わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ1巻(4章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第1巻4章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ1巻4章のネタバレ

式を放ち、ずっと清霞を監視していた辰石家当主・実。 それに気付いた清霞は、姿を隠すためのお守りを美世に渡しました。

ある日、美世はそのお守りを家に忘れたまま外出してしまいます。 表情も、身につけているものも、雰囲気も、驚くほど変わった美世の姿を目にした実。

自分が望んだ展開になっていないことに気付きます。 腹を立てた実は、香耶を利用して二人の仲を引き裂くことに。

実から美世の様子を聞かされた香耶は、出来損ないであるはずの美世が久堂家で上手くやっているという事実に嫉妬し、久堂家の嫁にふさわしいのは自分なのだと考えます。

そして、実と協力して、美世を清霞と別れさせようと企むのでした。

お守りを忘れたことに気付いた美世は、ゆり江と一緒に急いで帰宅しようとしますが、家の近くまで差し掛かったところで実に誘拐されます。

連れて行かれた先は、斎森家の裏庭にある古びた蔵でした。 美世が目を覚ますと、香耶と香乃子が現れ、清霞との婚約を諦めるようにと脅します。

恐怖と緊張に襲われながらも、決して要求を受け入れない美世。 香耶と香乃子は焦り、酷く腹を立て、暴力を振るいます。それでも美世は今回ばかりは譲れないと、決して諦めず立ち向かいます。

ゆり江から美世の誘拐を知らされ、自分の力が及ばなかったことに苛立ちを募らせる清霞。 犯人の目星はついているものの決め手がなく困っていると、そこに現れたのは幸次でした。

幸次は実と香耶の会話を聞いていて、美世が連れ去られたことを知っていたものの、自分だけでは助けられないと清霞に助けを求めに来たのでした。

斎森家へ向かった二人を待ち受けていたのは、真一と実。 行く手を阻もうとしますが、格上の異能者である清霞は難なく敷地内へ侵入します。焦る実は幸次の命を奪う勢いで炎を使って攻撃しますが、清霞に阻止されます。

その炎がきっかけで、斎森家の屋敷と庭は火事に。 清霞は幸次の記憶を頼りに、美世がいるであろう蔵へ急ぎます。

そこで、香耶と香乃子から暴力を受ける美世を発見。自分は悪くない、久堂家の嫁にふさわしいのは自分だと、本気で自身の正当性を主張する香耶。 清霞は、呆れて指摘する気も起きません。

香耶のような傲慢な女を選ぶことはないと言い放ち、燃え盛る斎森家から美世とともに脱出するのでした。

 

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わたしの幸せな結婚・小説1巻4章の感想

自分勝手な理由で美世の幸せを奪おうとする斎森家、辰石家の人間に心底腹が立ちました。 清霞が誰よりも強く、優しい人で本当によかったです。

また、力がなく優柔不断で優しすぎる幸次が、今回こそはと意を決して美世のために行動してくれたことや、美世が香耶たちに決して屈しなかったことは喜ばしい変化だと思います。 これまでの悪事が自分たちに跳ね返ってきたかのように、大きな被害を被った斎森家。

今後、美世の邪魔もできないくらいに衰退してしまえばいいのにと思います。