【最新話54話更新】「政略婚皇后は復讐の毒に咲く」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめ ｜ comico

「comico」に掲載されている「政略婚皇后は復讐の毒に咲く」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

王妃一家とアメリアが手を組んだ？

兄クレイグに見向きもせずに、ルーシャ王妃にばかり気を遣うアメリア。そこへルーシャ王妃の父親であるセンフィールド大公がやってきますが、彼もクレイグ王には見向きもせずにルーシャのことばかり気にかけています。

自分を放置されていると感じたクレイグはもちろんご立腹です。アメリアを呼びつけて憂さを晴らそうとしますが、アメリアはクレイグの手を力強く跳ねのけます！

以前のオドオドした妹の態度とは正反対な自信に溢れたアメリアを見て、クレイグは動揺を隠せません。しかし、兄として、王としての威厳を保つために、アメリアを言葉で責めようとするクレイグ。

割って入ってきたのはセンフィールド大公です。彼はクレイグ王にワインを勧めて宥めようとします。しかし、クレイグの見ていない所でセンフィールド大公とアメリアは目くばせをしていて……！？

懐妊した王妃の心境

ルーシャ王妃とクレイグ王は政略結婚です。婚約が決まってから結婚まではものの数日だったため、ルーシャ王妃も心の準備ができぬままに嫁いでしまったことになります。しかも内情は、力を持つセンフィールド大公を抑圧するための政略結婚でした。王妃の本心では、正直クレイグのような男の妻になることは本心ではなかったはずです。

センフィールド大公とアメリアの関係

この政略結婚によって、センフィールド大公は力を持っていながらクレイグに媚びへつらわなければいけない立場になってしまいました。つまり、センフィールド大公はクレイグに対して本当の忠誠心を抱いているわけではなく、どちらかというと厄介な存在です。おそらくアメリアはそんなセンフィールド大公のジレンマに付け込んで協力を仰いだのではないでしょうか。

側妃エイダ妃の立場

エイダ妃はクレイグ王の側妃です。エイダ妃にはどうやらすでに息子がいる模様。しかし、今回のルーシャ王妃の懐妊を受けて、エイダ妃の息子の王位継承権には大きな影響があったことでしょう。もしルーシャ王妃の子供が男児で無事に産まれた場合、エイダ妃の息子は王の座を弟に奪われるということになりかねません。

いよいよクレイグ王が痛い目を見る時がきたかもしれません。権力ばかりを主張して実際はそれほど頭の良くないクレイグのことですから、アメリアやセンフィールド大公の企みなんて気が付きもしないでしょう。

ワインを飲んだクレイグは果たしてどうなってしまうのでしょうか？アメリアとセンフィールド大公の作戦が上手くいくことを祈るばかりです。

ところで新登場のエイダ妃ですが、いい感じの地雷女っぷりを発揮しています。なかなかに濃くて存在感のある悪役が久々に登場しましたね。

兄クレイグ王に反抗心を露わにするアメリア

建国記念祭りの第一部。なぜか広場に国民が一人もいないことに、クレイグは大激怒します！執事に聞くと、どうやら国民は流行り病を恐れて家に引きこもっているのだとか。

それにしても1人も広場に人がいないなんて妙な話です。怒りと不信感を抱きつつも、クレイグは貴族たちが集まる建国記念祭りの第二部へ挑みます。

クレイグはそこで、王妃が懐妊したことを貴族たちに発表しました。ご満悦なクレイグとは打って変わって、皇后は辛そうな表情をしています。

貴族たちがクレイグと王妃へ挨拶にやってきました。アメリアもこれに混じりますが、なんとアメリアはクレイグの逆鱗に触れるような行為をあえてとります！

アメリアがクレイグを後回しにする

第二部の建国記念祭り出席したアメリアですが、なんとクレイグを後回しにして懐妊した王妃に先に挨拶をします！挨拶の順番は貴族社会ではとても重要な意味を持っていますが、アメリアはあえてクレイグを後回しにしたのです。これはクレイグからしたら妹の反抗の意思以外の何ものでもありませんでした。

