禁忌の子・第35話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「禁忌の子」第36話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

実は、エヴァンは10年前からソフィアに片思いしていた！？

ソフィアは、エヴァンが本気で自分のことを愛していることにようやく気が付きました。アカデミーで出会ってからまだ日が浅いはずのエヴァンが、なぜここまで自分に執着心を抱いているのか？ソフィアは不思議でなりません。

実は、ソフィアとエヴァンは10年前に皇帝陛下の誕生パーティーですでに出会っていたのです！あまりにも短い出会いだったため、ソフィアの記憶からは消えていましたが、このときソフィアに一目惚れをしたエヴァンは、なんと10年以上もソフィアのことが忘れられずにいたのでした。

ただし、当時は天使の子として育てられていたソフィア。悪魔一族のエリートであるエヴァンとは、将来的には対立する相手のはずです。

エヴァンはソフィアのことを一度はあきらめかけますが、彼女が禁忌の子であると知った時、自分の中で燻ぶっていた恋心が再び燃え上がるのを感じ……。

悪魔が天使に恋をした瞬間

ソフィアとエヴァンが初めて出会ったのは、実はエヴァンが8歳の時でした。10年以上もエヴァンはソフィアのことを意識していたことになります。悪魔であるはずのエヴァンが最初にソフィアを見て抱いた感想は「天使のように可愛い少女」という素直な気持ちでした。悪魔が天使に恋焦がれるなんて、ロマンチックな話です。

エヴァンが告白

出会いの経緯を語るとともに、エヴァンは自信の正直な恋心をソフィアに明かします。そして自分と一緒になった暁には、必ず禁忌の子であるソフィアが望む世界を作り出して見せると約束してくれました。おそらくそれは、天使族と悪魔族の争いを無くす運動に尽力するという意味なのでしょう。しかし、もし本当にそんなことをすれば、エヴァンは一族から破門にされないでしょうか？また天使族からより一層命を狙われる結果になり兼ねません。

エヴァンがソフィアを強引に抱いた理由

かつて、エヴァンはソフィアに同意なしの行為を強要しました。それに関してエヴァンは、ラシードに対する嫉妬心からソフィアを抱いてしまったことを打ち明けます。普段はラシードを鼻で笑っているエヴァンですが、心の底ではしっかりとライバル視していることが見て伺えました。

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第36話にもラシードは1コマも登場しませんでした！いち早くソフィアを救出に来たのはラシードなのに、こんなのはあんまりです……。

ただ、エヴァンはソフィアに思いを告げた後、その場から飛び立とうとしています。ソフィアが自分を受け入れてくれる日を永遠に待っていると告げるエヴァンの表情は、どこか刹那げでした。

エヴァンは、生涯、ソフィア以外の女性を愛さないと心に決めているのでしょう。あまりにも純愛すぎてエヴァンがだんだんと悪魔ではなく天使に思えてきてしまいます。

次話では、エヴァンが去った後、入れ替わるようにしてラシードが登場する可能性が高いです。展開的に、ここでラシードからも情熱的な告白の言葉があると、ストーリー的にも盛り上がるのですが……。