ふつうな僕らの・第9話のネタバレと感想｜別冊マーガレット1月号

別冊マーガレット1月号掲載「ふつうな僕らの」第9話のネタバレと感想をまとめました。

椿×一颯×桜介×日高。夏合宿で4人の関係はどうなってしまうのか・・・？

ふつうな僕らの・第9話のネタバレ

今回は桜介の過去の話からスタートです。 一颯が「耳の聞こえないかわいそうな子」なら、桜介は「母親から捨てられたかわいそうな子」でした。

小さな兄弟がいたので、祖母の家にお世話になることが多かった桜介。 ある日一颯の母親から一颯と一緒に手話教室に通ってほしいと頼まれます。

最初は一颯にも「つきあわせてごめん」と謝られていましたが、だんだんと手話が分かるようにつれて、二人の関係も明るいものへと変わって行きます。

それから土曜日は二人で手話サークルに通う日になり、一颯が中学に入ってからも変わりませんでした。

しかし奈央が加わって3人になってからは、その関係は変わってしまったのです。

中学に入った桜介は偶然保健室で会った一颯に、どうして奈央と付き合っているのか尋ねます。全然幸せそうに見えないのにどうして、と。

すると一颯は「今まで幸せなんて思ったことない」と答えます。

その答えを聞いて、自分も幸せだと思ったことがないと告げる桜介は、一颯がいままでずっと「ひとり」だったのだと気が付きます。

場面は戻って夏合宿。 桜介と一颯は一緒に自由行動を回りますが、一颯は16時から椿との約束がありました。

二人で椿との待ち合わせ場所に向かいますが、道中で具合の悪そうな奈央を見かけ心配になった一颯は、桜介に先に待ち合わせ場所に行くよう頼み、奈央のもとへ駆け寄ります。

先に待ち合わせ場所についた桜介は逆ナンに遭いますが、やってきた椿に助けられます。

昨夜の奈央との出来事を聞く椿に対し、自分が母親から捨てられた子だということや、一颯に執着しているわけではないと答える桜介。

そのままホテルに帰ろうとしますが、椿から一緒にパフェを食べに行こうと誘われます。 「奈央のことが心配で行けない」と一颯から連絡があったのです。

一方具合の悪い奈央は一颯へ先に帰るよう促しますが、心配だから一緒にいるよと言われます。「友達だから」と。

夜、部屋では桜介と一颯が話をしています。 約束を破ってしまったことを心配する一颯に対し、奈央とも椿とも仲良くしようとするのは虫が良すぎるのではないかと怒る桜介。

しかし桜介が怒る理由の分からない一颯は、関係ないとつっぱねてしまいます。

呆れた桜介が荷物を持って他の部屋に移動すると、ちょうど1年生の集まりが始まっていました。

奈央と一颯の関係を面白おかしく話す1年生の中で椿が辛そうだと気が付いた桜介は、用事をつくり椿を連れ出します。

椿は外で泣いてしまったにも関わらず、それでも明るく振る舞います。

桜介とパフェを食べたり、夜に写真を撮りに行ったり、全部楽しかったから良いと伝える椿に対し、相手が同じ気持ちじゃなかったらどうするのかと尋ねる桜介。

誰かを想う気持ちが気持ち悪いなんてこと　ないよ

ふつうな僕らは・第9話の感想

桜介の抱えていたモヤモヤした気持ちが、椿の言葉によって晴れましたね。

一颯から何度も突っぱねるような言葉を浴びせられてしまった桜介が可哀想な気がします。 けれど一颯も悪気はないんだろうなあ・・・。

椿と一颯の関係もそうですが、一颯と桜介の今後が気になる回でした！

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