わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ4巻(5章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第4巻5章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ4巻5章のネタバレ

甘水を追うため、忙しい日々を過ごす新。実際の帝国の支配者である堯人は強い結界で守られているため、おそらく狙われるのは帝だろうと予測します。 そこで、帝の住む宮城のはずれにある小さな宮へ向かうことに。早速、宮城の門のあたりで作られた異能者たちの気配に気付きます。

一台の自動車が門の前に停まったかと思うと、たった数人の警備に囲まれ帝が出てきます。 その異様な光景をおかしいと思いながらも、門番は誰も止めようとしない様子。

帝は甘水直に操られているのでした。新は式を二つ生成し、一つは自動車を追跡させ、もう一つは清霞のもとへ事態の報告へ向かわせます。

一方、美世は屯所で掃除をしながら、沈んだ表情をする薫子を心配します。

そこへ、帝が行方不明との情報が入ってきて、屯所は慌ただしくなります。 帝の話を聞いた途端、顔面を蒼白にし震える薫子。美世は百足山の班が守る道場に立てこもり、清霞は帝を追う新のもとへ行くことに。

道場には厳重な結界が張られ、美世を隊員が取り囲みます。簡単に破られないはずの結界がなぜか解かれ、美世を迎えにきたという甘水直の声が聞こえます。

隊の中にいる裏切り者に内部から結界を破ってもらったのだと言う甘水。 なんと裏切り者は薫子で、実家を人質に取ったという嘘で脅されていたのでした。薫子は脱力し動けません。

百足山たちは甘水と戦うも力の差があり劣勢。 美世は甘水の前に立ちはだかり時間稼ぎをします。そんな美世の自己犠牲の精神が大嫌いだと言う甘水は、一族のためだと言って斎森家に嫁いだ澄美も愚かで憎いと話します。

腹を立てた甘水は、美世を力ずくで連れて行くと言うと姿を消し、美世の首筋に短刀を突き付け脅すのでした。

そこへ、帝の誘拐が陽動だと分かり戻ってきた清霞が甘水から美世を助け出します。 甘水と戦うも、どこかにいる宝上の異能で邪魔され、甘水はその隙に立ち去ったのでした。

一方、帝を追って帝の別荘へ到着した新。そこには誰もおらず、式が幻を追わされていたのだと分かります。

甘水に加担していたのではないかと、薄刃家の新を疑う隊員たち。その後も一人で別荘を調査しますが、手がかりは見つかりませんでした。

そこへ突然甘水が現れ、薄刃家は他の異能者たちに迫害されていると言うと、新に異能心教に入らないかと提案するのでした。

 

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わたしの幸せな結婚・小説4巻5章の感想

百足山たちは強いイメージだったので、甘水直に対して全く歯が立たなかったことに驚きました。甘水の異能は強力ですが、甘水は戦闘能力も相当高いようです。 甘水が雑談に応じなければ美世は清霞が到着する前に連れ去られていたと思うので、今回は本当にラッキーでした。

一方の新は、必死に甘水を追うも失敗。反対に、周りから疑いの目を向けられてしまいます。新にとってはやりきれない状況ですが、甘水の甘言に惑わされないようにしてほしいと思います。