国民がいるからこそ王が王でいられる

クレイグは、自分のおかげで国民が生活できているのに、流行り病が怖いからと建国記念祭りに出席しないのは言語同断だと考えています。基本的に「王がいるからこそ国民が生きていられる」という考えのクレイグ。しかし、実際は国民が農耕や商売をしてくれているおかげで、王が王として君臨できるのです。

無能な王

国民が流行り病で引きこもっているという話を聞いたクレイグは激怒しますが、不審を抱きつつもそのことを深く追求しようとはしませんでした。国民よりも貴族たちが自分への忠誠を表すために祭に参加することのほうが重要だとクレイグは考えたのです。有能な王なら国民の不審な行動についてすぐに調査をするはずですが、クレイグはそんな素振りを一切見せませんでした。

アメリアが嫁ぎ先の国の情報を一向に提供しないことに不満を抱いているクレイグは、挨拶の際にアメリアを言葉で攻撃しようと目論んでいました。そんなアメリアがまるで自分のことは眼中にないようにすぐに皇后のほうへ挨拶へ行ってしまったものですから、クレイグの屈辱感は相当なものだったと思います。

クレイグがアメリアとどう衝突していくのかが見物です。もしかしたらアメリアはクレイグをわざと怒らせて冷静さを欠くのが目的だったのかもしれませんね。はたしてアメリアはこの建国記念祭りで兄のクレイグをどう貶めるつもりなのでしょうか。

建国記念祭なのに国民が誰も出席しない！？

アメリアがブリュノに作った毒は、一時的に仮死状態にはなるものの命は奪えないように調整された毒でした。それだけではなく、アメリアはミレイユに解毒薬もしっかりと渡しています。そうとは知らないブリュノは、アメリアが作った致死性の弱い毒を使って王政の転覆を図っているのでした。

そんな中、ユアレバンナの建国記念祭の知らせがアメリアの元に届きます。アメリアとノアムは記念祭を反撃のチャンスだと考え、行動を開始することに！

一方、クレイグは建国記念祭で自分が愚民から歓声を受けて称えられる光景を楽しみにしていました。しかし、記念祭の当日、どういうわけか国民が誰一人広場に現れなくて……！？

クレイグの夢は愚民の上に国王として君臨すること

権力主義な上に親の七光りでしかないクレイグ国王は、愚民の上に立つ前国王の父親の背中に幼少の時から強烈な憧れを抱いていました。

父が亡き今、今こそ自分が憧れのポジションに立つ時と心躍らせていたわけですが、アメリアの暗躍によりその夢は見事に打ち砕かれてしまったわけです。

果たしてアメリアは建国記念日という大それた行事の中で、どんなトリックを使って国民たちを消してしまったというのでしょうか！

偽物の毒をつかまされたブリュノ卿

ブリュノはアメリアに作らせた毒を使って王政の転覆を図っています。しかし実際にはブリュノに渡された毒は致死性が乏しいまがい物です。

この毒を作ったのはアメリアですが、どうやらアメリアは毒の成分を細かく調整できるように密かに訓練を行っていた模様。

それを知ったアガットはアメリアの成長ぶりに感極まっている様子でした。アガットはサウーベルカではアメリアの良き理解者ですが、立ち位置的にはユアレバンナのミレイユとサウーベルカのアガットは似ているポジションにいる気がしますね。

ブリュノが追い詰められるのが予想以上に早すぎて呆気なさすぎる気がしました。偽の毒で暗殺計画を図ったブリュノを泳がせるのがアメリアの計画なのでしょうが、そうなると王政側の誰かがブリュノの毒によって仮死状態に陥る可能性が高いということになります。

ただの仮死状態に過ぎませんが、実際に近しい存在の誰かが被害を被るとなると、心がザワつきますよね。アメリアはそれを承知でブリュノに偽の毒を持たせたということなのでしょうか。だとしたらなかなかに肝が据わっています……。

クレイグにとって悪夢のような建国記念日は、どのような展開を迎えるのでしょうか！

【50話】追い詰められたブリュノが孤立化？

マナを制限されたブリュノは焦っていました。取り乱した様子で黒魔術師の協力者・トマにマナを分け与えるように要求してきます。しかし、これ以上マナを渡せばブリュノの命が危ないと判断したトマは、ブリュノを騙す形でマナを提供しませんでした。

