
令太郎はそんな一花の状況を単純に心配しますが、和美の意見は逆でした。彼女は、"そんな祖父"のもとにしばらく一花を置いておきたいと考えだすのです。
和美が次第に、一花を暴力によって制御しようとしはじめているのが見て窺えます。
そんな家族なら捨てちゃえば・第31,32話の感想
一花の母親である和美の心が、確実におかしくなっていっていますよね。令太郎はそんな妻の変化に気づいてはいますが、解決方法が見つからずに途方に暮れている様子でした。
しかしいつもは割と積極的に行動を起こせない令太郎が、何の考えもなしに学校に乗り込んでいった姿には感動しました!
萩野先生の問題をビシっと指摘してくれたらいいんですけど……果たしてどうなることでしょう。彼が和美に対している異様な感情について令太郎が気付くようなことがあれば、話はさらにややこしくなっていきますね。
そんな家族なら捨てちゃえば・第29,30話のあらすじ(ネタバレあり)
【29話】一花がドレスをわざと捨てたと誤解する両親
橋の上から落ちたはずのドレスは、なぜか橋の上にもどされていました。
ドレスを発見した一花の父親は、拾い主は沙耶子ではないかと目星をつけます。
沙耶子に電話をかけて事情を聞いた一花の父親は、一花が母親からドレスを奪ってそのまま川に投げ捨てたのだと解釈してしまいました。
本当は一花は母親のドレスを劇で使いたくて引っ手繰ろうとしただけでしたが、父親にはその真相が伝わりません。
【30話】劇のシナリオを書くのを諦めてしまう一花
帰宅後、母親が一生懸命作ったドレスをなぜ捨てようとしたのか一花に問い詰める父親。
一花は自分は悪くないと呟きますが、そんな彼女に父親はビンタをしてしまい……。
口よりも先に手が出てしまったことを後悔しフォローに向かおうとする父親ですが、母親がそれを制止します。どうやら母親は一花の行動も言動もすでに受け付けられなくなっている様子です。
しかし事態は予想以上に大事になっていきました。
なんと一花は、窃盗未遂を犯したということになり、劇の参加をクラスメイトたちから拒否されてしまったのです。
一花は、自らシナリオ制作を辞退します。
そんな家族なら捨てちゃえば・第29話,30話の感想
クラス内で行われたアンケート
名前を伏せて行われたアンケートでしたが、「学校付近で窃盗未遂が起き、犯人はこのクラスに関係のある生徒。その生徒は劇に参加してもよいか?」というとんでもないアンケート内容でした。
名前は伏せていますが、学校を休み続けている一花が一番に疑われるのは当然ですよね。先生が脳無しすぎるなと思いました。
母親がますます一花を拒絶する
一花は母親のドレスを使いたくて盗もうとしただけでしたが、結果的にドレスは川の中へ落ちてしまいました。母親からしたら、一花がドレスを引っ手繰ってそれを川に捨てたという風にしか見えません。
自分が一生懸命作ったドレスを無下にされ、必死に子育てしようとする気持ちも踏みにじられ、母親の精神は限界に近づいています。
さらに厄介なのは、父親までもが一花の行動動機の真実を誤解したまま体罰を与えてしまった点です。一花はますます心を閉ざしてしまうかもしれません。
そんな家族なら捨てちゃえば・第29,30話の感想
話が拗れに拗れてとんでもない方向になっていっています!一花も自分がなぜ悪くないのか、自分の行動動機をきちんと説明できていれば両親に誤解されることもなかったでしょうし、劇の参加も取りやめにならなかったことでしょう。
すれ違いばかりで切ない展開ばかり続きますが、一花の中では着実に何かが変化しつつあるような気はします。自分の中の変化をまわりに伝えられるようになれば、もっと違ってくるような気がしました。
そんな家族なら捨てちゃえば・第27,28話のネタバレ
【27話】件の話が「女子生徒」ではなく「女子生徒の保護者」との話であることに気付く真木先生
真木先生は萩野先生からの相談を受けて、彼と例の女性徒の関係がこれ以上親密になってはいけないと強く感じていました。
渦中の「ある女子生徒」が一体誰なのか教室に様子を見に行ってじっくり考えてみますが、見ているだけでは見当もつきません。
しかし生徒たちから、篠谷一花という不登校の女生徒が今度の劇のシナリオを書くことになっているという話を聞いた真木先生。
彼女は篠谷一花と何度か、親を交えて面談をしたことがあったのを思い出しました。 さらに、その時の萩野先生の様子が若干おかしかったことも思い出します。
「生徒に手を出さないと誓う」と発言した萩野先生。
それは、「生徒以外には手を出す可能性がある」という言葉の裏返しかもしれないと真木先生は推測。
真木先生は件の話が女子生徒の話ではなく、女子生徒の保護者の話であるという答えに簡単に行きついたのでした。
さらに真木先生はその保護者が篠谷一花の母親であることを割り出し、自らが一花の母親の相談役を買って出ます。
そうして一花の母親と、萩野先生を引き離すことに成功する真木先生先生なのですが……。
【28話】母親からドレスを盗もうとする一花
真木先生は萩野先生に対し、生徒の母親と不倫なんて言語道断だと諭します。
しかし萩野先生は、事の重大さを理解していない様子です。
自分と一花の母親は、そんな下世話な関係ではないと言い返します。
それどころか一花の母親のことを思っているわけではなく、自分から引き離す目的で一花の母親に甘い言葉を囁いて良き相談相手に成り代わったのではないかと指摘してきました。
真木先生には一花の母親を救うことはできない。
萩野先生はそう断言します。
一方で一花は、劇で使うために母親が手作りしたレースを探していました。 しかしどうやら母親は、あのドレスを肌身離さず持ち歩いているようです。
一花は自分以外の姫役にドレスを着せたい。
しかし母親は一花に主役を演じてもらうために、このドレスを着せたい。
お互いの意見が一致しないまま、時間は過ぎてしまっています。
一花はもはや強行手段にでるしかないと考え、なんと変装して外出中の母親からドレスをひったくろうとしてしまいます!
