コータロー君は嘘つき・第69話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「コータロー君は嘘つき」第69話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

回想編、衝撃的すぎる結末

前話のラストページは、森の中に佇むハルキとみのりの姿が。ハルキの手には、首吊り用のロープのようなものが握られていました。どう考えても不穏すぎる展開です。

そして第69話では、回想編の衝撃的な結末が明らかになります。

コータローは行方不明のみのりを探すために、大人たちと共に森の中へ入って行きました。

みのりがハルキと一緒に山の上のほうにいることは、みのりの意識を辿れるコータローだけがわかっています。ただし、「普通」を意識するコータローは、大人たちにこのことを伝えることができません。

しばらくすると、みのりの意識が乱れたのを強く感じ取ったコータロー。急いで現場に向かってみると、そこに広がっていた光景は……。コータローはその光景を見た瞬間、猛烈な耳鳴りと頭痛に襲われます。

果たして現場では何が起きたのでしょうか。コータローが見た光景とは？頭痛と耳鳴りの原因は？衝撃的すぎる過去のストーリーも、いよいよ終盤を迎えます。

コータローが見たもの

現場で何が起きたのか、コータローが何を見たのか、気になる方は是非マンガを確認してみてください。あまりにもショッキングかつ衝撃的すぎて、言葉で言い表すことはできない展開を迎えてしまいました。また、コータローがここで見た光景がきっかけとなって、おそらくコータローはテレパスの能力が進化したと思われます。もしかしたらハルキはこれが狙いでコータローにこの光景を見せたかったのかもしれません。

能力の進化の代償

ハルキの話では、「テレパスの能力は成長と共により強力になっていく」とのことでした。「操作」の能力はテレパスの第二段階の能力なのだそうです。しかし今話ではそれに関係するある新事実が明らかになります。テレパスの能力は成長すると共に強力になっていく代わりに、本人の脳に大きなダメージを負うというのです。

テレパスは短命？

詳細は定かではありませんが、ハルキの発言から「かつてはたくさんいたテレパスも能力の成長と共に命を落とした」「今ではハルキだけが残った」という新事実も飛び出してきます。もしかしたらハルキはかつてはテレパスの仲間がたくさんいたけれど独りになってしまい、同じテレパスであるコータローにわざわざ会いにきたのかもしれません。

DMMブックスでお得に読む！

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

ハルキが実はまだ中学生であることが判明しました。思っていた以上に子供だったんですね……。通りで掲げる目標がやたらと漠然としていて子供染みていたはずです。

みのりを連れて行ってしまったハルキですが、結果的にみのりは無事に帰ってきます。このことから考えると、ハルキもやはり根が悪いわけではなく、ただただ寂しいだけの青年だったのかもしれないと思えてきてしまいました。

「テレパスが生きやすい未来を作る」と信念を掲げていたハルキではありましたが、もしかしたら本人もそんな未来が作れるはずないとわかっていたのかもしれません。そう思わせるほど、第69話は切なすぎる展開を迎えてしまいました。

是非マンガで全てを堪能していただきたいです。第69話は必見の回になっています。

DMMブックスでお得に読む！