追い詰められたブリュノはトマを見限り、アメリアの毒を手に入れてノアムを殺害することに注力しつつ、その傍らである人物を誘拐する作戦を企てて……。

【51話】偽の毒に騙されるブリュノ

ミレイユとブリュノが再び接触し、毒の取引が行われました。毒を手に入れたブリュノは無関係の衛兵を使ってその威力を確かめます。殺傷能力に満足するブリュノはその場を去っていきました。しかししばらくすると衛兵が目を覚まし、ミレイユは一安心です。どうやらこの毒には、アメリアが予め細工を施しているようで……。

ブリュノ卿には勝ち目がない？

数話前まではノアムに対して高圧的で自信ありげな態度をとっていたブリュノ卿。かなりの強敵になるかと思いきや、彼が追い詰められるまでの時間はあっという間でした。

他人のマナを移すことができる黒魔術ですが、言うほど便利なものではなく、現代でいうところの臓器移植に近い危険度があるようです。つまり、拒絶反応があればマナを移される側が命を落としてしまいます。

そんな危険な魔術を簡単に何度も使えるわけもなく、黒魔術師と結託したとはいえブリュノの脅威はかなり小さいものになってしまいました。

それにアメリアが暗躍してブリュノ卿の計画を阻害しようとしているので、もはや勝負はついたようなものです。

ブリュノはミレイユをうまく利用しているつもりですが、ミレイユはブリュノに脅されているふりをしつつアメリアにとって有益になる情報を彼から聞き出そうと暗躍しています。

それぞれがブリュノ卿の転覆のために暗躍している状況です。もはやブリュノ卿に残された道は、追い詰められた先でひと暴れするくらいな気がしてしまいます。

ちなみにミレイユがブリュノに脅されるシーンですが、作中ではブリュノがミレイユに対して足で壁ドンするシーンが描かれていました。威圧的なシーンではありましたが、ブリュノの焦りっぷりのほうが目立って奇妙なシーンに思えました。

今後は、アメリアが細工を施した偽の毒にブリュノが踊らされる展開が予想されます。おそらく毒の細工は「一時的に仮死状態にはなるがその後息を吹き返す」というものな気がしますが、アメリアはこの毒を使ってブリュノをどう嵌めるつもりなのでしょうか？

【48話】マナが使えなくなったブリュノ卿

平民出身で努力だけで騎士団長にまで上り詰めたブリュノ。ブリュノこそ、魔力を持たない民にとっては希望そのものだったはずでした。

しかし、　ブリュノは弱者たちの光になるどころか、ノアムの失墜及び国家反逆を企てる罪人に堕ちてしまったのです。

ノアムはブリュノのマナの流れを封じて捕らえようとしますが、そこへブリュノを助けるためにある人物が現れます。それは、なんと黒魔術師でした。

【49話】毒の魔法が鍵となる

マナを止めらるも何とかノアムの前から逃げおおせたブリュノ。彼は毒を使って王宮の人間の命を奪いにかかると考えられます。アメリアの兄もおそらく標的の1人です。

自分よりも先に兄の命を奪われては敵討ちができないと考えたアメリアは、急いで行動を移します。

一方でノアムは、ブリュノが黒魔術師たちと繋がっていることをやっかいに思いながらも、黒魔術師の弱点について思い出す点がありました。黒魔術師の弱点……それは、アメリアも使える毒の魔法だったのです。

ブリュノ卿の罪

皇后の誘拐や、魔物の襲撃事件など、最近の物騒な事件の全てにブリュノ関係していたとすれば、その罪の大きさは計り知れません。しかもブリュノは悪事が暴かれた後でも、更に罪を重ねようとしています。それほど王政に対して恨みがあるのでしょうが、結果的に努力だけで騎士団長の座まで上り詰めているのに、一体何に不満があるというのでしょうか。

