ギルティ・第40話のネタバレと感想｜まんが王国

「まんが王国」に掲載されている「ギルティ」第40話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ギルティ・第40話のネタバレ

久々に爽がチートンに飲みに来てくれて店長の龍は喜んでいました。

しかし飲み明け暮れて明らかに気分が落ちている爽のことを心配せずいられない龍です。

閉店時間も2時間すぎてる、なんならこのまま嫁にきたっていいけど…今日はいったいどうしたの？と龍なりに爽のことを気遣います。

爽が冗談交じりにそうしよっかな…と答えると、龍はテンション爆上がり。 明日にでも婚姻届けをだしてくる！と言い出しました。

「結婚」という言葉でこれまでのことを思い出してしまったのか…爽はポロポロと泣き出してしまいました。 龍たちは彼女の涙の訳を尋ねます。

 

話を聞いた龍たちは、驚きと動揺を隠せません。

2ヶ月間、瑠衣が意識不明だったのはおそらく事実。 だとしてもこんなこと受け入れられるわけがない…と爽は自らの胸の内を告白しました。

龍は、せっかく最近の爽は元カレといい感じに戻れていたのに…と悔やんでいます。

 

一方その頃、秋山の元へは泉川から手紙が届いていました。

一緒に送られてきた荷物には、瑠衣が子供のころに大切にしていたぬいぐるみが入っていました。 手紙には自分には瑠衣は救えなかった…今の彼女には秋山以外に頼る人がいないからどうかお願いしますと泉川の想いが綴られています。

 

今の瑠衣はまるで子供のようになってしまっています。 色々あった後ではありますが、結局は秋山も今の瑠衣を放っておくことはできませんでした。

夕食を取りながら、秋山は瑠衣に子供のころに行った海のことを覚えているかと尋ねてみます。 彼女はそのときの情景をとても詳しく答えてきます。 どうやら幼いころの記憶が鮮明に蘇っているようです。

秋山は自分でも覚えていない記憶を話始める瑠衣に驚きます。

 

その後、秋山は爽と話すために彼女の職場に直接足を運びます。 秋山が爽と連絡が取れなくなって心配していたと話すと、彼女は連絡を無視していたことを謝ってきました。 その理由について、瑠衣が子供のふりをしていることにが耐えられないと話す爽。

しかし、秋山のほうは瑠衣が昔の頃にもどってしまったことをやはり信じている様子。

爽は残念な気持ちになり、秋山の手を振りほどいて帰ろうとします。 今の爽に瑠衣を受け入れて待っていろというのは無理な話なのです。

しかし爽の中では加藤がありました。 あんなことをがあっても尚妹の肩を持つ秋山…。 しかしあんな状態の妹を放っておくような男ならそもそも爽は秋山のことを好きになっていません…。

爽は心の中に迷いがありましたが、口をついて出てくる言葉は“ずっと仲良し兄弟をやっていればいい”という辛辣な台詞でした…。

秋山はそれに、お前が助けてくれた命だからだと答えます。

 

そう、瑠衣が階段から落ちたあの日―――秋山は側にいましたが動揺して何もすることができていませんでした。 代わりに救急車を呼んで心肺蘇生をしてくれていたのは、爽だったのです。

爽も、瑠衣に死んでほしくはなかったのです。 もちろんそれは、秋山のためでした。

秋山は涙を流す爽を後ろから抱き締めます。

 

秋山の不在中…。 瑠衣は泉川から送られてきたぬいぐるみの中からスマホを取り出していました。 泉川との交換日記の写メを読み始めた彼女は…過去の記憶を取り戻してしまいます。

 

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ギルティ・第40話の感想

正直今回は爽の気持ちにものすごく同調してしまいます。 秋山…本当にそれでいいの！？って感じです。 彼はちょっとお人よしすぎるというか優しすぎるというか…。 そしてその「人の優しさ」というのを爽にも押し付けている気がするんですよね！

人間って自分の心が壊れる間近でもそこまで人に優しくできる生き物ではないと思います…。 瑠衣を信じて待っていてほしいなんて、爽にとってはあまりにも酷な要求です。

というかこれまでも散々待ってたじゃないですか！ これ以上待たせるなんてもう…爽の気持ちが離れてしまっても正直おかしくはない…。 このままでは瑠衣によって秋山は最後まで人生を狂わされてしまいます。 兄弟二人きりで一生過ごすなら別にそれでかまいませんかもしれませんけど…でもそうしたら爽はどうなる？って話ですよね。