最終更新日: 2022-12-28

アンサー・第14話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜クッキー11月号

斎と真波がついに両想いに！しかし、斎にはどうしても話をつけなければいけない相手がいました。それは、今回尊に真波を襲うように焚きつけた笑華のことです。なんと斎は直接笑華のことを呼び出して、笑華は犯罪に加担したのだと真実を突きつけます。言い逃れのできない笑華は本性を明らかにしますが……。

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アンサー・第14話のあらすじ（ネタバレあり）

笑華が本性を現す！全ては斎に愛されたくて……

斎に問い詰められて、笑華は本性を顕わにしました。彼女は腹黒い自分の企みを暴露し、最初から真波のことを友達だとは思っていないとハッキリ言い捨てます。

さらに自分がこのような行動をとった原因は、斎にあると言い出しました。

笑華は、以前斎に告白をしたことがあります。しかしその時、斎は笑華が本気で自分のことを好きだとは思っていませんでした。

というのも、その当時の笑華は何人もの男性と体の関係を持っており、とても本気で恋愛をするタイプには思えなかったのです。

そのことを指摘された笑華はバツが悪そうに一瞬言葉に詰まりますが、体の関係は「友達関係の延長上に過ぎない」と苦し紛れの言い訳を返してきました。

斎は、笑華が全く反省していないと判断。今回の件を上に報告すると笑華を脅し始めます。

それを聞いた笑華は態度を一変させます。斎は彼女の返答を呼んでいたかのように、上に報告しない代わりにある条件を笑華に突きつけるのですが……。

逆恨みで真波を狙った笑華

笑華は以前から斎に対して好意を抱いていましたが、全く相手にされませんでした。それでも振り向いてほしい笑華は、斎に認めてほしくて仕事を頑張り、オシャレにも力を入れるようになっていきます。

まさに、斎は樹花の原動力の全てだったのです。

しかしそんな笑華の努力も虚しく、結局、斎は笑華のことを見向きもしてくれませんでした。そんな中で笑華が目撃してしまったのは、真波に対する特別な視線を向ける斎の姿です。

笑華が真っ先に感じたのは、「なぜ全てを兼ねそろえている自分ではなく真波を選ぶのか」という疑問でした。

しかし実際に真波の作品を読んだ笑華は、自分がなぜ選ばれなかったのかを悟ってしまいます。

自分が真波よりも劣っており、今後も勝てる気がしなかったたった一つのこと……それは、真波のマンガに対する熱意でした。

彼女はこの時点で真波に対して敗北感を感じてしまい、その感情と斎に選ばれなかったという感情が完全にシンクロし、心の中では斎を諦めてしまったのです。

つまり笑華が真波を襲わせた理由は、自分が真波のポジションに成り代わりたかったわけではなく、単純に斎に選んでもらえなかった逆恨みによる行動なのでした。

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