サウーベルカの歴史

大昔のサウーベルカでは、生まれながらにして魔力の強弱によってある程度の身分の差があったようです。魔力が弱いものは魔力が強い者を基本的に疎んでいました。

そんな時、弱者の前に現れたのが黒魔術師たちでした。彼らは魔力の強い者から魔力を奪い取り、魔力の弱い者へ分け与えるという奇妙な黒魔術師を扱えたのです。

当然、弱者たちは黒魔術師にすがるようになり、サウーベルカの国内の力のバランスは失われ、内乱にまで発展してしまいました。

そんなとき、1人の魔法使いが現れ事態を収束に向かわせます。伝承によればその魔法使いは、毒の魔法を行使することができたのだそうです。

まさに、アメリアこそ伝承の魔法使いの再来と言えます。

ノアムとアメリアは離れた場所にいますが気持ちはひとつのようです。2人は黒魔術師たちに痛い目を遭わせるために行動を開始します。また、ノアムはブリュノを完全に国家の敵として国民に認知させるようです。

完全に立場が悪くなったブリュノですが、追い詰められれば追い詰められるほどにとんでもないことをしでかすタイプに思えるので、この後の展開が怖いですね……。

【47話】ノアムVSブリュノ卿

ブリュノ卿がミレイユに接触し、さらに王権の転覆を図っているという情報は、ノアムとアメリアに大きな衝撃を与えました。

ノアムはブリュノ卿と出会った幼少期の頃を思い出しています。当時、ノアムは子王太子殿下という肩書のせいで、友達のいない状態でした。そんな彼に気さくに話しかけたのがブリノ卿だったのです。

2人は授業中に魔物に襲われましたが、見事な連携で魔物を打ち負かします。その頃からノアムとブリュノ卿は互いを認め合う関係になっていたはずでした。

ノアムが昔の想い出に浸っていると、呼び出したブリュノ卿が現れます。ノアムは正面からブリュノ卿の謀反を指摘しました。

しかしブリュノ卿は焦る様子もなく、むしろ挑発的にノアムに言葉を返します。

裏切りの理由

ブリュノ卿が国を裏切ろうとした理由、それは、魔法能力を重視した国の体制への反感でした。魔力の大小によって社会的な地位が決定してしまう制度の前では、生まれつき魔力の弱い家計は家畜のような存在を受けているとブリュノ卿は言います。

とはいえ、ブリュノ卿の現在のポジションは皇帝の陛下の側近と言う重役です。家畜のような扱いとは程遠い高い地位のように思えます。ブリュノ卿が本当に不満に思っていることは何なのでしょうか。

始めての友達が裏切り者

ノアムは幼少期、王太子殿下という肩書のせいでまともに友達をつくったことがありませんでした。そんな彼に物怖じせずに話しかけてきたブリュノ卿でしたが、当初はブリュノ卿もノアムのことを名前では呼ばず、「王太子殿下」と仰々しく呼びつつも、その言葉には敬意が一切払われていませんでした。おそらくこの時の「王太子殿下」という呼び方には嫌味が強く込められていたのだと考えられます。

つまり、ブリュノ卿は幼少期のころから本当の意味でノアムのことを親友だと認識していなかった可能性があることがわかりました。

ノアムはブリュノ卿が裏切者だったことにショックを隠せない様子ではありましたが、彼を断罪する姿からはすでに彼を敵とみなして気持ちに整理をつけているようにも思えました。果たしてノアムはかつての親友でもあるブリュノ卿にどのような罰を課すのでしょう。そしてやたらと余裕そうなブリュノ卿の態度も気になります。この場から逃げおおせる秘策でもあるのでしょうか？

【45話】報復を受けるアメリアの姉

毒を盛られた姉は声がでなくなってしまいました。自分が死に至るのではないかと焦り、アメリアに懇願する姉。アメリアはそんな姉の歪んだ表情を見て、満足そうな笑みを浮かべています。

一方で、潜入調査中のサウーベルカ皇帝ノアム。しかし、警備の上官に見つかってしまい、身元を尋ねられます。そこへやってきたのはメイドのミレイユです。ノアムは機転を利かせてこのミレイユに「あの部屋」の話を匂わせ、彼女を一時的に味方につけます。

しかしミレイユはノアムがサウーベルカでアメリアに酷い仕打ちをしていると勘違いしており……。

【46話】アメリアがミレイユと再会する

その後、ノアムはミレイユと共にアメリアがいる場所へ向かいます。そこでようやくサウーベルカでのアメリアの処遇についての誤解がようやく解けました。

アメリアはミレイユの手にある無数の傷を見て、姉がどれだけミレイユをぞんざいに扱ってきたかを知ることに。ミレイユを慰めると共に、彼女の両親が国王の陰謀に巻き込まれていることを言及。