しかしその弾みでドレスは橋の上から川へと落ちてしまうのでした……。
そんな家族なら捨てちゃえば・第27,28話の感想
真木先生の推理はズバリ的中しましたね!ただ確かに現状ではまだ不倫関係には至っておらず、萩野先生の一方的な気持ちだけですよね……。なかなかのグレーゾーンなので萩野先生を罰することもできない状況です。
それにしても一花がまたしでかしてくれました。 ひったくりだなんてとんでもないです……なぜこんな大胆な行動に移すことはできるのに言葉で訴えることはできないのでしょうか。不思議ですよね。
そんな家族なら捨てちゃえば・第25,26話のネタバレ
【25話】父親のパソコンのパスワードが、意外にも家族の誕生日だった
一花は父親のパソコンの暗証番号が解読できず、困っていました。
ヒントはモニターの端っこにメモされた、「かいずちみか」という6文字のひらがなのみ。
6文字のひらがなから8桁の数字を導かなければいけませんが、一花はアナグラムが苦手で全く解読することができません。
一花はメッセージのやりとりで光に助けを求めますが、彼はそういうのはたいてい家族の記念日や大切な人の誕生日にしているパターンが多いと返事をしてきました。
それは和気あいあいとした普通の家族の話だろう……と心の中で捻くれる一花です。
しかし、後に「かいずちみか」は並べ替えると「かずみ いちか」となることが判明。これは一花と母親の名前でした。
試しに一花が自分たちの誕生日を入力すると、パスワードが見事に解除されます。
開いたパソコンにはクイズが沢山書かれていました。 一花はそれらのクイズに見覚えがあります。
それは、以前一花がやりとりをしたレイタロウが作ったクイズだったのです。
【26話】かつて一花が相談事をしていた“レイタロウ”の正体は父親だった!
レイタロウには過去に、「人前でなかなか言葉が出ない」と相談事をしたことがありました。
相談するたびにレイタロウは、真摯に話を聞いてアドバイスを返してくれていたのです。
そんなレイタロウが作ったクイズのメモが、父親のパソコンにはたくさん残されていました。 ここで一花は、レイタロウの正体が父親であることに気が付きます。
ふと、両親への自分の態度を猛烈に後悔しはじめました。
自分が言葉や態度を一つ変えていれば、今まで怒った様々な問題は起きなかったのではないか。
母親が徹夜で作ってくれたであろうドレスを突き返すことなく、自分はシナリオ作りで劇に参加したいけどそのドレスは素敵だから是非使わせてほしいと言っていれば、あんなトラブルになることもなかったのではないか。
今更考えを改めたところで、時間は巻き戻りはしません。
一方で萩野先生に、一花のことを相談しにきている母親。
そんな母親に、一花の友達の唯ちゃんが物申しにきました。
母親が話をすべきなのは萩野先生ではなく、一花ちゃん自身とだとハッキリ告げる唯ちゃん。
母親はその言葉を理解することはできませんでしたが、なぜだか胸にチクリと刺さるものを感じるのでした。
そんな家族なら捨てちゃえば・第25,26話の感想
萩野先生は相談相手の別の女性に嘘を織り込みながら一花の母親の件を話しています。相談相手の女性には萩野先生が嘘を織り込んでいることが分かっているようですが、どの部分が嘘なのかはわかっていないようです。
萩野先生は一花の母親の行動を「ある一生徒」の話として話を進めています。
相談相手の先生から「生徒に特別な感情は抱かないように」と釘を指される萩野先生ですが、「もちろんそんなことはしない」的なことを良いつつどこか胡散臭い笑顔になっている感じがしてしまっていますね。
そんな家族なら捨てちゃえば・第1〜24話のネタバレ
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キャッシュ更新日: 2024/11/21 20:18:51