神様なんか信じない僕らのエデン・第2巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「神様なんか信じない僕らのエデン」第2巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

第2巻で描かれるのは「2度目の発情期」

陰キャ×陽キャという異色カップリングに、オメガバースの要素まで加わって、上巻と下巻はまさに盛りだくさんな内容でした。

すでに最高の形でハッピーエンドを迎えたかのように見えていた下巻でしたが、なんと第2巻も発売されていたことには驚きです。

内容は、高校3年生になり受験を控える2人が、春休みの合宿中に2度目の発情期を迎えてしまうというもの。ここだけ聞いただけでも、青年たちがあらゆる葛藤に苦しむ姿が想像できて、わくわくしてしまいます。

発情期は広まっていく？

発情期が何度も起こるのだとしたら、いったい何がどうなれば2人は発情期を起こさなくなるのでしょうか？

もしかしたら、メス役になっている側が妊娠するまで、発情期は繰り返されるのかもしれません……。それはそれで、読者的にはおいしい設定です。

また、第2巻は、もしかしたら発情期現象が識人と西央くん以外にも出現するのかもしれないという可能性を漂わせたところで終わりました。

西央の恋敵が登場！？

というのも、陰キャだったはずの識人（しきと）ですが、受験期になりクラスメイトからの人気が爆上がりし、ファンが急増したのです。

発情期を迎えてからというもの、識人は漠然とカッコ良さが増していました。もう誰も、識人のことを陰キャだと思っている同級生はいないでしょう。

むしろ、男女問わずに多くの同級生が、識人に魅力を感じるようになっています。そしてその中の1人の男子が、どうやら識人のことが気になって仕方がないようなのです……。

まさかの3角関係勃発の展開！？第3巻は絶対に見逃せません！

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第2巻のあとがきでわかりましたが、やはり『神様なんか信じない僕らのエデン』は上巻と下巻で一度完結する予定だったそうです。

その後、読者からの熱い応援と要望を受けて、第2巻を発売するに至ったのだそう。

どおりで上巻と下巻があまりにも綺麗な形でエンディングを迎えていたわけですね。

第2巻はまさかの三角関係勃発を彷彿とさせるような神展開でした。

もしかしたら西央にも思いを寄せる輩が現れて、三角関係どころか四画関係、ご角関係に発展していく可能性もありますね……。

しかし、本作の発情期が「人類が繁殖するために最も効率のいい最適解を模索している」ことによって発現した人間の進化だとしたら、自然界のようにコロニーを築くいて集団繁殖を行うというのも、1つの道だとは思います。

さすがに漫画でそこまでいくのはやりすぎかもしれませんが…。

ただ今の段階だと、少なくとも複数の男子生徒が、西央の発情に伴うフェロモンに、何かしらの色気を感じている様子でした。

これは不穏な展開も期待できてしまいますね～。