必ず首謀者を見つけ出して復讐を成し遂げることを誓うのでした。

ノアムの裏切り者

ミレイユは自分の家族を救ってくれようとするノアムやアメリアに対して、自分も何かできないることはないかと考えるようになります。そこでミレイユはある情報を2人に提供するのですが……その内容が衝撃的なものでした。

なんと、ノアムの側近でもあり旧友でもあるブリュノが、王権の転覆を図っていることが明らかになったのです。ブリュノはどうやら皇帝陛下を殺害し、サウーベルカ王国を乗っ取るつもりできるようです。

アメリアの兄の陰謀

ミレイユの情報から、亡くなったはずのアメリアの母親の遺体が、なぜか死後も劣化することなく美しさを保ったまま棺で眠っていたことが明らかになりました。

その事実を知ったアメリアの兄は、母親の棺を暴き、母の遺体を使って不老不死の研究を始めてしまったのだそうです。

肉親の墓を暴いてまで利を得ようとする人間に国を任せておくことなどできないと考えたアアメリアは、必ず兄の陰謀を暴いて見せようと決意を新たにしたようでした。

横暴だったアメリアの姉がついに痛い目を見る展開になりました！苦しむ姉の姿を見下ろすアメリアの表情が最高に怖かったです！どうやら姉は命は助かりはしたものの声を失ってしまった様子でした。命まではとらないところが、アメリアの本当の優しさがにじみ出ているなと感じましたが、この甘さが今後、命取りにならなければいいなと願うばかりです。

流行り病の正体が判明！

リュカを護衛に連れて、アメリアは馬車で国境へ向かいました。国境からはリュカと共に馬に乗って移動することになります。「乗馬」と聞いたアメリアは、過去の辛い記憶を思い出して気分が落ち込んでしまいました。

アメリアたちが流行り病の流行している村に到着。村の現状は予想をはるかに上回るほどに酷いものでした。

死体が山のように詰まれ、生き残った村人も全員瀕死で、ただ死を待っています。

しかしアメリアは村人たちの様子をみて、この状態の原因が流行り病ではなく毒によって引き起こされているものだと推理します！

アメリアが乗馬と聞いて落ち込んだ理由

アメリアはかつて酷いイジメを受けていた際に、馬小屋で寝させられた時がありました。加害者はアメリアに対し、アメリアは馬なんだから乗馬なんてもってのほかだと鞭でめちゃくちゃに叩いてきたこともあったのです。

そんな辛い記憶を思い出したアメリアは、乗馬ができないことを恥じます。

しかし、そんなアメリアに対してリュカはにこやかに初めての乗馬をしっかりサポートすると微笑みかけてくれたのです。リュカの気遣いと優しさに、アメリアは心が救われたことでしょう。

アメリアたちの年齢が明らかに

今話の作者コメントにて、アメリアたちの年齢が明らかになりました。 キャラクター設定上では主要キャラ3人の年齢がアメリア21歳、ノアム23歳、リュカ22歳となっているそうです。

ストーリーの重みと比べると3人の主要人物がかなり若い貴族であることがわかります。こんな若いうちから国を背負わされることになるなんて、おそらくすさまじい重圧に違いありません。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

アメリアはどうやら毒の原因が水源にあると考えているようです。村人たちからは「国を捨てた女」だと罵られて受け入れられなかったアメリアでしたが、魔法の力を駆使して村人を解毒して助けたことにより、徐々に信頼を取り戻していきます。

しかし、魔法の存在を公にすることは、アメリアにとってもノアムたちにとっても危険を伴う行為です。魔法の存在が明らかとなった今、アメリアたちが秘めている力について賛否両論の意見が飛び交う可能性が十分にあり得ます。

ノアムやリュカが目指す「魔法が認められる世界」への道は、まだまだ遠くではありますが、アメリアたちがその未来に向けて確実に一歩を刻み続けていると強く感じられる回でした。

さて、アメリアたちは毒の原因を突き止めることができるのでしょうか。