女が腹をくくる時・第7話（めちゃコミ表記13、14話）のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「女が腹をくくる時」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

離婚調停が終了！結果は……！？

植草 千香（35）は、夫の不倫を弁護士のエツコに相談！場面は離婚調停の真っ只中です。

離婚も婚姻費用の支払いも拒否したあげく、不倫をしているのは妻の方だと言い出す夫。しかし夫は妻の不倫の証拠も出さなければ、収入証明の書類すら提出しません。エツコはそんな不誠実な夫の対応について言及します！

裁判をチラつかせられると、あっという間に離婚に承諾する夫。しかし今度は、子供の親権も面会もいらないから養育費を払いたくないと言い出しました。あまりにも頭の悪い夫の発言に、調停委員もさすがに頭を抱えてしまいます。結局、夫との離婚調停は妻側の要求が通る形で無事に成立しました。

今度は不倫相手の矢島 絋美との3回めの裁判です！しかし絋美は今回も弁護士を雇わず、1人で法廷にやってきました！当然のことながらまともな準備書面を提出できるはずもなく、裏付けのない反論ばかりを繰り広げます。最後には法廷で大声を出して泣き叫び……！？

弁護士を雇わない不倫相手

2回めの裁判では、妻側の準備書面に対して、何の裏付けもなくただただ無駄な反論で食ってかかってきた絋美。その時、裁判官からは、次回は必ず弁護士をつけてくるようにと絋美に注意をしていたはずでした。それにもかかわらず絋美は今回も1人で出廷。ですが、全快のような覇気は見受けられず、どことなく負のオーラをまとっていて……？

四肢滅裂な反論文

絋美は法廷で、妻・千香のことをダンナに構ってもらえない可哀想な女だと明言します。“そんな女の主張なんてどうでもいい”というのが絋美の反論文です。この時点で絋美の言葉が法廷で何の意味も成さないことは明らかです。それどころか絋美は、夫婦に第2子の予定があり、夫が産婦人科に一緒に付き添っていたという話を裁判官から聞かされて、突然キレてしまいます！

凍り付く法廷

裁判官を“うるさい”と一蹴する絋美。ここから絋美のヒステリックが始まります！不倫なんて世の中の誰もがしていることなのになぜ自分だけが責められなければいけないのかと、あまりにも身勝手な反論を振りかざす絋美。もちろん、法廷は絋美の泣き叫ぶ声で凍り付いてしまいます。

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裁判官もドン引きの展開です。弁護人を雇わない不倫相手が全ては悪いのですが、もしかしたら不倫相手には弁護人を雇うお金すらないのかもしれませんね。不倫夫もそんなに金を持っていそうには見えませんでしたし。

もしかしたら経済面では被害者の千香が一番余裕があるのかもしれません。千香はしっかり働いていますし、計画的に事を勧める能力が十分備わっているように思えます。

対して不倫相手の絋美は、何というか法廷で証言するほどの知性を持っていない幼稚な印象を受けました。反論文も反論になっていないただの言いがかりばかりです。この状況で一番大変なのは、裁判官だったでしょうね！