ゆりあ先生の赤い糸・第62話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ BE・LOVE

2022年8月1日発売の「BE・LOVE」9月号に掲載されている「ゆりあ先生の赤い糸」第62話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

乳癌の手術を終えたゆりあが帰宅

ゆりあは乳癌の手術を終えて、男のように短くなった髪のまま自宅へと戻ってきました。

帰宅してまず出迎えてくれたのは、なんと申し訳なさそうな表情のリクです。どうやら彼は出戻りし、ゆりあの不在中に家族の食事の用意をしてくれていたようでした。

しばらくは以前のような温かい時間を過ごすゆりあの家族たち。

しかし新型の疫病の影響が徐々に広がり、リクの実家の旅館の経営が傾き始めてしまいます。リクはそれを受けてしばらく実家に帰ることにするのですが、それ以来彼が東京に戻ってくることはありませんでした。

リクは傾いた実家の旅館を立て直すために、若旦那として旅館を継ぐことを決意したのです。しかし疫病の影響もあって現実は厳しく、リクの精神面はどんどんすり減っていってしまいます。

そんなリクを励ますために立ち向かったのは、ゴロさんでした。自分が寝たきりになったときに世話になったリクを今度は自分が励ますために、疫病蔓延中の最中、ゴロさんはリクが奮闘する老舗旅館へ一人で向かいます。

変らないリクとゴロさんの愛情

結果的に出戻りをしたリクでしたが、以前のようにゴロさんに対してベタベタするような素振りは見せていませんでした。帰って来たものの、どこかよそよそしく気を遣っているリク。

おそらく、ドラァグクイーンの衣装でゆりあたちを襲撃したときのことを申し訳なく思っているのかもしれませんね。あの行動は結果的にゆりあに対する心の荒療治にもなったので、そこまで後ろめたさを感じる必要はないように思えますが……。

そんな微妙な感じの2人でしたが、リクの実家の旅館で再会したときは、2人きりということもあってか思わず抱き合ってしまう喜びっぷりでした。リクは本当はずっとゴロさんとこうしたかったのでしょうが、ゆりあの手前ということもあり、我慢していたのかもしれません。

再会が果たせないゆりあとともや

乳癌で命を落とす可能性が0ではなかったゆりあは、あえてともやに「待っていてほしい」とは一言も告げずに別れを告げました。きっと優しいともやのことだから、待っていてほしいと言えばたとえ自分が死んでしまった後でも一生待ち続けて独り身のまま生涯を終える可能性があることを、ゆりあはわかっていたためです。

ゆりあの本心では、願わくば乳癌を根治させてともやと人生を歩みたいというのが本音でしょう。

しかし歳の差ゆえに自分の身体ばかりが衰え病にかかっていくのを考えると、ゆりあの中ではともやは別の若い女性と一緒になったほうがいいのではないかという自制心が効いてます。その上で疫病が蔓延して連絡を取る機会がさらに失われてしまったため、ゆりあとともやは未だに再会を果たせずにいます。

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ゆりあとともやが再会を果たせないこんな状況で、なんと予告では「次回最終回」の文字が！ゆりあとともやの歳の差ラブストーリーの結末はどうなってしまうのでしょうか……！

現在は癌の再発もなく穏やかな日々を送っているゆりあですが、幸せになるのは周りの人間ばかりな気がしてしまいます。ゆりあ本人の幸せの形をしっかり見つけてくれることを願うばかりです。そのためには、やはりともやとの再会が欠かせません！

最終回は2022年9月1日発売の10月号に掲載予定です！

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