サレタガワのブルー・第71話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」掲載されている「サレタガワのブルー」第71話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

サレタガワのブルー・第71話のネタバレ

「自分たちは藍子と違って幸せになる！」と勝利宣言をした高橋ともみ。 そんな高橋と和正のその後についてですが―――。

 

和正は、自分と藍子の不倫を高橋が知っていたことに驚きを隠せませんでした。

高橋は藍子の口から直接聞いたのだそうです。 しかし高橋は、自分も藍子同様に愛人の立場だから文句なんて言えないと謙虚なことを言い出しました。

藍子は可愛いし和正も素敵だから惹かれ合うのは当然だと、やけに冷静な物言いをします。

 

どうやらその冷静さの根底には「二人は既婚者同士の不倫だから火遊びみたいなもので、自分の本気の不倫とはワケが違うのだ」という考えがあるようです。

和正的には高橋のもうもただの「遊び」に過ぎなかったのですがね…。

 

しかし高橋は止まりません。

いつか一緒になれると信じていた…と和正の腕を強く握ります。 そして涙を流しながら、自分は愛情深くて我慢強い女だから、和正のような男には私みたいな女がピッタリだと思うと言い始めました。

 

和正は、高橋の涙を初めて見ました。 そして彼女がずっと我慢をして傷付いてきてまで自分のことを好きでいてくれていることに…心を打たれます。

梢との離婚も決まり何もかも失った今…和正にとって高橋は救いにしか見えません。

 

 

高橋は我慢強くて呆れるくらいいい女です。 彼女と自分の子供も生まれるし…ここから人生を新しく再スタートされるのも悪くないという気分に彼はなります。

そしてそのまま和正は高橋に一緒になろうとプロポーズを…！

 

2年越しの夢が叶った高橋は大喜びです！ ずっと都合のいい愛人止まりだったのに、まさか正妻になれるなんて大どんでん返しも良いところ！

高橋は有頂天になっていました。

 

 

しかしそんな彼女へ、地獄を届けにある人物が会社へやってきます。

受付に来客があるとのことで高橋が行ってみると…そこには和正の元妻・梢の姿が…。（この時点ではまだ高橋は梢と和正が離婚をした事実を知りません。）

 

二人はカフェに赴き、話をすることになります。 先ほどと打って変わって高橋は追い詰められた絶望の表情をしていました。

いつかこんな日が来るとは思っていましたが、実際に正妻を前にすると恐怖と罪悪感で萎縮してしまう高橋です。

 

しかも梢は正々堂々とした態度で、会話の録音を取ろうとします。 梢はガチで高橋を狩りに来ていたのです。

しかしこんなことで弱腰になっていては、お腹の赤ちゃんを育てる事なんてできない…。 子供に背中を見せるつもりで、高橋は恐怖を堪えて、梢に立ち向かいます。

 

高橋は言い訳を一切せずに、ありのままを語り出しました。 和正とは2年前から真剣な付き合いをしていること…。 いつかこんな日がくると覚悟の上ではいた…と行って高橋は頭を下げて謝罪します。

藍子と違ってずいぶんと潔い高橋の行動と言動に梢は意外そうな表情はするものの、全く動じることはありませんでした。

やっていたことは所詮一緒。 人の夫を奪い、子供の父親を奪い、「すみません」では済まされないと厳しい表情を高橋に向けます。

 

 

高橋はその後、ATMでお金を下ろしてきて自ら慰謝料を梢に手渡します！

そしてどうか和正さんを自分にくださいといって梢に頭を下げるのです…！

 

あまりにも誠意ある高橋の意外な反応に…果たして梢が出す答えとは―――？

 

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サレタガワのブルー・第71話の感想

時系列を整理しますと…。

梢が和正の子を妊娠。 そのころから和正は「新人で扱いやすそう」という理由で高橋に手を出します。 一年半後の夏…和正は今度は藍子との不倫をスタート。 高橋は和正が自分以外の女にも手を出し始めたことに気付きはしていましたが…傷つきながら我慢をしてずっと和正が戻ってくることを待ち続けていました。 そして梢に不倫の事実がバレ離婚を突き付けられはしますが、和正はこれを拒否。 和正の意見は一蹴されて、和正は仕方なく今度は高橋と一緒になろうとしている…とこういう感じです。

ザ・クズ男！ですね！ 一番悪いのは間違いなく和正！ コイツがいなければ藍子が道を外すことも高橋が一人で妊娠に悩むこともなかったかもしれません。 本当にこういう男は二度と結婚なんてしちゃダメだと思います。 高橋と一緒になったところで、絶対にまた浮気を繰り返すことでしょう…。

そうなったときも高橋は一人で耐えられるんですかね？ 正妻となっても和正の浮気を容認し続けるのでしょうか。 そんなのまるで戦国時代の妻みたいですよ…。

自分が育児に奮闘している中、夫が別の女と楽しくやっているのを笑顔で耐えるなんて…絶対できるわけないと個人的には思います。